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キャラメルパスタ (\5,900)、 烏賊墨を打ち込んだビゴリの紙包み焼き (\10,400)、 白トリュフのタヤリン (\5,900)
2006/09/08
幸運にも林シェフの著書「DEEP PASTA」
http://www.shibatashoten.co.jp/bookstore/book/000710.htmlに出会え、都心にありながら喧騒とは無縁の場所にあるこちらのお店を知る事ができました。
「手作りの良さ」を心の底から楽しませてくれるお店で、手打ちのスペシャルなパスタと豊富な食材を自由に組み合わせる事を許してくれる、数少ない「オーダーメイドパスタ」を提供してくれるリストランテなのです。
ディナーを楽しむなら電話で席の予約は必須ですが、それだけではこのお店を本当に予約した事にはならないのです。
手打ちのパスタで名を馳せた凄腕シェフであり、スタンダードなものから聞いた事も無いパスタまで、実に様々なタイプの手打ちパスタを楽しませてくれるのですから、他のお店では決して味わえない、特別なものを事前にオーダーしておく事をおすすめします。
普段はお目にかかる事の無い、キャラメルやらハンカチやらナストリやら………
奥深い味わいは元より、イタリア料理の豪快なボリューム、スタッフの頼もしい接客、そしてパフォーマンスも楽しむ事が出来るでしょう..........
着席すると、生ビールで喉を潤しつつ、魚介や夏野菜・キノコを含む食材を並べて、カメリエーレと一緒に本日のメニューを組み立てる事になります。
料理を出す順番はシェフにお任せし、以下のようになりました。
前菜はパスして、いきなりパスタからはじめました。
一皿目はシャラン産鴨肉ソースのガルガネッリ。
形状はペンネに似ていますが、その生地は薄く四角い一枚の紙を巻いたように形作られています。
外側の細かい溝に鴨肉の甘くジューシーなソースがよく絡み、味わい深い一皿でした。
ボリュームも十分です。
二皿目は赤座エビのリーゾ。
アカザエビを使ったトマトソースのリゾット。
酸味が強く、赤のフルボディでも持て余すほど強いトマトソース。
エビ味噌の濃厚な味わいと鮮烈なトマトの酸味が良い具合に。
仕上がりは完璧でした。
ここで最初のボトルは空に.............
三皿目はキャラメルパスタ。
事前に予約をしておいたもので、一番の楽しみでもありました。
チーズフォンデュを仕込んだ詰め物パスタなのですが、その生地の薄さに目を見張ります。
一皿に三つしかのりませんが、見た目の可愛らしさとは正反対で、意外と重たいパスタです。
熱々の皿に盛り付けられていて、噛んだ途端に甘いチーズがトロッと溶け出てきます。
味付けはシンプルにオリーヴオイルだけですが、実に贅沢なパスタと言えます。
食べて美味しいだけでなく、目でも楽しませてくれました。
四皿目は烏賊墨を打ち込んだビゴリで、海の幸・季節の茸の紙包み焼きをいただきました。
このパスタも事前に予約が必要です。
調理に入る前、ビゴリ専用の圧搾機を使ってパスタの成型過程を見せてくれます。
押し出されて出てきたパスタは表面がザラザラしていて、魚介のソースを良い具合に絡めてくれそうでした。
紙に包まれて、魚介と共に蒸し焼きにされて供されるのですが、パスタのコシは失われる事無く、その存在感は他の具材を圧倒するほどです。
盛られた皿のボリュームはこれ以上無いと思うほどで、料理の追加を予定していたのですが、あっさりと断念。
山の幸の良い香りと海の幸の甘い香りが織りなす、まことに贅沢な一皿。
力強いその味は、最後でなければ他のパスタが霞んでしまうほど濃厚でした。
食後にはグラッパとゴルゴンゾーラチーズをいただきましたが、パスタの印象があまりにも強烈だったため、後から食べたチーズの印象が薄らいでしまったほどです。
合わせたワインは、赤と白の二本。
赤は、 Ripanus Rosso Piceno DOC(マルケ州産、フルボディ)濃厚でゆったりとした軌跡がグラスに残る重たい赤で、ぶどうはモンテプチアーノとサンジョヴェーゼの混合。
適温で管理されていたらしく、抜栓と同時に良い香りが漂い始めました。
ベリーの香りが強く、後からタバコの香りがついてきます。
ボディはガッシリとしていて、厚みも十分。
飲み応えのある1本でした。
白は、Falanghina IGT Beneventano 05'(カンパーニャ州産)軽く緑がかった薄めの黄色で、香りはリンゴ。
すっきりとした辛口で、とてもフルーティ。
味わいは烏賊墨のヴィゴリにも負けておらず、しっかりとしています。
少々飲み残してしまいましたが、後は持ち帰りに。
接客にも不足は無く、ワインの継ぎ足しも完璧です。
予算をあまり気にしない食材の選択など、気になる点はあるものの、オーダーメイドなイタリアのリストランテではごく当たり前に行われていることでもあるので、贅沢なディナーを楽しむ目的ならおすすめ出来るお店ではないかと思います。
参考
料理総額:21,550円
飲物総額:17,060円
サーヴィス料:無し
支払い総額:38,610円
2006/09/11
果たして白トリュフの時期まで我慢がならず、独りでランチに出かけてしまったのです。
このお店は13時30分過ぎなら、男独りで食事をしていてもあまり違和感を感じません。
実際に私だけではなく、向かいのテーブルも男性客独りでした。
さらにお隣のテーブルには、洋書を片手にグラスワインを傾けている老婆が一人...........
