菊乃井 赤坂店の口コミ一覧

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最寄り駅・エリア
赤坂 (東京
ジャンル
懐石料理、京料理

66,495 アクセス

120を表示 28
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TOMIT
TOMIT (1270)
(40代前半・男性・東京)
赤坂に菊乃井が進出したのが2004年の9月。それより前の段階で高島屋に惣菜と弁当の店を出したり(ちょっと味が濃いんだよな)して、本格的に東京進出を準備していたようだ。例えば、日本橋のゆかりなどは菊乃井での修業を売りにしていたり(ここも味にばらつきがあるんだよな)していることもあり充分勝算ありと見込んでの進出だったのだろう。私は京都の真葛ヶ原菊乃井には伺ったことが無く、露庵菊乃井に2002年に一度伺ったのみだが、京都の割烹の中では極めてオーソドックスな印象で、どれも普通に美味しいのだが、飛びぬけたものがなく、京都では少なくとも決して5本の指には入らないという印象だった。

さて10億かけて出店したという赤坂菊乃井はどんなものだったか。
まずはロケーション。入り口は老舗ラブホテルサボイの向かい。なかなかスリリングなロケーションである。軽い石段の小路を通るアプローチは気持ちを昂ぶらせてくれるのだが、店の中は結構シンプルな内装で、ちょっと拍子抜け。パーシャルには竹を使ったセンスのよい壁などもあるのだが、全体の構成は平凡な内装だと思う。アプローチにこれだけ凝っているのに。。。2つのカウンターと、座敷&テーブルの構成で40席弱。今日はたまたま村田さんが厨房に立っていらっしゃった。

我々は2人用のテーブルに通される。一部のスタッフがインカムを使っているのがちょっと興醒め。聞くと、地下に大きな厨房があるそうで、そこと連絡を取っているのだそうだ。ちなみに地下の厨房の半分はこの赤坂菊乃井用、残りの半分は百貨店等に出店している惣菜&弁当店用の厨房になっているのだそうだ。予約の時に価格の話も何にもなかったが、我々は15750円のコースになっていたようだ。コース1本なら、少なくとも食べられないものを予約時に聞いておくのが本来の対応だと思うのだが、いかがなものだろうか。
料理は付き出し、八寸(珍味系を中心としたもの。アンキモ旨し)、お造り2皿(1皿目は鯛とイナダ、2皿目は本マグロをタタキのように仕上げたもので辛味大根とポン酢で食べる。我々がNYCにいた際に鰹が手に入らず、マグロでタタキをよくつくっていたので懐かしい味だった。ポン酢が美味しい)、聖護院かぶらのシンジョ(ギンナンやグジが入っていて葛でとろみをつけた汁と混ぜて食べるのだが普通に美味しい)、鰆のほう葉焼き(焼き加減よろしく美味しい)、焼き蛤、蟹肉の蟹味噌和え、シメサバとすすみ、鴨鍋、そしてイクラご飯、デザートという構成。かなりのボリューム感である。イクラご飯のほとんどを折り詰めにしてもらって帰ることにした。そう言えば、露庵菊乃井でもウニご飯が美味しくて折り詰めにしてもらったっけ。どの料理も普通に美味しく万人受けする料理だが東京で飛び抜けているかと言われればそんなことはないと思う。出汁で言えば金田中庵の高橋料理長の椀物の方が美味しいと思うし、料理のプレゼンテーションで言えば招福楼の方が上だろう。残念ながら幸村小室には伺っていないので何ともいえないが。とは言え、満腹感からくる満足感は充分味わえよう。

夜の口コミ
'06/02/11 ('04/12 訪問)
  • 評価:4.0
  • 評価:2.5
  • 評価:4.0
  • ¥15,000 ~¥19,999
  •  
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通りから店までのアプローチはかなり凝っていて、ここが都心である事を忘れさせてくれるに十分だと思う。

ただ、店内は思ったほど高級感が感じられないので少々肩透かしを食った。入って右手にカウンター、向かいには小上がりがあるほか、左の部屋には焼き台とカウンターとテーブル席が幾つか。キャパの割には席数が少なめなのでかなりゆったりとして寛ぐ事が出来るが華が無い。白木の清潔感が漂う店内はシンプルすぎてちょっとした寿司割烹のようにも思えてしまう。
夜の口コミ
'06/05/28 ('06/05 訪問)
  • ¥20,000 ~¥29,999
  •  
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アイナルアナ
アイナルアナ (55)
(30代後半・男性)
平日夜に訪問。場所は判りにくい・・・赤坂通りを赤坂五丁目交番の交差点で氷川神社方面に折れ、一本目の角を左折して数十メートル行った左側に不意に現れるライトアップされた竹林がお店の入口。「ホテル・サボイ」なるホテルの真向かいで、そのホテルの派手なネオンを目印にするのが実は一番なのだが・・・。初回訪問される向きに地図は必携と見た。

竹林を通ってお店の入口まで石畳をつらつら歩くのは中々風情がある。名店と言われるお店でも「エレベーターのドアが開いたらすぐ入口で、靴をお脱ぎ下さい」的なお店がまま見受けられるが、こちらは「この土地取得にはどの位コストがかかっているのだろう」等と下衆な事を考えてしまう位、都心ど真ん中としては実に雰囲気のあるアプローチである。

比較的店内も広い・・・カウンターが10席程度と6席程度と2種類、その他4人がけ・2人がけのテーブル数卓に、小上がりと座席もバラエティーに富んでいる。内装は清潔感があり「そっけない」に近い位シンプルな作り。

