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良い伊葡萄酒をゆっくりと呑み楽しむのが本来の姿かと 、 「季節野菜 ゴルゴンゾーラソース」は旨い 、 メインの付け合せは、ホント、主役を喰います
ブラヴォー!!
此れは、カーテンコールの機会を逸してしまったかもしれません…(笑)
Tオカ様、コメント有難うございます。
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| 店名 | カーザ ヴィニタリア (Casa Vinitalia) |
|---|---|
| ジャンル | イタリアン |
| TEL | 03-5439-4110 |
| 住所 | 東京都港区南麻布1-7-31 M TOWER 2F |
| 営業時間 | [火~土] 11:00~翌1:00(L.O) [日] 11:00~20:30(L.O) |
| 定休日 | 月曜日 |
| 設備・サービス | ランチ営業、夜10時以降入店可、日曜営業 |
| ホームページ | http://www.vinitalia.jp/ |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 →予算分布を見る [夜] ¥10,000 ~¥14,999 | [昼] ¥8,000 ~¥9,999 |
| 用途 |
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ワイン祭の会場・白い部屋
“二階の待ち合わせ場所で給仕人との談笑。予約時間と同時に階段右手のフロアへの案内。白を基調にした部屋。一番奥のソファへ導かれるように。
先客5組は談笑をしながら。女性三人組と男女二組のテーブルは既に食事も終盤の様子”
【第二幕第二場】
“異端児トスカーナと呼ばれし品の中から程度の良い白を楽しみながら”
法に縛られている限り、かの旨さに出会うことなど無かったであろう。
葡萄酒の奏でる香りに誘われ、吾心奪われん。
そう、喩えるなら、キューピッドの矢に射抜かれた紫の花の滴、瞳の底迄染透るが良い。其の色艶、夜空にかかる金星の如く、愈々輝きを増すばかり。其の味、おのが恋の渇きを癒すモノと知るが良い。
【第二幕第三場】
“奥手より季節の野菜 ゴルゴンゾーラソース登場”
私には分別と云うモノが無かったのだ、ソースにアンチョビを選ぶなど四方や頭に掠めもせぬ。
吾等は野菜等が白き灼熱のゴルゴンゾーラに身を沈め、おのが口に収まらんことを望んだのだ。
目にも鮮やかな野菜たちよ、銀皿の上で氷と遊ぶと云うのか。
為らぬ、先ずは名乗るのだ。其れが王に対する君子の役割と云うモノ。
何、スウェーデンから来たりし蕪と云うのは汝か。何、そちが紅芯大根を名乗る輩か。
花の滴に喩えし葡萄酒を奨めし汝等の責め苦、後に禍根となり、あと一口が食べられぬ業苦となるは明白。
されど、喰わずにはおれぬ其の旨さに身を任そうではないか。
若し、疑いの眼をやるとすれば、友の動き。おのが口に出来し野菜たちを知らぬ間に友が口に納まるのでは無きやと。さあ地図だ。お互いの境界をはっきりさせておこう。
【第二幕第四場】
“入れ替わるように処女牛とフォアグラのテリーヌと赤トマトとモッツァレラチーズが場に現れる”
吾友のフォアグラ好きは困ったモノ。
処女牛とフォアグラが層を成し、贅が尽くされているコトを知らぬモノ等無い。されど、一口目の昂りも口に運ぶ度に知らずに其の甘さが諄(くど)さに姿を変える。葡萄酒の魔術だけでは如何ともし難き所業と云えようや。
吾皿にありし、少し熱を与えられたモッツァレラチーズに優しく抱擁された蕃茄が醸し出す甘き誘い。先の野菜たちとは趣を変えたモノに喜びは隠せぬが、違う個性に心を奪われんことを望む吾心の悪魔も垣間見せる。
【第二幕第五場】
“赤ピーマンのリゾットの突如の乱入”
のちにパスタが現れるコトなぞ、既にお見通し。
リゾット風情に何が出来るのか解らぬが、おのが舌を試せと云うのだな。為らば、造作も無いコト。ナ、ナンと侮れぬ味わい。素直にその力量を認めてやろうではないか。
【第二幕第六場】
“イベリコ豚炭火焼 新ジャガの付け合せの行進”
団栗に囲まれし豚の旨さたるや今更言葉にするコトも無いが、ココットに封じ込められし新ジャガよ、汝の名を決して忘れることは無い、吾身に何が起きようと。
コントルノと云うには余りにも美味。甘く、香ばしく、優しさに満ちた新ジャガよ、イベリコ豚を主役から引き摺り下ろしかねぬ其の底力。百万の褒め言葉を連ねたとしても足りることなぞ無いかも知れぬ。恋をする運命にある者は誰でも一目で恋をする、ボリュームと云う難敵を打ち滅ぼしても、汝の全てを手に入れたいと思う矛盾に、友や笑わんや。
【第二幕第七場】
“少し小振りな身なりで玉蜀黍のペペロンチーノが場に現れる”
択べし量を尤も少なくし、友が求めしパスタに身軽な姿で現れた貴君に只只頷くのみ。
其処に横たわるのは大蒜か。
玉蜀黍の甘味に胃の腑を刺激する大蒜の香り、容赦なく吾身を襲う鷹の爪に歓喜の声が木霊する。
【第二幕第八場】
“「ジェラート マンゴー・柑橘系・ラムレーズンの三種」と「ココアスポンジにココナッツアイス サクランボ・種の代わりにサクランボジャムを詰め込んで」が花を添える。
「一匙のジャム他、エスプレッソとともに供された小菓子」たちも最後の場を盛り上げるように”
おい、音楽だ。この大地のゆりかごを、そっとゆすってやるのだ。
食後の茶菓子たちに役割があるとすれば、其れは食事の幸せを噛み締めんがため。共に時間を共有した者たちにだけに聞こえし宴のあとの残り香を享楽の音色に奏でるモノかと。
露をさがしに行かなければ、そうして桜草という桜草の耳たぶに、真珠の玉をかけてやらなければならぬだろう。
彼らの甘き囁きに、ひと時を過ごせし千両役者たちに思いを馳せ、冥夜の闇にその幸せを友と楽しまん。まだ開けきらぬ東雲の帳。場を替え、新たなる物語を始めんや。
ちょいと夏の夜のうたたねに垣間見た夢幻に過ぎないと
幕
参考:シェークスピア【夏の夜の夢】他 訳者 福田恒存他