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| 店名 | なか卯 神谷町店 |
|---|---|
| ジャンル | 親子丼、うどん、牛丼 |
| TEL |
03-5408-5128 |
| 住所 | 東京都港区虎ノ門3-7-10 ランディック虎ノ門ビル 1F |
| 営業時間 | 24時間営業 |
| 定休日 | 無休 |
| 設備・サービス | ランチ営業、夜10時以降入店可、日曜営業 |
| ホームページ | |
| 平均予算 |
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| 用途 |
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| 初投稿者 |
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店を開けているのは唯一、コンビニか、当店みたいなFFチェーンやファミレスばかり。
となれば、かねてから我が家お気に入りの一品;「なか卯の親子丼」を擁する当店は、そんな「週末昼メシ難民」にとっちゃ、なかなか貴重なローテーションの一角を担うことになる。
ところが当店、その「親子丼」以外のメニューには、どうも今ひとつ精彩を欠くような気がしないでもない。
例えば、昨年夏の限定メニューのひとつだった「すだちおろしうどん」(450円)。
うどんと大根おろしに、半分に切った酢橘が一つ。それにつゆが付く。
こりゃある意味、大阪・梅田の名店「はがくれ」の「生醤油うどん」とほぼ同じ構成だが、食べてみればこれ如何に。
うーん...
うどんには、ハゴタエというか弾力らしきものは確かにあるにはあるのだが、どこか「ゴム」っぽい“ネバリ”を感じる弾力であり、イワユル「しこしこ」「最後はぷっつん」的な「うどんのコシ」とはかなり異なる気がする。
喩えて謂うなら、そう、こりゃ韓国の冷麺に近い弾力だ。
つゆも、ちと甘い。
酢橘と大根おろしのこざっぱりした風合いはそこそこ楽しめると思うが、肝心カナメのうどんとつゆがかなりイマイチ、という印象。
しかもこのちっちゃなボリュームで450円とは、「なか卯」にゃあるまじき低コスパ。
かなり小食なぼくでも、これに「ミニ豚丼」をつけた「セット」(700円)でもなけりゃ、さすがに腹持ちしない。
はたまた、とろろに練り梅を添えて涼味を誘う一品;「梅とろそば」(480円)はどうだ。
お気に入りのそば屋が、これと同じレシピのそばを食わせてくれれば、1,500円でも決して高いとは思わない。
そう思えるほど、組み合わせそのものは決して悪くない。
しかし...残念ながら、当店のそばはイカン。
どーも当店、うどんもそばも、その「麺」そのものがどうしても好きになれない。
一方、何度か戴いている「豚丼」は、牛が使えない外食産業の苦境と工夫を窺わせるなかなかの力作だとは思う。
でもやっぱり、特別ウマイもんじゃない。
吉野家も当店も、ウマイのはやっぱり断然「牛丼」の方だろう。
ところがどっこい、当店には近年、主砲の「親子丼」に匹敵するなかなか強力な伏兵が現れた。
それは「ビーフカレー」390円也。
ランチタイムだと、サラダ(単品150円)とのセットが520円で20円お徳。
これは安くてウマイ。
当然レトルトかも知らんけど、別にかまへんかまへん。
この値段でこのカレーが食えるのだったら、おじさん全く文句ありません。
なんというか、究極にチープでジャンキーな「ニッポンのビーフカレー」という感じ。
「なか卯」もなかなかやるのだ。
同じカレーが、もちっと小洒落た雰囲気の店で仰々しく小奇麗に供されでもして、そのお値段が750円とかになると、とたんに「おいおい、そりゃねーだろ」と悪態を吐いて、評価も星1個くらいに落ちちゃうところだが、この「なか卯」で、このお値段で、しかも注文してから僅か1分足らずですぐ供されるという、まさしくイカニモ「ファストフード」っぽいセッティングの中で味わうからこそ、「そう、これでいいのだ」「これぞ庶民のカレーでしょ」みたいな妙な満足と信頼が得られるのだ。
同じ神谷町・虎ノ門界隈にもカレーを出す店は少なくなく、そのお値段も、当店と変らぬ廉価版から、高いものだと2千円を軽く超えるものまで種々雑多。
しかし何度か当店のカレーを食すうちに辿り着いた境地があるとすれば、それは;
「このカレーこそが、ニッポンの正しいカレーの原点に限りなく近いな」ということ。
つまり、当店のこのカレーを上回る味わいを感じるカレーには、手放しで星3つを超える満足・評価に値すると思うし、逆に、当店のこのカレーと同等もしくは下回るカレーを、しかも当店より高い値段で供する店には、容赦なく星2つ以下。
最後に訪れたのは、昨年10月半ば頃。
その直前に当店全店一斉「復活」を果たした牛丼を、「待ってました!」と戴きました。
米国産ではなくオージー産の牛肉だったが、その味わいはまあまあまずまず。
くったりと煮た薄切りの椎茸の甘味も加わって、気のせいか、なんだかまるで「吉野家の牛丼」を食べているかのような錯覚に襲われる。
以前はなか卯の牛丼を食べても、「牛丼はやっぱり吉野家に限るよなあ」とか思っていたのに。
こりゃやっぱり一日も早く、あの懐かしい吉牛の復活を望みたい。
そんなこんなで、当店への総合点には、主砲「親子丼」と伏兵「ビーフカレー」への好印象を反映しての、星3つ半。