なんとも素敵な光景ではありませんか。
もっとも、時計をチラチラ見ながら「早くしてくれ」と困惑顔のお客さんも数名いらっしゃいましたが.........
午前中に仕事を片付け、午後の私は行方不明という事に。
家内にも内緒なのです。
早速生ビールをいただきながら、ランチメニューを一通り眺め、ランチセットで「バジリコペースト和えトレネッテ」をオーダーしてみました。
前菜は、マグロのカルパッチョ。
優しい香りのオリーヴオイルと臭みのないマグロで、ランチの前菜としてはかなりハイレヴェル。
オリーヴオイルはパンにつけて、残さずいただきました。
グラスで赤をニ杯ほどいただいた頃、パスタの登場です。
目に鮮やかな碧。
鼻孔をくすぐる蒼い香り。
トレネッテ(シェフオリジナルのリングイネ)の重たい食感。
バジリコの青にがい後味。
ぎりぎりのかたさで茹がかれた野菜やジャガイモなど、調理の繊細さを感じる素晴らしい出来栄えでした。
先日の、烏賊墨を打ち込んだビゴリの野趣あふれるゴワゴワ感も素敵でしたが、本日いただいたトレネッテの重厚で奥深い味わいも素晴らしかった。
さらに、ドルチェとエスプレッソも付いて合計2,720円は、破格と言えるでしょう。
ランチでも1時間を超えるゆったりとした食事になるので、時間に余裕を持ってお出かけになる事をおすすめ致します。
2006/09/25
またもや、である。
月曜日は逃げ隠れし易いのである。
本日は、鯵のカルパッチョ、生ハムとアスパラのクリームソース・タリオリーニ、ドルチェ、エスプレッソ、白のグラスワイン×2、生ビール×1でした。
やはり新鮮な鯵は美味しい。
オリーヴオイルは生魚に合うのだ。
白ワインはリンゴの香りが強く、スイスイと飲めてしまうので2杯。
卵黄が打ち込まれたタリオリーニで、その存在感は凄い。
細いのに重量感のあるパスタで、濃厚なクリームソースとよく絡みます。
最初はサラサラ、次第に固まりつつ、最後は濃厚なソースに変化していきます。
シャキシャキした食感のアスパラが良いアクセントに。
生ハムは細長くスライスされていて、パスタとともに噛み締めて美味しさが増していきます。
やはり満足度の高いランチでした。
2006/11/06
やはり月曜日。
着々とすべてのパスタを制覇しつつある訳ですが、まだまだ道程は長そうです。
本日選んだパスタは、お魚とキャベツ・カラスミのトレネッテ。
乾麺に負けない強い弾力があって、歯応えを感じるパスタ。
カラスミの強い風味がよりいっそう力強さを演出していて、存在感はかなり大きい。
乳化したソースとの絡み具合もとても良かった。
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| 店名 | トルッキオ |
|---|---|
| ジャンル | イタリアン、パスタ、ピザ |
| TEL | 03-3556-0525 |
| 住所 | 東京都千代田区九段南2-1-32 第3青葉ビル B1F |
| 営業時間 | 11:30~14:00 18:00~22:00 |
| 定休日 | 日曜・祝日 |
| 設備・サービス | ランチ営業 |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 →予算分布を見る [夜] ¥15,000 ~¥19,999 | [昼] ¥2,000 ~¥2,999 |
| 用途 |
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久しぶりのディナー、手打ちの生パスタを満喫するため家内と伺いました。
