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鴨鍋もしくは鴨の半身焼き、小鳥があるなら 、 「その他」は兎に角食べてみて欲しい 、 多分、店の相性とがドンピシャだったんでしょう
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| 店名 | 鳥平 (とりへい) |
|---|---|
| ジャンル | 居酒屋、焼鳥、鳥料理 |
| TEL | 03-3844-1607 |
| 住所 | 東京都台東区浅草1-6-7 |
| 営業時間 | |
| 定休日 | |
| ホームページ | http://r.gnavi.co.jp/g160772/ |
| その他リンク |
ぐるなび |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 →予算分布を見る | [昼] ¥8,000 ~¥9,999 |
| 用途 |
多くの方がおすすめする用途です。 →用途分布を見る 友人・同僚と | デート | 家族・子供と |
| 初投稿者 |
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店先には「鳥」の看板。暖簾も紺の地に「鳥」と云う文字が白抜き。一見して焼き鳥屋。鶏は栃木那須産錦鳥、神那鳥を使用。昭和21年開店と昔からの店と云うわけではない。気が付かなければ通り過ぎてしまうだろう店。
此の方狩猟期に入ると面白い。小鳥料理が本番を迎えるからである。
雀や鶉と云った定番モノは切らしていない限り年中口に入れるコトは可能。狩猟期に入ると、鴨、雉、山鳩、鴫、鷭と云った小鳥を口に出来ることがある。小鳥を所望する場合は要予約。勿論、希望の小鳥が入荷されているとは限らない。当然に時価。
尤も熟練の狩猟者が減っていることもあり、最近は小鳥の入手が難しくなったとも聞く。
*
師走。
予約の電話時、小鳥は鴨、鴨は鍋と半身の焼き物があると説明を受ける。鍋と焼き物で鴨の種類が違うとの由。季節柄鴨鍋を予約。二人前から6500円/人(今回)
鍋は、水炊き、鳥すき、鴨はりはり(合鴨)、そして、註文の鴨鍋の4種。
師走の忙しなさが残る昼日中、暖簾が掛かると同じぐらいに店前に辿り着く。小ぢんまりとした店内に、主人、女将、若旦那の三人。
主人は体調を崩されたため、調理場から引退。料理は女将と寡黙な三代目若旦那が担当をしている。
主人は専ら広報担当のようである。面白おかしく四方山話をして頂くが、鳥料理については話の端々から滅法自信の程が覗える。
鴨鍋は量が多いからと説明を受けながら、麦酒と併せて下記品書きを註文。
冷やし鳥
鳥平焼売+鳥かの子
鳥汁を煮凝りにしたモノが骨付き鶏と一緒に出てくる冷やし鳥。煮凝りは美しく透き通った色。手ずからしゃぶるとすこぶる旨い。如何すれば鳥からこんな深い味わいが出るのだろうと思う一品。
主人に云わせると、肉は脂がなくっちゃ美味しくないよと云いのだが、この味わいたるや如何なものか。
鳥平焼売は先代オリジナルの蟹焼売。二代目はあくまでも鳥に拘り、釜飯に使う糯米を配したかの子を開発したとか。品良く纏められた二品。麦酒が進む。
さて、真打・鴨鍋。
鰹節ベースの出汁に葱芹他野菜がどっさり入った鍋。其の上っ面は鴨肉と鴨捏ねに覆われる。煮詰まる前に肉は食べて欲しいと云われるが先に口の中。山葵で食べる。
沈黙の後、目と目があって互いに含み笑い。只只笑うのみ。此れは野生の鴨の実力か、其れとも料理の力か。個人的な相性は勿論あるのだろうが、鴨鍋、大当たりである。
此処迄旨い鍋の雑炊。其の味は如何なるものかと云うと…幾ら言葉を費やしても足りないと云うことで、容赦願いたい。
*
かの店、焼き鳥、釜飯も旨いと聞くが、その他が其れ等に増して旨いと聞く。
睦月。
前回訪問時に一度は食べてやってくださいと云われていた鶏の刺身、此れに野手溢るる鴨の半身焼きを目的に訪問。麦酒で口開け。
通しに出てきた鶏の肝、此れが何ともいえない味わい。下手なフォワグラなら足元にも及ばない旨さ。
しばらくして、刺身。一羽で5㎏はあると云う鶏であるが、決して大味ではなく、適度な弾力に旨みがぎゅっと集約された身に舌鼓。幾つかの部位が楽しめるが、砂肝とのアクセントが面白く、この刺身は幾らでもいけてしまう。
鳥クリームコロッケ。相方はこの一品で葡萄酒赤に切り替える。勿論、相乗りご相伴である。
鴨の半身は色々な部署が少し甘辛のタレに身を包み、我々を待つ。若旦那に云わせると、鶏よりも脂が多く、目を離すと直ぐに焦げてしまうため、焼きは結構難しく、気も使うんだそうだ。
遠慮なくガツガツやってくださいの言葉に甘え口にしてみるが、亦もや言葉を失う。そして、腹の底から笑いが込上げて来る。鴨鍋とは全く違う味わい。粗にして野だが卑ではない。美味である。
鴨鍋の影響で旨いが摺り込まれてしまっているのかもしれないが、顔は笑いながら黙って只管にしゃぶる二人。いや、葡萄酒口に含んではしゃぶる、しゃぶっては呑むの繰り返し。
〆は五目釜飯。前日、鶏の出汁で漬け込んだ糯米を一時間以上かけて炊き込む。そう、かの店、二時間ぐらいじっくりとかけて愉しむ店なのである。
釜飯が出来るまで肴に如何ぞと提供して頂いたのが、先の砂肝を佃煮にしたモノ。塩味を利かせ、酒のアテには申し分無し。
釜飯にトマトスープ。…釜飯に? 体調を崩され、本日は店頭にいらっしゃらない主人がお勧めのひとつと云われて興味津津の一品が此れ。
トマトの軽やかな酸味にしっかりした鶏出汁スープ。洋も和も関係なく、旨いんだ、此れが。
釜飯も勿論云うこと無し。やげん堀の七味や山椒などを少し塗して食べるも良し、焦げを剥がして食べるも良し。此処迄来れば、ヒト好き好き、自分の満足がいくように好きにすべし。
ご馳走様でした。堪能させて頂きました。
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