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鳥栄[とりえい] (鳥料理) (千代田線味紀行)
'06/07/20
店名 鳥栄
〒 110-0008
住所 東京都台東区池之端1-2-1
TEL 03-3831-5009
営業時間 17:00-21:00
定休日 日曜・祝日
千代田線 湯島駅 1番出口より徒歩2分
地図
鳥栄の詳細情報
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| 店名 | 鳥栄(とりえい) |
|---|---|
| ジャンル | 鳥料理 |
| TEL | 03-3831-5009 |
| 住所 | 東京都台東区池之端1-2-1 |
| 営業時間 | 17:00~21:00 |
| 定休日 | 日曜・祝日 |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 (予算分布) [夜] ¥8,000 ~¥9,999 |
| 用途 |
多くの方がおすすめする用途です。 (用途分布) 友人・同僚と |
| 初投稿者 |
|
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4.41
3.98
4.08
3.96



不忍通りからも行けるのだが、あえて公園口で待ち合わせ、暗~い上野の森をぬけ、暗~い弁天堂を通り、暗~い不忍池を渡り、ラブホを横目に到着。(このあたりは江戸時代から出合茶屋街だったらしい)
引き戸をガラリと開ける、ヌルリとした光と空気、別次元に入り込んだようである。
ご主人の優しい笑顔に迎えられて2階へ、こちらも優しいお母さんに炭を組んでもらって「幸せな鳥鍋」のスタート。
まずは腿、胸、肝、砂肝、焼き豆腐、白ネギ・・・大根おろしとお醤油でいただくというのは鷹匠鍋のあか羽といっしょ。
炭火なのでお鍋もすぐには煮立たない、じっくり火が通るのを待つこの時間が「幸せ」である。
鶏肉はシンプルな食べ方だからこそ滋味が引き立つ、こうしてお肉を食べてる最中にも階下からカタカタとつくねを叩く包丁の音が聞こえてくる。
大根おろしがとても美味しい、三浦大根という大根を銅の下ろしで下ろすと絶妙の水分量で下ろせるそうだ、お醤油も薫り高い。
スープの旨味を吸った焼き豆腐や芯に甘味を隠した白葱も美味、大きさや切り揃え方にも独特のこだわりを感じる。
スープに塩を微量入れ味わう、見た目も澄んでいるが味も澄んでいる。
さてつくね、お匙でスープにポトリと落としジンワリと火を通していく、この時間がまた「幸せ」。
煮えばなをいただくと中はジューシー、そして細かいネギがシャキシャキとして美味。
仕上げは御飯にスープをかけて・・・香の物も美味し。
昔はこの近くでも闘鶏させるために軍鶏を育てている家がいくつもあったらしく、負けたのか?弱いのか?・・・そういう軍鶏を売りに来たらしい。
現在はもちろん軍鶏を育てられるようなお屋敷など無く、青梅で育てられている東京軍鶏という種類を仕入れてるそうな。
同じ鶏の鍋でも関西の鳥スキや鳥鍋、九州の水だきとは全く違うスタイルである。
そういえば今から10年以上も前、まだ東京の食に馴染めなかった頃にこの店に連れて来てもらい「ミニマルな潔さ」に感心した。
これが江戸ー東京の食文化なのかどうか?は判らないが、明確なスタイルがあるのは確か。
お店には空調など無いけれど卓の上の炭火で身体はポッカポカである、逆に夏場は窓を開けっぱなしてアツアツの中で食べるそうな。
シンプルなお鍋はこの素晴らしい建物の風情で美味しさ150%増量、さらにお店の方の優しい接客で美味しさ200%増量。
美味しいのは鶏だけではなく、限りなく「幸せ」な時間だったと思う・・・。
(尚、建物の改修は補強作業だそうで竹むらの場合と同じく外観や内装に手は入らない、とのこと)
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東京のトワイライトゾーン、上野池之端の一軒家。
ロケーション、建物、料理の全てが異次元感たっぷり、東京の食文化?を実感できるお店である。
炭火の上に乗った鉄鍋で鶏肉、豆腐、つくね、と進めていく。
煮えては食べ、次の具材を入れ煮えるのを待ち・・・このシンプルな進行が東京っぽい。
2階で食べてると1階からつくねをたたく音など聞こえてきていい風情、なによりも美味しいのはお店の人の心のこもったサーヴィス。
ただ美味しいだけでなく極めて貴重な体験。