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| 店名 | 鳥しき |
|---|---|
| ジャンル | 焼鳥、鳥料理 |
| TEL | 03-3440-7656 |
| 住所 | 東京都品川区上大崎2-14-12 |
| 営業時間 | [火~日] 17:00~23:00 |
| 定休日 | 月曜 |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 →予算分布を見る [夜] ¥6,000 ~¥7,999 |
| 用途 |
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(’07.12)
久々の訪問で金曜の夜。
飲み物メニュウが少し充実した。
ハーフのシャンパンに「お任せ」でスタート。
とりあえず出てきた「半分炙った、タタキ」が香ばしい。
ここの前座メニュウは鶏わさと言い「期待感が膨らむツカミ」になっている。
都合によって「肝系」を外してもらったが、初めて経験する部位が
次々と登場する。
「ヒザ軟骨」「わき腹」等々、骨際・関節周りのオンパレード。
何れも鶏の「香り」と微妙な「ミュルっとした食感」、それをしっかり引き出す塩加減。
「たぶんピュルっとした感じの串が出てくるんだろうな」とか「あそこで炭に炙られてるのはこっちに来るのかなぁ」なんてぇことを考えながら、次の串を待つわけですね。
この時間が何とも楽しい。
結局、全く飽きる事の無い構成。
一週間ほど前に予約を入れた訳だけれど、何やら待っててくれたような
品揃えだ。
嬉しい限り。
この夜、満席であったが極めてスムーズな流れで安定していた。
女将のハラハラどきどきを見るのも「肴」であったのだけれど、この妙味はどうやらそろそろ、無くなってしまいそうだ。
(’07.9 初回)
電話予約で週末の夜。まず、電話の応対が素晴らしい。
目黒駅そばの小路にポツンと。
黒が基調のインテリア。細部を見ると少し安っぽいが、すっきりした落ち着いたインテリア。
パイプ黒塗り天井。コの字型のカウンター。17席。
ご主人と奥さん(たぶん)の二人。中目黒鳥よしから独立した由。この地に開店してまだわずからしい。
「初めてなので一通り」とオーダー。
生ビールでスタート。
最初に糠漬けのお新香が通しで。糠味旨み濃く美味しい。
期待膨らむ。
鳥わさ、レバ刺し、共に新鮮。卸し山葵で「だし醤油」なる味付けよろしい。
焼き鳥に移って、まず「かしわ=正肉」。香り薄いが焼き加減が丁度。タレ味も甘過ぎず、くど過ぎず、且つ充分な深みとコク。
タレに引っ張られてマコンをボトルで。ワインの品揃えは不満。まあ焼き鳥だから已むなしか。
「砂肝」「波=皮」「ぼんちり」と続く。
塩もいい具合だ。皮は「波」と称し皮の内側のきゅるきゅるした身の部分が厚く採ってある。嫌いではないが、皮のパリパリ感がやや損なわれる。
主人は火箸と金槌を使い、大き目の炭を整えながら火加減をしょっちゅう調整している。「焼き」に対する気の使い方が伝わってくる。
どちらかと言うとかなり「火」を入れる方だろう。時間をかけて丁寧に焼く。芯まで火がしっかり通っているが決して焼きすぎていない。
それが最も現れていたのが「白玉=鶉玉子」。こんなに美味い鶉玉子を食ったのは初めてだ。焼き鳥屋の鶉玉子はどこで食ってもパサパサで、味も素っ気も無く、全く興味が無かった。
この偏見を覆してくれたのが今回の「鶉玉子」だった。ぷりぷり感の残る白身を噛むと、中から実にしっとりとした風味に溢れた黄身が現れる。そのしっとり感が何ともイイ具合なのだ。
自分の中ですっかり定着した「興味なし」感覚を、こうやってひっくり返してくれるのは、実にありがたい。
世界が少~し広がった気がするくらいだ。
それだけで、ここで食った甲斐があったと言うもんだ。
「銀杏」「つくね」「ちょうちん」「エリンギ」等が続く。
「つくね」が一工夫欲しい出来。「ちょうちん」の半熟は文句なし。野菜も具合よろしい。
焼き場の上に「3つの壷」が置いてあり、その中身を刷毛で塗りながら焼いていく。このあたり、何かの「ワザ」かも知れぬ。
予約電話を入れた時から感じていたが、この店は若い主人の静かな「志」がひたひたと伝わって来るのだ。
この「姿勢」が客を包み込むもんだから、まあこの人気も理解できる。
じっくりと見守りたい店だ。