3つのコース中、一番安い15750円をお願いしたが質量ともに充分との印象。奇を衒ったものは無いが、安心して食べられる正統派京料理。

猪口は青梅の白ワイン煮、八寸は蛸、小茄子、烏賊の酒蒸しなど。向付けは明石の鯛。これから旬の鱧は紫蘇・梅肉に合わせて頂くと、流石のお味。蓋物は穴子の飛竜頭。若い衆が鮎を竹篭に入れて持って来て下さり、「こちら、これからお料理致します」と篭の中で飛び跳ねているのを見せて下さった。ちょっとしたエンターテイメントである・・・程なく持って来た塩焼きを頂く際に気持ちが高ぶるのを感じた。酢の物のすっぽん煮凝り、鱧と順才の鍋を頂くと連れの20代の男性でもお腹一杯で、新生姜ご飯は殆ど包んで頂いた。フルーツ白玉みつ豆のデザートは別腹であったが(笑)。

サービスは京都のお店らしくソツが無いとの印象。お酒もかなり頂いて一人2万円強なら東京でこのレベルを頂けるのであればかなりCPは高い。中途半端な価格・サービス・お味の和食屋に行くのなら、例え一番安いコースでもこちらを選んだ方が総合的な満足感が高いとの印象。

惜しむらくは赤坂の場所のせいもあってかマナーの悪い同伴客が多い事。しかし、もうこの手の和食屋さんでは致し方無いのかなと最近感じ始めているが・・・。願わくば京都の本店で「東京のお客はんは、お金は持ってはるけど・・・」と言われていない事である。小生もくれぐれも矜持を正して次回も訪問したいと思っている。
夜の口コミ
'06/07/01 ('06/06 訪問)
  • 評価:4.5
  • 評価:4.0
  • 評価:3.5
  • ¥20,000 ~¥29,999
  •  
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figeac
figeac (556)
(40代後半・男性・東京)
懐石などに代表されるいわゆる「日本料理」は(東京は)京都に敵う訳がないと
かねがね思っている。子供の頃より毎年、京都に訪れるようになって30数年、
今でもその気持ちは変らない。
しかし反対に「鮨・てんぷら・蕎麦・鰻」を関西で食べたいとは、思わない。

ここも昔、本店はもとより、「木屋町」のオープンしたての頃に伺ったが、
あまり料理が旨いという印象は残っていない。しかし、宮大工を使い、
贅を尽くしたという建築には職業柄、興味があったので訪問する事となった。

梅雨時なので「アプローチ」も雨で湿っていて、石畳に打ち水の必要がない。
直角に曲がるのは好きではないが、なるほど竹に覆われた玄関までの風情はいい。
しかし・・・「出迎え」はなんとも色気の無い「制服のオバサン」であり
「暗雲」がたち込める。

「ホール」に入れば、カウンターは10mはあろうかという檜の無垢。
今時、国産でこんな立派な材は入手困難であるので、さぞかし高価だろう。
しかし、なんとも空間が「締まっていない」。カウンターの後ろはだだっ広い
「大広間」的でありそこに小上がりの座敷が並ぶのだが、
これがなんとも「海の家」を思い起こしてしまった。
空間は広い割りにカウンターの席間は狭く窮屈で、何もこんなに詰めなくとも・・・。
なので席を立つ時も非常に困難するし、「ホール係」がいないので
客自らが椅子を引くはめになった。荷物棚も小さく、バックが入らない。
こういうところの心配りがあってこそ「高級」と言われるんじゃないか?

そしてカウンターには板長と若い衆が大勢いて、がさつに動き回り、
客の前で先輩がその若い衆を「叱責」しているので
せっかく向こうに庭が眺められても、全然、落着かない。
料理の説明はぎこちなく、間違えるし・・・そもそも、まだ客前に出られるような
子達ではないだろうに、と思う。

さて料理。「京都人:Tオカ氏」の言われる通り、私も「京料理(風)な高級和食」
だと思う。祇園祭りも始まって飾りにも手が混んでいるのであるが、
鱧や野菜にもあまり「京料理」という雰囲気は感じられなかった。

お造りは明石の鯛&車海老。これは素材が良いのは理解できたが、
鯛の切り方が厚過ぎ、いつまでもモグモグ噛んでいなければならないものでNG。
なんでこんな切り方をするのだろうか?
他、かなり「創作(こんな言葉は使いたくないが・・・)」な品もあって
「豚角煮+芋のピューレ?」や「冷製:トマトの蓴菜入ガスパチョ風?」など
それなりに面白いが、旨い、とまでは言えないもの。

「メイン?」は鮎。小ぶりで天然ものらしいが、このサイズで、しっかり焼かれると
香ばしさを通り過ぎ、かなり「焦げ味」ばかりが強くなって旨くない。
確かに焼き方はシンプルかつワイルド?なのだが、同じサイズの鮎でも
高台寺:和久傳の方が遥かに旨かったのを思い出す。

椀も、もっと「直球な出汁」を味わえるものが欲しかった・・・。

飯は「鱧ご飯(高いコースは鮑ご飯)」。これは山椒が利いていて、
やっとホッとした味に出会えた気がしたが、すでに満腹状態。
きっと質を問わなければ価格以上の満足感は得られると思う。
「デザート」は・・・面倒臭いので触れない・・・内容。

2階の「個室」であれば、また雰囲気が違うのかもしれないが
どうもここの料理の「センス」は、やはり個人的には相性が悪いようである。

主人の赤坂開店の口上にあるように、敷居は低く、「利用しやすい料亭」
のコンセプトで商売的に成功しているのはさすがである。
年季が入れば、建物にも、もっと風情が出るに違いない。

余談:しかし・・・私は低評価だが、きっとここを「良し」とする方は多いと思うので、
この店に興味のある方は高評価の諸氏レビューを参考にされたし。

夜の口コミ
'06/07/14 ('06/07 訪問)
  • 評価:2.5
  • 評価:2.0
  • 評価:2.5
  • ¥20,000 ~¥29,999
  •  
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 「菊乃井」は、大正三年に創業され京都東山に本店を構える、日本屈指の老舗の料亭である。平成十六年に東京進出を果たし、赤坂に「赤坂 菊乃井」をオープンされた。そんな「菊乃井」のホームページに、ここのご主人、村田吉弘氏の「料亭とは?」という文章の一節があり、次のように述べられている。

