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| 店名 | 天冨良よこ田 (てんぷらよこた) |
|---|---|
| ジャンル | 天ぷら |
| TEL | 03-3408-4238 |
| 住所 | 東京都港区麻布十番1-5-11 波田野ビル 2F |
| 営業時間 | 17:30~20:00 |
| 定休日 | 水曜日 |
| 平均予算 |
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| 用途 |
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かなり薄く軽く纏わせた衣。
山の上系のサラサラ衣とは異なる「質感ある衣」だが、粘度を感じさせない処理でかえって「天ぷららしさ」が鮮明となっている。
天ぷらは素材の旨味を引き出す「蒸し料理」だとは思うが、やはり油そのものの風味や衣自身の「質感」も重要な要素であることに改めて気がつく。
巻き海老・めごち・きす・稚鮎・帆立・墨烏賊・穴子等の魚介類の種の合間に、アスパラ・ベビーコーン・蓮根・椎茸海老しんじょう・子茄子・銀杏絹さや等の野菜ネタが混ざる。
これらが主人の丁寧な「解説」と共に流れるように供される。
何れも確固たる一つの「仕上がり」となって、天つゆ・カレー塩・レモン塩との相性を楽しむことに没頭させてくれる。
「揚場」は舞台となり、それを8席ほどのカウンターが取り囲む。
座敷も含めいろんな天ぷら屋の揚場を見てきたが、ここの姿が一つの完成形ではないか。
揚げながら接客する理想形のような気がする。
この「形」をはるか昔に設えた主人は、やはりただ者ではない。
〆は連れが「天茶」、当方は「天丼」で。
天茶を選んだ連れにも「赤だしどうですか?」と尋ねる。
天丼のご飯の量もきめ細かく聞かれる。
ここの主人の「客商売魂」は見事だ。
主人が「多弁」であることは先人レビュウで承知の上だが、実際に体験すると「美味しく食べて欲しい精神」以外の何物でもないことがチャンと伝わってくる。
天ぷらそのものと主人の語りを楽しんで過ごす場所。
ここでは言われるままにペースに乗った客が楽しめる。