ル・ジャルダン・デ・サヴールの口コミ一覧

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最寄り駅・エリア
東銀座 (東京
ジャンル
フレンチ、バー

151,264 アクセス

120を表示 32
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ランチで訪問。新富町あたりで用事があったので、ここで評判の高かったお店に初訪問。突き出し、前菜1、メイン1、デザート、コーヒーで3,000円。これに消費税、サービス料10%で1人あたり出来上がり3,450円となった。

緩やかにカーブしたカウンターがオープンキッチンを囲む形で9席が配置されており、シェフの調理する姿が一部始終見られる。料理が作られる様子を観察するのが大好きな自分には嬉しい配置であった。また、食材の入っている冷蔵庫をあけて食材を取り出すところから始まり、料理が作られる過程の全てが自分の目で確認できるので安心感が高い。使う食材の質、調理の技量含め、全てに自信がないとなかなかできない店のスタイルであろう。

シェフは相当機敏に動く。大変忙しそうに動かれているシェフの姿を見ると、以前「最高の状態で調理されたものを食いたければ、コースでも同じテーブルで全員同じものを選べ」と書かれた文章を以前どこかで読んだことが脳裏に浮かび、もしかしたら、前菜、メインとも同行者と同じものに統一すればよかったかなと一瞬思ってしまった。他の方も指摘されているように、迷いなく、機敏な動作で調理している様子は、食材と真剣に向き合う「プロ」といった感じを受けたが、その時々の状況によっては、かなりせわしないという感じを受ける方もいるかもしれない。「ゆったりと優雅に」いったキーワードの空間を求めて訪問した方は若干違和感を感じてしまう方もいるかもしれず、その意味においては、やや客を選ぶ店なのかな。

以下は食べたものと一言コメント。今回の料理の選択は正解だった気がする。

突き出しは、アサリの煮たのを酢のタレで食すさっぱりなもの。かなり少量だが、白ワインが合う感じ。

前菜は、「オニオンの冷たいフラン、にんにく風味 ム-ル貝とトマトのゼリー掛け 細切りポロネギ添え」を選択。たまねぎの香り豊かなムースのようなものに酢の利いたジュレがマッチしており、とても美味しく頂いた。「若鶏のガランティーヌ フォワグラ風味 サラダ添え」をごく少量つまみ食いしたが、コクがあって赤ワインが欲しくなる感じであった。一緒に熱々の小さめなパンが供されたが、皮がハードなのが気になった。もう少しソフトだと食べ易いかな。

メインは、「サーロインステーキ 赤ワインソース」を選択。無意味に霜降りの脂が多く、食べたとき脂っこく感じるサーロインステーキはあまり好きではないが、ここのは赤身が中心。肉そのものは、飛びぬけて上質なものという感じではなく、予想していた範囲のものだったが、焼き加減、ソースの味の深みがプロの技を感じさせ、また、エシャレットの香りがアクセントとなり、大変美味しく頂けた。付け合せの野菜(青野菜のスープ煮だろうか)も、美味しかったが、食感の異なる色々な種類の野菜を違う形で調理したものが付け合せで添えられているともっと嬉しいかな。肉のボリュームも自分には十分だった。

なお、同行者の頼んだ黒むつの焼いたのを少量つまみ食いしたが、サフランのソースが自分にはさっぱり目すぎたこと、魚の塩加減が少し強めに感じられたことがやや気になった。

デザートは、「黒ごまのブランマンジェ チョコレートのアイスクリーム添え」。あと、カプチーノ。ブランマンジェは、黒胡麻の風味が大変豊かで美味しかった。カプチーノもミルクが多すぎず、エスプレッソの苦味がキリッと効いており、美味しく頂いた。

飲まないつもりで訪問した自分にとっては、アルコールの注文も強要されず、サービスの方の対応もつかず離れずでいい感じ。

近くに行くことがあれば、他のメニューも試してみようかな、と思った。全体として受けた印象は、一家言さん、バリーリンドンさん、マンプクみみずくさん、R923E、築地人さんが書かれているものに近いものであった。

ただ、どこかで見た「3000円ランチ」という文字が自分の頭に勝手に深くインプットされてしまっていたこと、外税であることとランチにもサービス料がかかることを事前には認識していなかったこと等から、会計の時、ほんの一瞬「?」と思ってしまった。これで内税・サービス料なしとなっていたらお得感がかなり増すのだが、銀座ではそれは無茶な要求なのであろう。
昼の口コミ
'08/07/05 ('08/07 訪問)
  •  
  • ¥3,000 ~¥3,999
築地人
築地人 (254)
(20代後半・女性・東京)
お店の名前やシェフについてはよく聞く事も多いフレンチの有名店ですが、高いかなぁと思っていました。でもランチは3000円からだと聞き行ってみました。