 「料亭とは?」と聞かれると、私は「基本は飯屋です」と答えます。定食屋や割烹と同じく、おいしい料理を召し上がっていただきたいという点では違いがありません。しかし、少し違うところは、料亭にとって料理は、一部であって全てではありません。店の佇まい、しつらえの贅沢さや風情、女将のもてなしなどが、複合的に楽しめる場所が料亭で、私は「大人のアミューズメントパーク」だと思っています。(一部抜粋)

 ここのご主人の概念には誠に共感できるものがあった。そのコンセプトが赤坂のお店に、どのように反映されているのか、期待しながら八月の下旬に「赤坂 菊乃井」を訪問した。赤坂通りでタクシーを降り少し歩くと、目前に竹をモチーフにした門があった。竹林の中、打ち水された石畳を奥に歩むと数寄屋造り風の建物がある。一階は十九のカウンター席、三卓のテーブル席に二卓の小上がりなどがある。

 ここの基本のコース料理は、一万五千円、一万八千円、二万円の三コースである。当日は二万円のコースを予約していた。二万円のコースを注文すると二階の座敷も利用できる。案内された二階の座敷は、茶室仕立てになっており六畳ほどの瀟洒な造りである。その為、ここで供される料理は本膳料理の形式を取り、朱色に塗られた高膳の上に並べられる。先ずは生ビールで喉を潤した。冷酒は十三種類の銘柄より、私の好きな新潟の銘酒「鄙願」を注文した。

 本日供された料理は、つぎのとおりだ。

①猪口「無花果西京煮辛子餡、糸鰹」
(最初の一品で店の実力は理解できよう。深い器に盛られた料理は、なかなかの味わいがある。)

②八寸「ささげ黒胡麻和え、山桃葛饅頭、糸瓜胡麻和え、鱧と鱧の子煮凝り」
(三個のホオズキの萼を器に見立てた艶やかな八寸である。硝子の蓮華に盛られた「鱧と鶉の温泉卵と雲丹」は一口で含んで味わう。どれも旨い。)

③向付「真鯛、鮪、鴨川海苔」
(厚切りの明石の天然鯛だ。歯応えが有り咀嚼していると鯛の旨味を強く感じることができる。嘗ては料亭において鯛は全て厚切りで供されていた。吉兆の先代が薄切りを始められ、今はそれが主流になったようだ。近海鮪の中トロの薄切りは品質の高さが感じられる。)

④2種「鱧落とし、鱧焼き霜造り」
(大振りの淡路鱧を、煎り酒ゼリーや山葵などで賞味する。)

⑤椀物「穴子豆腐、田中唐辛子、洗い葱」
(そっと含むと出汁の濃さを感じる。穴子豆腐はややクセのある風味だが、旨さの余韻は長く感じられる逸品だ。)

⑥焼物「鮑磯焼き、鮑、雲丹、若布」
(塩釜された料理だ。肝醤油や塩ポン酢などで味わう。分とく山の「鮑の磯焼き」と比べても、こちらが格段に美味い。鮑と雲丹、若布の相性も抜群であった。)

⑦酢物「葛素麺、冬子椎茸、車海老艶煮、玉子豆腐」
(氷の器に盛られた葛素麺などを、やや酢を効かせた出汁に浸けて味わう。)
 口直し「新銀杏酒煎り、畳鰯」

⑧強肴「夏野菜鍋冬瓜餡かけ、蛸やわらか煮、加茂茄子揚煮、オクラ、小芋」
(船形の陶器に盛られ、冷めぬように七輪の炭火の上に乗せられていた。)

⑨御飯「鮎御飯、留椀 赤万願寺唐辛子すり流し、蓮根餅」

⑩水物「黒糖アイスクリーム、黒胡麻豆腐」

⑪追加「胡麻クッキーと抹茶」

 料理全体の印象は、供された料理は万遍なく美味しく感じられた。そしてコース価格に十分に見合った食材が、惜しみなくふんだんに使われていたように思えた。部屋担当の三人の仲居の教育も行き届いており、快適な晩餐の時を過せたと思う。

 この店の少し過剰かとも思える料理の飾りつけや演出などを「あざとい」と感じられる方もいると思う。しかし、いまどきの料亭は、悪しき慣習というべき企業接待を抜きにして、商売など成り立ちはしない。これが愚かしい接待客や、不明朗な経費を使い飲食する卑しい客達に、狙いを定めた強かな経営戦略だとすれば納得できる気もする。場所柄か、居酒屋の如く他の客達の嬌声が聞こえ続けていたのは誠に残念であった。

 途中部屋に挨拶に来られた大将(ご主人)の村田吉弘氏は、帰りも京都の接客術に従い、我々の姿が見えなくなるまで見送って下さった。「赤坂 菊乃井」は、時々は訪れたくなるような、誠に素敵な「飯屋」である。


