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| 店名 | 板倉茶屋 要 (いたくらちゃや かなめ) |
|---|---|
| ジャンル | 会席料理 |
| TEL |
03-3831-6265 |
| 住所 | 東京都文京区湯島3-44-9 湯島要ビル 5F |
| 営業時間 | ランチ 月~金 12:00~14:00 ディナー 17:00~21:00 |
| 定休日 | 日曜・祝日 |
| 設備・サービス | ランチ営業 |
| その他リンク | |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 →予算分布を見る [夜] ¥10,000 ~¥14,999 |
| 用途 |
多くの方がおすすめする用途です。 →用途分布を見る 接待 |
| 初投稿者 |
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この店は昼・夜それぞれ3組しか予約を受けない。今日は左右の部屋も埋まっていた。真ん中の部屋は6畳くらいの広さだったが、左右の部屋の客はどちらも数人のサラリーマンのようで、個室は落ち着くが、仕切りといえばふすま1枚ナものだから、ちょっとうるさかった。
いつもこんなに繁盛しているのかと言えばそういう訳でもなく、空いている日もあれば重なって断らなければならない日も。それは3部屋しかないのだから普通の店よりも難しいだろう。
一見さんは来ないでしょう、と振ると、最近はネットで調べてくる人も多くなったとのこと。それとTV。後日、クリームシチューが司会の番組で大奥特集か何かの関係で鍋が紹介されるそうだ。
仲居さんは若い女の子一人。ほか、大女将と女将が代わる代わる持ってきてくれる。
部屋には塗りのテーブル。よく手入れされていて黒だけど埃ひとつおちてない。これは初代からあるもので、もともとは朱塗りだったものを黒く塗り直したもの。ところどころ赤い模様があるのは下の朱が見えているということ。ここは昭和6年創業で空襲の時などは器も疎開したそうな。
女将はフレンドリーでそんなことをいろいろと話してくれた。
(春きたる)
・通し肴 菊子 卯の花和え、酢取り防風(白子に卯の花がまぶしてある。上品な控えめな味付けで口の中でとろける。この店、当たりかも!と最初からノックダウン)
・刺身 鯛削ぎ造り(削いで波打った形。身は新鮮で適度な弾力と歯ごたえ)、平目檸檬〆(ホタテかと思う形と厚み)、岩茸(初めて食べた。キクラゲみたいな食感)、おろし山葵、穂蕨、桜長芋(桜の葉型にくり貫き、色もついたもので平目にのっていた)、土佐醤油、掻敷大葉・鍋物 大奥鍋(吸い物と煮物の代わり。これがウワサの大奥鍋。「先々代が宮内庁の大膳職に奉職した際、大奥に伝わる鍋を知り、これを工夫・改良した「大奥鍋」は冬の名物」で、豪華な着物を汚さずに食せるように考案されたのだとか。
この時は大女将が取り分けてくれて、いろいろ説明してくれた。これが110月下旬~3月限定なのは、カキが入る時期が10月下旬からだったり、鮭のいいものが入るのが3月までだからなどで、タネのだしもその時期でないとおいしくならないから。また仕込みは2日前からしないといけないし、つゆが濁らないよう作るのも大変なことらしい。タネは大体10種類。鮭やほうれん草を摩り下ろした巻もの、鶏団子、大根、里芋、キスに蒲鉾。器についでもらうと同じものは一つとして
ない感じ。実際の味はと言えば、つゆも含めかなりあっさり。見た目ほどのインパクトがないかも。でもひとつひとつ違う手間隙を考えるとすごい料理。
・中皿 胡桃豆腐、醤油餡。玉山葵(コクと弾力性のある豆腐。醤油が餡になっているいるのもまたいい)
・焼き物 麻奈鰹西京漬け(いい焼き具合だがもう少し甘いのが好き)、繭豆塩茹で、鱚骨煎餅(甘辛い骨の煎餅)、椎茸と醍醐博多(椎茸を半分に切って醍醐をはさんだもの。最後は牛乳を煮詰め熟成させて作られるチーズみたいなもの)。
・揚げ物 鯛香味揚げ(周りの煎餅が香ばしくて心地よい食感)、たら芽添え(素材自体は良いが、しなっとしているのがマイナス)、こごみ、紅葉おろし、喰い汁
・小鉢 白魚、独活、若布、鳥貝、黄身酢餡かけ(黄身をかき混ぜて食べる。独活がどう読むのか分からなくて若い仲居さんに聞いたら彼女も知らなくて板場で聞いてきてくれた。それはうど。白魚は今まで食べた中で一番の大きさ。鳥貝は弾力性があっておいしい)
・止椀 袱紗味噌仕立て、庄内麩、蕗(袱紗味噌というのは甘口の白味噌と辛口の赤味噌を合わせた味噌のこと。上品で嫌味のない味に仕上がっている)
・止 おじや、溶き卵、揉み海苔(鍋の時にも薄味だなと思ったが、おじやにしてもかなりあっさり)
この時、再び大女将が登場(鍋の時は現れる?)。ご健在で、と振るともう仕方なくやっているんですよ、そろそろボケてきてるのに、などと冗談を言う。
・香の物 盛り合わせ三点(厚めのきゅうりと沢庵、めちゃめちゃ紫の濃い大き目のラッキョウ。
・水菓子 桜あいす(桜の葉にのっている。とてもクリーミーでまろやか)、清美おれんじ