場所は東銀座の新橋より。そして昭和通りの渡れないデットゾーンにあるので銀座8丁目の方から来るとけっこう不便な場所です。
お店の前も年季の入ったフランス国旗があるから分る位で、とてもひっそりあります。

一階のバーカウンターの脇の階段から地下へ…

思ったより気合の入りすぎない雰囲気でした。
シェフの目の前のカウンターも魅力的でしたが、今回はテーブルで。

ランチコースは
アミューズ・前菜・魚or肉料理・デザート・飲み物 3000円
アミューズ・前菜・魚料理・肉料理・デザート・飲み物 4500円

今回は上のコースで
前菜→オニオンの冷たいフラン、にんにく風味 ム-ル貝とトマトのゼリー掛け 細切りポロネギ添え
メイン→サーロインステーキ 赤ワインソース
デザート→メロンのケーキ(詳しい名前忘れました…)
にしました。

どれも、ボリュームもしっかりで、料理内容に関してはチョイスが大当たり!
夏らしくさっぱりした前菜と ボリュームはあるけど、味はこってりしすぎないメインで大満足でした。5000円のコースでは…と思える内容でした。

テーブル席でしたのでシェフとはお話出来ませんでしたが、帰りもにこやかに見送って下さりました。

前評判では賛否両論でしたので、どうかなーと思っていましたが、私はとても良いと思いました。


昼の口コミ
'08/06/19 ('08/06 訪問)
  •  
  • ¥4,000 ~¥4,999
一家言
一家言 (58)
(40代前半・男性・東京)
初めての店なのでランチで訪問
電話で予約を入れる。丁寧だが少し頼りない対応。
店の1階はカウンターバーになっていて、店内で地下に降りる。
半円形のカウンターとテーブル席。
12~15席くらいだろうか、広くはない。高級なイメージはない。
高齢なシェフと若いソムリエの二人で回している。
年齢的には親子くらい。
テーブル席は、グループで使っていたようで
カウンター席に通される。小さな店なので本当に目の前で調理がじっくり見れて楽しい。
少し遅めのランチであったが、客はすでに少なく、常連さんばかりのようであった。
シェフも多少ご年齢が高いが、常連さんも相応の年齢であり、長年の常連という感じ。
この雰囲気は、居づらい。
自分も常連になれれば楽しのだろう。
ランチは、肉か魚を選ぶ3000円のコースと肉と魚が出る4500円のコース
いずれも前菜、肉、魚料理はいくつかの料理から選べる。
選ぶものにより料金が加算される場合もある。高いものを選ぶと+4000円くらいになる。
肉か魚を選ぶコースにしたが、ボリュームは十分であった。
料理は非常に美味しい。
デザートまで満足できるものであった。
グラスワインもなかなか良いセレクトである。
だいたい一杯1200~1500円程度なので、目安とされたい。
店の雰囲気は、頑固だが気っ風のよさそうな親父さんがシェフで、素直な息子がソムリエってイメージ。
なれれば楽しそうである。
昼の口コミ
'08/06/06 ('08/06 訪問)
  • 評価:4.0
  • 評価:3.0
  • 評価:3.0
  •  
  • ¥4,000 ~¥4,999
ウィンザーホテル訪問を控えて
ガルグイユ食べ比べのために訪問

他の方もおっしゃるとおりガルグイユは美味
フォアグラも質・火の入れ具合ともに素晴らしい

さらに特筆すべきはピジョンのうまさっ
豚の脂身で周りを巻いてゆっくり火を通した胸肉は
たっぷりと敷かれたレバーベースのソースを塗りたくって食す
今まで食べたピジョンの中で最高の味!

