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'07/10/27('07/10 訪問)
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ゴージャスvsシンプル (HIROMIのブログ)
'08/04/28
はい、これはお料理の話でーす。
最近込み入った複雑なお味が美味しいという傾向がある様に思いますが
最近西健一郎さんといった料理家に代表される、シンプルなお料理が脚光を浴...
京味の詳細情報
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| 店名 | 京味(きょうあじ) |
|---|---|
| ジャンル | 京料理 |
| TEL | 03-3591-3344 |
| 住所 | 東京都港区新橋3-3-5 |
| 営業時間 | 12:00~14:30 17:30~22:00 |
| 定休日 | 日曜・祝日 |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 (予算分布) [夜] ¥30,000 ~ | [昼] ¥15,000 ~¥19,999 |
| 用途 |
多くの方がおすすめする用途です。 (用途分布) 接待 |
| 初投稿者 |
|
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4.42
3.94
4.16
3.98



駆け足の秋が過ぎ去ると、甘さを湛えた間人蟹の季節がやってくる。
(以下は従前のレビューである。)
十月は秋の最高の美味「松茸料理」が味わえる幸せな月である。今年の松茸の出来具合は上々の様子である。そんな十月下旬に、色づいた秋の実りを食べ尽してしまおうと、新橋にある「京味」を訪問した。
暖簾を潜ると九席ほどのカウンター奥のつけ場には、十名ほどの料理人達がかいがいしく立ち働いている。ご主人の西健一郎氏の人柄か、ここの板前達は凛とした中にも自由闊達さが覗えて、店全体が温かい雰囲気に包まれているようだ。この店を訪れる時、私は何時も期待に胸がときめいてしまう。つけ場から伝わってくる心地好い躍動感や熱気に身を任せ、岐阜の銘酒「飛切り」の温燗を含むと既に心は至福の時だ。
先ずは主人の気配りか、小腹を満たすようにと小鉢に盛られた「海鼠腸(コノワタ)の飯蒸し」が供された。コノワタとは海鼠(ナマコ)の腸の塩辛である。最高の珍味に飯も酒も進む。
二品目は「先付け」薄山吹の葉型皿に真っ赤に紅葉した柿の葉が敷かれ、その上に酢橘を小鉢に見立てた柿膾(かきなます)や鱚、白子(シラス)、零余子(ムカゴ)、独活(ウド)など。ウドは一度揚げてから煮付けてある。どの品も沁々と旨い。
三品目「海胆、鯛ゼリー」氷が盛られた椀の上に華やかな硝子の小皿が置かれる。宝石のような海胆の鯛ゼリー寄せは逸品だ。
四品目「焼き松茸」今年の松茸は本場京都の丹波産だ。大振りの焼きたての松茸に酢橘を絞って賞味する。その松茸の身質は瑞瑞しく、気品に満ちた香りは驚く程に強い。私の記憶にある一番美味しい松茸である。
五品目「くもこ(鱈の白子)」薄口醤油でサッと煮付けてある上質な白子だ。温燗と相性のよい酒肴である。
六品目「鯛、鮪、伊勢海老のお造り」カワハギの肝のポン酢醤油が併せて供された。鯛の刺身をつけて食べると大変な美味であった。
七品目「松茸と鱧の鍋」出汁を張った伊賀鍋に、ざく切りの旬の松茸と脂が乗った鱧と水菜。出汁は、鱧の骨、昆布、鰹節からとる。その爽やかな風味は言葉にならぬほど美味い。
八品目「若狭のグジ、鶉、伏見唐辛子とジャコ」
九品目「松茸のフライ」ソースと酢橘が供された。教えられたとおり、小皿のソースに酢橘を一寸絞って賞味する。松茸も生育した環境で固体差が生ずるのか、フライにしても丹波産の松茸は香りを強く感じる事が出来た。
十品目「炊き合わせ 蕪、麩、ホウレン草など」その蕪の中には松茸、海老、鯛などが詰められている。
十一品目「松茸御飯」
十二品目「鮭ハラス御飯」
十三品目「栗の甘露煮」と「葛切り」
料理全体の印象は、料理は薄味を基本としているが、その出汁はしっかりとして強い。供された料理は、すべてが美味しく感じられ、食べこむほどにどんどんと美味さを増していく。本日は、本場丹波産の輝いているような瑞瑞しい松茸を、十二分に賞味できて誠に幸せであった。「京味」というお店は、間違いなく東京最高峰の和食店である。
帰り、ご主人の西氏はタクシーに乗る大通りまで出て、丁寧に私達を見送って下さった。十一月の「松葉蟹の鍋」を楽しみに名店「京味」を後にする。
ホームページ「東京食道楽記(極上の味を求めて)」では、「京味 (‘05夏)」「京味 (‘05秋)」「京味 (‘06冬)」「京味 (‘06春)」「京味(‘06初夏)」も紹介しております。男女二人が、それぞれの視点から、食べ歩きの原稿を書き上げております。興味のある方はご覧になってください。
http://www18.ocn.ne.jp/~gokujyou/