ホームページの「東京食道楽記」では、男女二人が、それぞれの視点から、食べ歩きの原稿を書き上げております。興味のある方はご覧になってください。
http://www18.ocn.ne.jp/~gokujyou/
夜の口コミ
'06/08/26 ('06/08 訪問)
  • 評価:5.0
  • 評価:4.0
  • 評価:4.0
  • ¥20,000 ~¥29,999
  •  
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立地といい、ファサード部のアプローチといい
嫌でも期待感を煽られる。最初の出迎えでまず人が
いない。少しして慌てた様子で制服を着た年配の女性
が入り口までやって来て席に案内される。
あらかじめ予約の段階で21.000円のコースにする。
料理をたどたどしく若い板前さんにちょっと噛みながら
説明して頂く。村田さんが店内にいるのが関係あるのか
ないのか説明する人、皆緊張&自信なさげ。出てくる料
理は確かに美味い。とりたてて驚きも感動もないが最高
の素材を最高の状態で供されている事はよく分かる。
しかし一緒に行った「連れ」の食べるスピードなどおか
まいなしに食べたすぐそのそばからさげられる。
「あっまだ食べる」と言うと「すいません」って感じで。
料理を提供する際も゛あさって”の方向を見ながら
「どうぞ」。途中トイレに行く人へも方向を示したり
アテンドしたりも一切ない。
極めつけは村田さん。カウンター越しにお客と大きな声で
べちゃべちゃしゃべりながら、最後の鮎飯を混ぜている。
提供の仕方もお椀の縁を思いっきり持って「ハイ、どうぞ」
って感じで。
スープに親指つっこんだまま「はいよ!」って提供する
ラーメン屋のおやじを思い出しました。「おやじ、指入っ
てるよ!」って言うと「大丈夫、熱くないから」みたいな
感じで。あの飯食べたくないなあって思いました。
「おもてなしの心」をもう一度よーく考えて頂きたい。
もったいないです。天下の「菊乃井」なんですから。
夜の口コミ
'06/08/28 ('06/08 訪問)
  • 評価:4.5
  • 評価:2.0
  • 評価:2.5
  • ¥20,000 ~¥29,999
  •  
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雪桜
雪桜 (178)
(女性)
 喧騒とした街の一角に、古き良き時代の日本情緒溢れる門やそれに続く水を打った石畳を歩いて行く。両脇には竹の並木が続いていて、所々に祠のようなものがある。東京であることを忘れ、古都にいる気分になった頃、お店の玄関に辿り着いた。戸は開いていて、中に入ると制服の女性が出迎えてくれた。

 予約の名を告げると二階の個室へと案内される。部屋の戸を開けると一畳ほどの空間があり、もう一つ戸がある。二枚目の戸を開くと中央に高膳が置かれているのが目に入った。

 部屋は茶室仕様になっていて、床の間がある。そこには掛け軸がなく、代わりに絵が飾ってあった。アニバーサリーの時は、その内容に応じた掛け軸が掛けられ、普段は絵を掛けてあるそうだ。

 生ビールを飲みながら、お酒のメニューを眺め、料理を待つ。すでに予約の時に二万円のコースをお願いしてある。二階の個室は二万円からの利用となるそうだ。お品書きは特には用意していないそうなのだが、仲居さんに頼んで貰った。

 猪口は「無花果西京煮 辛子あん 糸鰹」だ。涼しげな硝子の器にこんもりと盛られている。辛子あんは辛味も酸味もあって食欲をそそり、無花果との相性も良く、とても美味しい。

 八寸はホウズキの器に入った「ささげ黒胡麻和え」「山桃葛饅頭」「糸瓜胡麻和え 鱧水玉胡瓜」が、れんげのようなスプーンには、「鱧の子煮凝り鶉温泉玉子 振り柚子 生うに」が入っていた。海胆のまったりとした甘みと濃厚な玉子の黄身の旨味が口中に広がる。

 向付は蓮の葉を器にして敷いてあり、蓮の花弁が被せて供された「明石天然鯛 近海鮪鴨川海苔」だ。お造りの鮪は口の中で蕩けた。久々に「脂が美味しい!」と感じた。厚切りの鯛も、甘みがあって美味しい。

2種は「淡路鱧落とし・小2貫 鱧焼霜造り 煎り酒ゼリー」だ。煎り酒ゼリーはやや塩気が強く、少しつけるだけで良かったようだ。

 蓋物は「穴子豆腐 田中唐辛子 洗い葱 染めおろし 針海苔」だ。軟らかい豆腐の中にふっくらとした穴子が入っている。

 焼物は「鮑磯焼き 鮑 雲丹 若布」で、鮑の殻に塩釜のような蓋がされていて、仲居さんがそれを外して供してくれた。蓋を外すとたっぷりの若布で覆われている。中には鮑に海胆が挟んであり、塩と柚子・タレ・肝ソースの3種類が用意され、好みでつけて食べる。若布はタレ、鮑は肝ソース、海胆は塩が一番合うと思った。鮑も軟らかくとても美味しかったのだが、海胆は、それにも増して甘く口福を味わうことができた。

 酢物は「葛素麺 花付き胡瓜 冬子椎茸 車海老艶煮 針茗荷 卵豆腐」で、氷の器で供された。お品書きに八寸のところに書いてある「新銀杏酒煎り」と「畳鰯」がここで供された。

 強肴は、炭の入った七輪に船の形をした器が乗せられて供された。「夏野菜鍋冬瓜あんかけ 蛸やわらか煮 冬瓜 加茂茄子揚煮 オクラ 小芋」が器の中に入っている。茄子と小芋はとても美味しいのだが、蛸が全く口に合わず残念だった。

 御飯は「鮎御飯 木の芽と粉山椒」で、板前さんが部屋で給仕してくれた。鮎御飯のように、骨などを外す作業の必要なものの時は、板前さんが給仕し、筍御飯のように混ぜるだけで供することのできるものの時は、仲居さんの給仕となるそうだ。鮎御飯は香りも良く美味しかったのでお代わりした。

 留椀の「赤万願寺唐辛子すり流し 蓮根餅」は、赤ピーマンかトマトのスープのようで、味は良かったのだが、御飯とはあまり合わなかったのが残念だ。蓮根餅はもちもちしていてとても美味しかった。

 デザートは2種類から選ぶようになっていたので、連れと別々にお願いし、味見した。「マンゴプリンとグレープフルーツシャーベット」と「黒蜜アイスクリームと黒胡麻豆腐」なのだが、やはり洋風のものより和風のものの方が美味しかった。「黒胡麻豆腐」はもちもちとした食感で、くどくない甘さなので、甘味の苦手な男性でもいけるだろう。