シェフも気さくでいろいろ教えてくれ
ソムリエの接客もひかえめだが的確でとても好印象だった

カウンターだったため調理が見れて(ほんとに丸見え)楽しかったが
成り金風BAカップルの会話が耳ざわりだったので
しっぽりしたいときはテーブルがオススメ
夜の口コミ
'08/05/29 ('08/05 訪問)
  • 評価:4.5
  • 評価:4.0
  • 評価:3.0
  • ¥15,000 ~¥19,999
  •  
凛。
凛。 (37)
(30代後半・女性・東京)
こちらのレビューを見て、とても行きたくなりました。
GWも営業されていたので、早速予約し、行きました。

オープンキッチンに驚きました。
フレンチで、このようなスタイルのお店は珍しいと思います。実際、私も初めてでした。
でも、お料理を作る姿が見れるというのはいいですね。安心できます。
気持もワクワクしてきます。
戴いたのは、2品のランチコースにグラスシャンパン。

 アミューズ
 オニオンの冷たいフラン・ム-ル貝とトマトのゼリー
 真鯛のポアレ
 黒ごまのブランマンジェ・チョコレートのアイスクリーム
(3品になると+お肉料理になります。)

とても美味しく戴きましたが、オニオンの冷たいフランが脂が強く、あとあと尾を引きました。
3品にしなくてよかったです。

休日に、とても雰囲気のよいお店でゆっくりと食事を楽しみ、贅沢な時間を過ごすことができました。

おすすめ!

2品のランチコース (\3,000)

昼の口コミ
'08/05/07 ('08/05 訪問)
  • 評価:4.0
  • 評価:5.0
  • 評価:5.0
  •  
  • ¥5,000 ~¥5,999
こちらのお店は青山にあった時からのお気に入りで
青山にあった時は5・6回伺いました

銀座に移転したと聞き早速ランチの予約を入れました。
銀座のお店は1階がバーになっていて、地下がレストラン
大人の雰囲気のちょっと暗めの店内で階段を降りるとオープンキッチンが、
シェフが料理を作っているのを見ながら食事が出来るカウンター席
今回は三人で伺ったので半個室の席を用意して頂きました。

前菜は若鶏のガランティーヌ : 温かいガランティーヌで濃厚な味わいで
  フォアグラの香りが 
メイン料理はサーロインステーキ : ちょうど良い火加減で焼かれたサーロインに
  砕いた黒胡椒がアクセントに ソースは赤ワインを使ったボルドレーズソース
デザートは黒ごまのブランマンジェ : ゴマの香りのする濃厚なブランマンジェに
  チョコレートのアイス 料理のしめにとても良くあったデザートでした。

何時行っても美味しいお料理で今回もとても満足でした。

(個人的には青山の時のお店の雰囲気のが良かったかも……)

  
昼の口コミ夜の口コミ
'08/04/19 ('07/03 訪問)
  • 評価:4.5
  • 評価:3.5
  • 評価:3.5
  •  
  • ¥5,000 ~¥5,999
Eric43
Eric43 (1983)
(40代前半・男性・東京)
皆さんのレビューを拝見して行くチャンスをずっとうかがっていました。
お客様からお昼のお誘いがあり今だ!とばかりに二日前予約。
とれるか心配でしたが確保できました。
約束の12時より10分ほど早く着いてグラスシャンパンを頂きながらメニューを眺めます。
それにしてもフレンチのオープンキッチンとは珍しい。
へぇ。
こうやって作るのかぁ、とか他人の料理を感心して見ちゃいました。

情報通り2皿のコースが3000円、3皿のコースが4500円。
私は2皿で良いので前菜を何にするか悩んでいるうちにお客様登場。
やはりグラスのシャンパンで乾杯。
お客様は3皿のコースにするとのことで肉料理を選びはじめました。
今日の特選肉料理はラカン鳩だそうです。(+5500円)
結局それに。
私は前菜に人参のポタージュを頼みました。
これ大正解。
不味いままで食べた人参のポタージュの中で一番。
素晴らしすぎ。
あ、その前にアミューズがでてそれにも感心したのですが飛んじゃいました。
画像見ても思い出せません。(苦笑)
真鯛のポアレも最高の焼き加減。
これにデザートが付いて本当に3000円で良いの?(税、サ別)
お客様のラカン鳩も少し頂きましたが濃厚なレバーソースで絶品。
この日は追加料金5500円とシャンパン2杯(@1500円)、白ワイン計4杯(@1300円)を頂いたので最終的な会計はサービス料、税込みで24000円ほどになりましたが恐らく私が1人で来れば3000円+シャンパン*1,白*1なので5800円のサービス料と税金。
これなら通っちゃいます。
又中澤シェフも怖いイメージは全然無く実に良い感じ。
確かに常連さんとは何かため口で話していましたが、我々にはきちんとした態度。
サービスの人もまだぎこちなかったですが良い感じでした。
夜のコスパは判らないけど、昼のコスパはコートドールより良いかもしれない。
使わせていただきます。
固い接待には向かないので要注意です。
おすすめ!

