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カラマリのロースト 、 ピタパン 、 ホタテのグリルとリゾット
ラムのタジン 、 チョコレートケーキと生チョコジェラート
クラブケーキ 、 シーフードタジン 、 ピスタチオのクリームブリュレ
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ランチコース (\2,800)
タジン (\1,900)
タジン(必ず!!チキン美味しかった)
小生、ホテル勤務時代にほんの少しだけ
広報担当部署に在籍していた事があります。
当然ですが、接待の飲み食いに非常に金を使う部署でした。
接待のみならず、職場の面々と飲みに行く回数も多かったです。
40後半の広報課長に誘われてるまま付いて行ってたのですが、
終電が無くなるまで付き合わされ、
終いには店での支払いを立て替えさせられる事も稀にありました。
小生が不快感を露にすると、課長はふた言目には決まって
「はじけなきゃダメだよ、仕事も飲みもパッションだよパッション!!」
とシャウトしていました。
会社の厚生課に借金してまでプライベートでも飲み歩く
広報マンの体質に辟易したものでした。
広報課長には天現寺近くの炭火焼屋や
ベルファーレ裏の隠れ家的な中華のダイニングバー、
プラチナ通り沿いの会員制バー、
飯倉のカラオケボックス(いずれも店名は失念)等々、
篭れるエリアや店へしばしば連れ回されたものです。
まるで当時グルメガイドのベストセラーだった
「東京いい店やれる店」に登場するような店ばかりでした。
この本はグルメ本と云いましても料理はさて置き、
「3回目のデートでキスまで持ち込むための店選び」の指南書でした。
そんな広報課長に「連れて行ってくれなくていいので
オススメのレストラン教えてくださいよ」と尋ねた所、
「広尾の外苑西通り沿いのイ・ピゼッリ」と答えが返ってきました。
バーを併設したこのイタメシ屋はバブル期に一世を風靡していた
人気DCブランドの一角「BIGI」がプロデュースし、
それ故か業界系(広告代理店・アパレル等)や著名人が巣食っておりました。
当然、「東京いい店やれる店」にも採り上げられていました。
そんなナンパな空気漂う反面、今日も東京イタリアンにおいて威厳を放ち続ける
麻布十番クチーナ・ヒラタの平田シェフを輩出した
由緒正しき店でもありました。
が、時は流れ、今から5年ほど前に閉店してしまいました。
その店舗跡を居抜く形でCICADAは誕生しました。
地中海料理を謳っており、ヨーロッパならびにアフリカの地中海沿岸国の
料理のエッセンスやワインを取り揃えた店です。
ただしシェフはアメリカ人のようで、
カリフォルニア・キュイジーヌっぽい創造性や
ボリュームの多さが目を引きます。
が、このボリュームと立地を考えますと至極リーズナブルです。
夜はカルト(単品メニュー)のみなのですが、
2,000円超の料理は殆ど無いのです。
味も幾分大雑把さを感じますが悪くはありません。
「レストラン」ではなく「ダイニングバー」と思って向き合えば
非常に快適に過ごせる店だと思います。
また、笑顔を絶やさない給仕係の気配りは行き届いていますし
料理やワインの説明も完璧です。
何より「やらされている感」を微塵も感じさせないサービスです。
若いのに良くできた方々だなぁと感心します。
「広尾」「ボリューミーでリーズナブル」「アメリカ人シェフ」だからでしょうか、
多くの外国人客が店の雰囲気作りにひと役買っています。
東京いい店やれる店的に表現するなら、
「外人客の多いワイガヤ系の西洋料理店なので1回目のデートに最適」という事で
「3ツ股」ではないでしょうか?!
料理の詳しい感想・画像はこちら↓
http://agneau.at.webry.info/200708/article_1.html