 大将が挨拶に来られ、「この後お抹茶をお持ちいたしましょうか。」と聞かれるのでお願いした。

 干菓子は薄めの胡麻のクッキーで、薄茶を頂いた。

 外装・内装とも和が感じられて落ち着ける上質なものなのだが・・・日が悪かったようで、隣室にどこかの居酒屋と間違えているような客がいて、その嬌声が響いた。

 トイレのペーパーホルダーまで木製なのには感激した。入室するとセンサーが作動して、トイレの蓋が開くのも嬉しかった。もてなしという気持ちが伝わってくる。料理も値段に見合った以上のものだったし、サービスも行き届いている。楽しめる大人のアミューズパークだ。

ホームページの「東京食道楽記」では、男女二人が、それぞれの原稿を書き上げております。興味のある方はご覧になってください。
http://www18.ocn.ne.jp/~gokujyou/


夜の口コミ
'06/08/29 ('06/08 訪問)
  • 評価:4.5
  • 評価:5.0
  • 評価:5.0
  • ¥20,000 ~¥29,999
  •  
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kainup
kainup (32)
(20代後半・女性・東京)
今回、菊乃井さんに訪れたのは自分の誕生日祝いでした。
誕生日ということを事前に伝えたもらっていたため、まず始めにお赤飯と杯がサービスで出てきました。

お店の方は皆さん京都のかたでしょうか京都弁になんだか
しっぽりモードになりました。

お食事はすべてお上品な味でしあがっており、多少小食の私には最後までたどりつくのは大変でした。
最後に、ご主人がじきじきお部屋までごあいさつにきてくださったのにはこちらが恐縮してしまいました。

高いからおいしいのは当たり前というお店という感じではありませんでした。これだけ払って確かなものがいただけます。
さらに普段使いでちょくちょくこれるお値段ではないですが、
またがんばってこようと思わせてもらうお店でした。
夜の口コミ
'06/12/21 ('06/11 訪問)
  • 評価:5.0
  • 評価:5.0
  • 評価:4.5
  • ¥30,000 ~
  •  
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Tオカ
Tオカ (566)
(40代前半・男性・京都)
ほんの2日前まで京都に居たのだけれど、大事な人との会食だったのでこの店をチョイス。
このお店自体はじぇんじぇん愛せないのだけど、ワカりやすいのでこういう時には便利・・・。

おおぅ、相変わらず混んどるな、そして大将がおる。
(京都の店は大丈夫かいな?)

一月は御正月の名残なのでまずは金の杯で一献。
・おこわと汲み上げ湯葉に銀餡をかけ海胆を乗せたもの。

・八寸は鱒寿司を花びら餅に見立てて、数の子、カラスミ、など

・御造りは明石の天然の鯛と瀬戸内の天然車海老
素材は素晴らしいが、figeacさんの指摘通り切り方がゴツすぎてNG。
しかしこういう「ゴツさ」が「菊乃井らしさ」なのかもしれんな・・・高台寺の本店もかなり「ゴツめ」、である。

・御椀はフォアグラを海老芋をすりおろしたので包み、卵白をといた銀餡をかけたもの
こりゃハッとするほど美しく大変美味しかった、フォアグラもそのまんまではなくいい具合にすり潰してある。
上には小大根のなますが結んである、この「結ぶ」という行為は京料理にとっては大変重要。

・小しび皮目をさーっと炙って黄味醤油で
このお店、お醤油のバリエーションはかなり豊富。

・香住、柴山の松葉蟹の焼き物
2人で丸々一匹。
僕は蟹が好きじゃないのでそんなに嬉しかったりしないが
コリャさすがに有無を言わさん美味じゃな、
甲羅の味噌を焼いたものも(゚Д゚)ウマー・・・です。

・ちゃぶりナマコ
ナマコを番茶にくぐらせると柔らかくなる!
大将曰く、柔らかいもん大好きな京都人のナマコの食べ方だそうな。

・フカヒレのスッポン鍋
前回イマイチと思ってた・・・が、以外や以外、かなり美味しかった。
フカヒレとスッポンと雲子豆腐の食感のバランスがエエね、ただフカヒレはどうしたところで福臨門には及ばん。
(昔Four Seasonsの今は無き中華で、こんなヌルヌル大集合みたいな料理を食べたことがあるな)

・穴子御飯、白味噌の御椀、香の物、
白味噌の具は菜の花、御飯と一緒だからか?和芥子が溶いてあった。

・苺のゼリーよせと苺アイス
これはフツー。


一年ぶりに食べたけど「思ってた以上に美味しかった」というのが正直な感想、
和食にフォアグラやフカヒレなんぞ使うのは好きではないが美味しかったので仕方ない。
ただ相変わらず京都の食材を使ってるということ以外は微塵も京都らしさを感じない、
何故???
だってどうしたところでここは京都じゃないから、以前日本からアメリカの公園へ移植されて咲いてる桜を見たことがある、そんな感じ。
しつこいようだが決して不味くは無い、かなり美味しかった、
ただ、「神秘」が無いのぅ・・・。

庭の鎌倉時代からある灯篭、お地蔵さん、敷石までも京都から運んで来たのは知っていた、
が、竹や竹を植えている土まで京都から運んできたそうな。
(東京の土では竹が育たんと聞いたらしい)
なんじゃかんじゃ言うても、そこまで徹底すれば立派、と思った。
------------------
食材だけではなく水も京都から運んでるという。
超バブリーな内装が気持ち悪いが料理はもちろんおいしい!そりゃそうだ高いんだから・・・。
言うまでもなく京都市内の人々は普段こんなエエモンは食べてない。
このゴージャスなお店は京料理のお店ではなく京都の食材と技術を使った豪華な和食のお店である。
数回訪れたがいつ行っても大将がいた、エライと思う反面「京都の店はどないなっとるねん?」と思わなくもない。
以前、高台寺の本店にも行ったことがある、「超」がつくほどオーソドックスな懐石料理だった、市内のオバチャンたちからも「菊の井さんはしっかりたべさせはる」と質実剛健を誉められている。
料理の精度に関しても祇園あたりの優秀店と比べると「山の料理」な感じである。