例によって生ビールで乾杯しつつ、本日の食材が並べられたテーブルを眺めました。
魚介や木の子、野菜が盛られた大皿を横に、若いカメリエーレがメニューやその組み合わせなどの案内を行いますが、ほとんどの皿を予約しておいた我々は、最初にその事を告げて食事に入りました。
第一のパスタは、「タラの白子のフリットとトレヴィーゾのオーブン焼き、そば粉を打ち込んだビゴリのアカザエビとシブレット和え」を前もって予約。
一気にコレステロール値の上がりそうな前菜ですが、後のパスタを存分に味わうため、ここは時間をかけてゆっくりといただきます。
ビゴリは相変わらずトルキオで成型。
圧力で押し出すパスタなので、表面の歪な凸凹が見事な食感を生み出します。
これまでいただいた中では烏賊墨を打ち込んだものが魅惑的でしたが、そば粉もなかなかオツなもの。
田舎そばを思わせるほど香りが強く、フレッシュなアカザエビとの相性も良く、とても満足度の高い皿と言えます。
第ニのパスタは、フォンドゥータと卵を詰めたラヴィオローネ、アルバ産白トリュフかけ。
こちらも事前に予約。
究極の詰め物パスタと呼ばれるラヴィオローネ。
見た目が思惑と少々異なり貧相。
卵黄を丸ごと包んであるため、「球状の張り」を期待していたのですが、中心が凹んでいる上、白トリュフのかかり具合も控え目で、肝心な香りの方も顔を近づけてやっとと言ったところ。
期待が大きすぎたせいか、やや残念な皿でした。
第三のパスタは、アルバ産白トリュフのタヤリン。
こちらも事前に予約。
卵黄を大量に打ち込んだ極細麺。
細いからと言って、柔らかな訳ではありません。
むしろ見た目とは正反対で、強いコシのようなものを感じます。
卵黄の風味が白トリュフの濃密な香りと相まって、とても満足。
バターだけのシンプルなパスタと思っていましたが、以外にも「しっかりと濃い」ディープなパスタでした。
第四のパスタは、全粒粉を打ち込んだペンネのゴルゴンゾーラソース。
この皿は、前の皿が無くなる前にオーダー。
当初はペンネよりさらに太いリガトーニを所望したのですが、用意ができないとの事でペンネに。
乾麺のような硬さは無く、軽い弾力に軽めの歯触り。
崩れるような食感が特徴でしょうか。
パスタのボリュームに反してゴルゴンゾーラソースは風味が軽く、最後の皿にしてはやや物足りなかったと思います。
チーズはゴルゴンゾーラを指定。
とても状態が良く、見る見るうちに形が変わり溶けていきます。
口に含むと、のどの奥に広がる独特な香りがとても心地よいです。
今回は、悪い意味でのワインの入れ替え時期に当たったらしく、選択の幅は極めて狭かった。
1本目は、PLANETA MERLOT ’02 (シチリア州産、赤のミディアムボディ)
メルローらしく、まろやかな上になで肩で、たいへん飲み易い赤です。
トリュフに対して弱いかとも思いましたが、ミディアムにしてはタンニンがしっかりしていて、不足を感じる事はありません。
2本目は、PLANETA BURDESE ’03 (シチリア州産、赤のフルボディ)
こちらはカベルネソーヴィニヨンらしく、骨格もボディもしっかりしていて、飲み応えもありました。
グラッパを所望すると、隣りのテーブルにあるだけ持ってきて並べてくれます。
好きなだけ飲んでくれと言う事なのでしょうか。
サーヴィスについては付かず離れず、料理の取り分けもワインの継ぎ足しにも不満はありませんが、今回はただ一つ、トリュフの量があまりにも少なくて完全燃焼出来なかった事が心残りでした。
参考
料理総額:21,240円
飲物総額:26,030円
サーヴィス料:なし
支払い総額:47,270円