連日満員のお店で、美味しい料理に舌鼓をうちながら
京都感をほとんど感じないのは、僕が京都人だからだと意地悪く思ったりしてるのだが・・・。
夜の口コミ
'07/01/26 ('07/01 訪問)
  • 評価:4.0
  • 評価:4.0
  • 評価:3.0
  • ¥20,000 ~¥29,999
  •  
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Bon Profit
Bon Profit (64)
(30代前半・女性・東京)
外国からのお客様のリクエストで菊乃井へ。店主(京都本店)の村田氏はKAISEKIという本を出されており、海外でも名が知られているようです。(本の英語版はお店で購入可能でした。)
メニューは3種類あって、予約時に決めるようにと頼まれました。(京都から食材を空輸する場合もあるのでとの説明)。私達は季節のメニューで松茸のコースにしました。
門から石畳を歩いて行くと、お店の玄関にたどり着きます。

カウンター席の中央、職人さん達の華麗な仕事を楽しむ事ができました。座敷もありますが、やっぱりカウンターがお勧めです。職人さん達に無駄な動きは無く、サービスのリズム、間、などは言葉ではなく目でお互いに合図をしているような感じです。真剣なまなざしの職人達、プロフェッショナルです。!!素晴らしい。 お料理の方も、さすが良い素材を使っているなという印象を受けました。薄味で一つ一つの素材の特色がしっかり感じられ、盛り付けも、器もとても繊細でした。職人さんがカウンターからお皿をサービスしてくれ、その度に説明をしてくれます。土瓶蒸し、松茸ご飯、松茸の炭火焼き。。美味しかった。接待じゃないと私はこんな所なかなか行けないよなぁ。。
夜の口コミ
'07/01/26 ('06/11 訪問)
  • 評価:4.0
  • 評価:4.0
  • 評価:4.0
  • ¥20,000 ~¥29,999
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うにゃりん2007
うにゃりん2007 (49)
(20代後半・女性・東京)
京都の名店を東京でも味わえると聞いてとても楽しみに行ってまいりました。店内の造りも雰囲気も素晴らしかったのですが、何にしろ、周辺が好ましくない○テル。かなり驚きます。初めて行かれる方は、かなり引くのではないでしょうか。お庭も玄関も菊乃井の名に恥じぬ品格があっただけに残念です。お味は、関東風に合わせたのか、京都の本店とは味付けが違っていましたが、それなりに楽しめました。問題は、立地だけですね。店内に入ってしまえばそれほど気にならないかもしれませんが。私は、他の方を誘っては出掛けづらいです。
夜の口コミ
'07/06/06 ('07/06 訪問)
  • 評価:3.0
  • 評価:3.5
  • 評価:3.5
  • ¥20,000 ~¥29,999
  •  
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ここ、やっぱり有名なんですよね?たまたまカウンターの隣に座ってた男性ふたり客なんぞは、東京で一番らしいから来たぜ、みたいな。かく言うわたくしめも、オノボリ根性でお伺いしただけだから。でも、肘をつきながら食事するのは見てて美しくないなあとも。

やる気は感じられるのだが。サブ・カウンターの客あしらいをしていた若いスタッフは明らかに二軍であるがゆえに、客の杯の進み方とか見る余裕もなく。横倒れしただけでコップは割れてしまうという物理学的な原理を証明したりと、忙しい限り。

懐石って、割とヘルシーで味が上品てなイメージかとも思うのだが、小生の味覚の問題か、とてつもなく、味が濃いっていうか派手。供する皿皿、ごりゃあ旨いだろって激しく説伏されてる感じ。いえ、なにが悪いって言うわけじゃあないんですが。それでしかも、量もどっちかというと沢山てなことになると、段々と「うま苦しく」なってきちまう、です。

梅のコンポートのあと出された、先付けっていうのか八寸というのかが、山盛り。山盛りですよ。いつもの飲みだと、これだけで、日本酒2-3合は行くって感じで。水ナスの水晶煮、ゴボウの周りに炙ったウナギを巻きつけたやつ、卵の黄身を味噌付けしたやつ、イカになんか濃い味付けて炙ったやつ、サトイモみたいなのを蒸してウニを載せたやつ、味噌きゅうり、まだ2-3個あったかもしらないが。まあ、これが。旨いんですよ、ひとつづつ。手がかかってて、味付けも下卑ずに、しかも酒の肴にぴったり。まあ、だけど、一杯目ビールのあとに頼んだ店名と同じ一番安い酒、これが、なんか味が無い、料理のケタタマシさからの相対感か、正直、あんまり旨くなかった。先付けが片付いたころ、カウンターの前がいきなり開いて。生簀なんかい。鮎が跳ねている。なんでも、京都では、焼き物は鮎が活きていないといけないらしくて。若者がザルをこっちに掲げて、跳ねてる鮎を見せっちゃったりして。ちょっとしたスペクタクル。

次。向付けっていうか要はお造り。小船の皿に屋根がかかって。霧吹きしてあったり、ビニールの蔓も。不思議。明石の車海老と鯛がたっぷり盛り付けてあった。量多すぎじゃない?だけど、旨い。ねえ、と。あれっ、連れの顔を見ると曇っている。そしたら。鯛のうえに載ってるクルクルが無いと。えっ。たしかに、彼女の皿を見ると、キュウリを細く桂剥きにしたようなオマケみたいなやつが載ってないんです。そういえば、お盆のところに「くるくる」がひとつ落っこちてたなあと。

また次、2種って言うのか。鱧の落とし。ふっくらしてて。やっぱ、「この季節は鱧だなあ」(棒読み風に)思ったり。梅干を醤油で溶いたやつで食すように言われたのだが、考えてみれば、さっきのお造りの山葵と醤油でもいいよねえ、さっきのあれ返しってって言われても困るよなあと、くだらないことを考えてみたり。
この後、焼き物か、茶碗蒸しか、豚の角煮か、順番がやや曖昧。ただ、段々累積してるわけなんです、だんだんと。しかも全部、力強い味、ぐいぐい来てて。間、一拍置いて、サツマイモの甘露煮が口直しが出たり。しかし、苦しい、隊長、助けて。特に、スッポンの茶碗蒸しの味は凄い。暴力的に旨い。旨味成分が濃すぎてダメージを受けたのは稀有な体験(個人的な趣味かもしれないが、この茶碗蒸しに車海老を入れるのは余分ではなかろうか?)

もうこの「うま苦しい感」一杯、クライマックス。もう駄目ってとこで、メシの前、最後出てきた、炊き合わせ。これは良かった。ナスだっけ?山田唐辛子と言うのか、アナゴが旨い、素晴らしい。出汁もいい、上品。苦しみ(?)を乗り越えたからってか、これが一番、旨かった(って言ったら、怒られるか?)

〆は、ショウガご飯の釜炊き。親父の直伝によると、ショウガを微塵切りにして水に晒したあと、ご飯と出汁で炊き込むだけっていう簡単さ。しかも、親父言うには、家では、油揚げを刻んで入れても旨いっていうことらしくて。この季節、やっぱ鮎ご飯かなあなどと、想像してたりしてたんだけどね。まあ、ここまで、弱ってると、この清清しいショウガの香りが無ければ。そうは思ったんですけどね。
デザートは、黒蜜のアイスクリームを載せたフルーツ・アンミツ。まあ、そこそこ考えられた工夫。だけど、なんかここまでバタ臭くしなくても。もっとシンプルな水菓子でも良かっただろうに、と大きなお世話。

とても、達成感はある食事なんですが。これが、「京都」っていうことなんだと。どっか根本的な、「こてこてした濃さ」というか「ぬめぬめと纏わりつく」というか。キャパが結構、大きい店なんですが、割と厳格に客を判別してる雰囲気が感じられたり。年齢相応というか、この店に似合う人間になってから、また来てよ、そんな感じなんでしょうか。言え、勿論、「良い店」ですよ。
夜の口コミ
'07/07/01 ('07/06 訪問)
  • 評価:3.5
  • 評価:3.0
  • 評価:2.5
  • ¥20,000 ~¥29,999
  •  
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ペンタングル
ペンタングル (224)
(男性・東京)
(’07.10 再訪)
さすがです。

この安定感は傑出している。

鱧鮨、銀杏、イクラが乗った八寸で始まる。
造りのタイはいつもの通りの包丁捌きで、素晴らしい香り。
定番の黄身醤油の大トロ。黄身醤油を余らせ再び無念。
鱧と松茸出会いの土瓶蒸し。この季節ならでは。
子持ち鮎の塩焼き。小ぶりで2匹、頭からたいらげる。皮の香ばしさと子持ちの身がバランスよく生きる火の具合。
更に焼き松茸。湿らせた和紙を乗せていい具合にしっとりと焼きあげる。香りはいまひとつ。
スッポンの小鍋立て。この上ないスッポン風味の出汁にトロンとした身。小さい鱶鰭まで入っている。
土鍋で炊いた、松茸ご飯と吸い物で大団円。
デザートのソルベも〆によろしい。
抹茶を頂いて言うことなし。

料理はもちろんだが、「進化」を感じるところが嬉しい。
前回気になった接客は見事に改善されていた。
「京ことば」が自然な、実に気の回る若女将的リーダーがしっかりと取り仕切っていた。
「量」の問題もさほど気にならずほとんど平らげた。
残った松茸ご飯は「折り詰め」となり、これまた家で大歓迎されたことは言うまでもない。

この夜は村田さんが在店していた。
この御仁、かなり「客」に眼が向いていると感じた。
それが「進化」の秘密かも知れない。








(前回 ’07.3)
玄関までの竹林が、赤坂ラブホテル前のロケーションを上手く打ち消してくれる。
ご存知京都の名店。接待に使って間違いない店。
2階が個室で階段を上がってから靴を脱いで入るスタイル。部屋によって遮音がまちまちだがまあ許容範囲。本日は掘り床形式の2:2に丁度の広さ。
料理は季節の会席。特に「京」を前面にだしている訳でもない。先ずは季節の白酒を杯で乾杯。
八寸から始まりお椀への流れ何れも隙が無い。
造りは抜群の鯛。瀬戸内の地物か、はたまた築地物か。ここの刺身醤油は旨い。
続いてお決まりの鮪の黄身醤油。この日は「子シビ」。これがあっさりした軽い赤身で黄身醤油にピッタリ。いつものことだがこの黄身醤油は小皿を嘗め回したいぐらいだ。
更に鮑と雲丹の昆布蒸し、鶉饅頭等々。覚えられぬほどの料理。
で、そろそろ〆の炊き込みご飯かと思いきや、伊勢海老の具足煮にかなり大きな縦半分の筍煮が添えられた「メイン?」がど~んと登場。
この後、土鍋の蟹炊き込みご飯、立派なデザートと抹茶でやっとゴールイン。
接客は実に丁寧ながら、このクラスの店にしてはちょっと素人っぽいか。
器はさすがに一流。楽しめる。
この日はご主人の村田さんが、渡仏とやらで留守番部隊が張り切りすぎたのか、明らかに量が多すぎ。
せっかくの素材と料理が「おなかイッパイ」の一言に収斂してしまうのはあまりに残念。

ただ、ここを接待に使って文句を言うお客はまずいないであろう。大切なお取引先を安心して招くことが出来る。
夜の口コミ
'07/10/16 ('07/10 訪問)
  • 評価:4.0
  • 評価:4.0
  • 評価:4.0
  • ¥30,000 ~
  •  
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ぽっけむし
ぽっけむし (27)
(20代後半・女性・東京)
いつか訪れたいと思っておりました。
上司一緒にどうかとお誘いをいただき、今回伺うことができました。こんなに早く機会をいただけて本当に感謝しております。

角を曲がると両サイドに竹が植えられ灯りがともる素敵なアプローチ。
中へ案内されるとカウンターの真中にお席が用意されていました。いらしたお客様は皆様落ち着いた素敵な年齢の方々ばかりで少し緊張しました。

お料理は1月なのでお正月にちなんだものが多くありました。
・金箔の入ったお酒
・生ゆばとお赤飯のあんかけおかゆ
・八寸:黒豆、クワイ、カラスミ、子持昆布、花びら寿司 等
(花びら寿司は京都の菊乃井さんで出すものよりごぼうが長いのだそうです)
・お造り:明石の鯛、車えび
車えびのお刺身は美味しさと美しさに感激しました。しっぽが虹色、こんなにきれいだなんて驚きました。お店の自慢だそうです。
・こしび 黄身醤油
  こしび・・・鮪の子供だそうです。恥ずかしながら初めて聞きました。
・御椀:ゆりねまんじゅう
中はホアグラと鶉のそぼろ、上に金時人参とあおみ大根の結び、トリュフ入り餡かけ
・焼物:まながつお天然塩焼き(和紙に包まれ水引で結んでありました)
・えびいものあられ揚げ、けしのみ揚げ
・お造りの車えびの頭の出しスープ

お腹もいっぱいになってきてこのあたりでお料理も終わりかなと思っていると、まだまだ続きました。

・酢の物:茶ぶりナマコこのわたとろろ(ナマコは番茶につけてやわらかくしているそうです)
・河豚 ネギを巻いたものと皮を辛味大根のポンズで
・河豚と豆腐のみぞれ煮
お出しがとても美味しくて器を空にしてしまったら、お店の方が「すごい・・・」とポソっと言っておりました。女性の方は食べきれないことも多いのだそうです。
・穴子ご飯 白味噌のお椀
・アイス(苺 or きなこ)

お料理は全て美味しくて美しいです。ゆっくり丁寧にお料理の説明もしていただきました。でも女性にはボリュームが多いかもしれません。来て下さったお客様にお腹いっぱいになってほしいという思いからだそうです。最後のご飯は折にしてお持ち帰りさせてもらえます。
父の還暦の御祝を是非菊乃井さんにお願いしたいと思い帰りにすぐ予約させていただきました。あの車えび、父にも食べさせてあげたいです。
美味しいものをいっぱい食べたっ!と、嬉しい気持ちで帰りました。


夜の口コミ
'08/01/25 ('08/01 訪問)
  • 評価:4.0
  • 評価:3.5
  • 評価:3.5
  • ¥15,000 ~¥19,999
  •  
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赤坂駅から赤坂通りを一本入った通りに入口が面した目立たない店。周囲のビルに囲まれた中の異空間の様相を呈している。
料理・味:コース料理はどれもソツがなく美味しく食べられる。このような料亭では「量よりも質」を重んじる風潮があるが、ここは量もタップリで「もう、これ以上は食えない」と思った料亭はここが始めてである。お強メシは、殆どお土産にして持ち帰ることとなった。
サービス:金額相応のサービスであり、満足いくものである。
雰囲気:開放感のある座席配置であり、敷居の高さを感じずにリラックスして食事が楽しめる。
夜の口コミ
'08/01/26 ('08/01 訪問)
  • 評価:4.0
  • 評価:3.0
  • 評価:3.0
  • ¥20,000 ~¥29,999
  •  
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kaijuu
kaijuu (35)
(40代後半・男性・東京)
かねてより利用したかった 赤坂 菊乃井
会社が良い成績を続けている 
その立役者へのご褒美として予約した
電話の感じからして とても良い
業界は違うが 以前アパレルの「セオリー」に営業に行った時 人事部長のアシスタントと思しき女性が 
当社の服は一般OLさんにはちょっと手が届かない値段ですから
と発し 非常に苦い思いをしたことがある
いくら自分の店がよくても 思い上がるといいことはない 
セオリーはその後ユニクロの子会社となった

菊乃井はこないだミシュランの星を取った店だが 電話受付からとても丁寧で しかし慇懃でなく さりげない上品さを感じた 最後に今回は何かのお祝いですか ときかれた
高級店で離婚話をする人はいないわけだから 聞かれるととても嬉しくなるものだ
料理は15000円のコースだが どれもこれも値段に見合った材料と手間を感じる品ばかり お酒も旨くつい3合も飲んでしまった
カウンターの若い衆も礼儀正しく きびきびしていて気持ち良い
今年中には京都店に行こうと約束して 店を出た
夜の口コミ
'08/03/23 ('08/03 訪問)
  • 評価:4.0
  • 評価:4.5
  • 評価:4.0
  • ¥20,000 ~¥29,999
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s@chi
s@chi (35)
(20代前半・女性・東京)
和食を食べたいね、ということになり今回は菊乃井さんへ。

いかがわしいホテルの前がお店。
その時点でちょっと。。。。と思いましたが、気を取り直して入店。



入り口を抜けるとお店の方が笑顔で「いらっしゃいませ」
堅苦しいのかな、と不安だったのですがとても感じがよく肩の力がふっと抜けました。

カウンター席に座り、おしぼりが出てきて、
「まずは杯をお手に。。。」と。


菖蒲酒を杯に入れていただきコーススタート。
(以下順不同)
・付き出し(忘れてしまいました)
・八寸
 鯛の笹の葉寿司