2皿のランチコース (\3,000)

昼の口コミ
'08/04/13 ('08/04 訪問)
  • 評価:4.5
  • 評価:4.5
  • 評価:4.0
  •  
  • ¥10,000 ~¥14,999
ぶりぶり1234
ぶりぶり1234 (357)
(40代前半・男性)
 銀座有楽町エリアの食べログランキングで長らくフレンチ部門1位を維持しているレストラン。前から気になっていたが、今回ようやく訪問することができた。

 しかし、電話で予約をしたものの、ホームページはそれからずっとアクセスできず、メニューは分からずじまい。したがって、値段も分からず。こちらのレビューが無ければ、怖くておいそれと訪問できないレストランだ。

 また、カウンターにするか、テーブルにするかは、最後まで悩んだ。結局、初めての訪問だということもあり、ここは手堅くテーブルを選択させていただいた。でも、今回訪問した感じでは、シェフはそんなに怖い印象はなく、ちょっと失礼かもしれないが、人のいいおじちゃんという感じであった。したがって、シェフの調理に興味があれば、初見でカウンターを陣取っても問題ないであろう。

 料理は、前菜、魚、肉、デザートで10,000円、前菜を2皿にすると13,000円。但し、料理によってプラス料金が発生し、このプラス料金が結構大きい。結局、この日は、10,000円のコースを選択し、連れの料理も適当に摘むこととした。


■前菜:スッポンのフラン(+3000円)
 フランス料理にスッポンという意外性があるが、これが非常に美味しかった。スッポンの各部位を茶碗蒸し風にし、これをトリフソースで頂くのだが、私にとって全く未知の奥深い味わいだった。

■前菜:ガルグイユ
 あまりにも有名な温野菜料理である。ミシェルブラストーヤで食べたときは、何となく気の抜けた料理だなと思ったが、こちらのガルグイユは、かなり明瞭な味付けがされており、フレンチの料理として十分に成り立っていると思った。個人的には、「トーヤ」よりこちらの方が美味しく感じる。

■魚:甘鯛のスープ仕立て
 甘鯛をスープで頂くのだが、このスープが凝っている。スープはモロヘイヤで風味付けされており、且つ、リゾット風に仕上げてある。甘鯛の上に載っているのは、水菜。非常に美味しい。

■肉:牛肉の薄切り
 かなりのボリュームがあるが、甘目のソースが非常に旨い。これはプラス料金が発生しない料理なのであるが、食材にこだわりがなければ、このソースでこちらのフレンチの実力が十分理解できるので、初見であればこちらで十分だと思う。

■肉:ホロホロ鶏のロースト(+2000円)
 ホロホロ鶏の胸肉を、同じ鶏の他の部位を用いて作ったムースで包んでいる。非常に美味しいと思う。ソースに関しては、牛肉の薄切りと同じような感じ。塩が一振りキツイ気がするが、これくらいの塩気がないと物足りなく感じる人も多いのであろう。

■アヴァンディセール
 ゼリー状のレモンの上に、蜂蜜アイスが載っている。カルダモンという香辛料が振ってあり、グラスの中から非常に良い香りが漂ってくる。

■グランディセール
 フォンダンショコラとキャラメルアイス。ともに、ビターな仕上がりである。巷のフォンダンショコラでは、中のチョコレートソースより周りのスポンジの方が大きいことが多いが、こちらはその逆である。ミシェルブラストーヤで食べたクーランショコラとも全く異なる別物。溶け出したチョコレートソースが、口の中にまとわり付く感じがたまらない。甘くないキャラメルアイスというのも、なかなか良い。

■プチフール
 小さなチョコムースとオレンジケーキ。こちらのチョコムースは打って変わって甘い仕上がり。ちょっとデザートと被っている気もするが、シェフ一人なので細かいことを言ってはいけない。



 料理は非常にレベルが高く、私ごときがとやかく言うレベルではないと思う。サービスも、アクの強いシェフと温和なギャルソンとが融和して、店内の空気は丁度よい感じになっていると思う。サービス料は10%であり、平均的な水準だ。

 雰囲気については、そもそもこちらのお店では追い求めていない。よく言えば、気軽なビストロ風というところであろう。トイレだって、喫茶店のようなトイレだし、水の音だってトイレの外に漏れてしまう。したがって、こちらはあくまで、美味しい料理を食べるという目的で利用するレストランであると思う。


 
夜の口コミ
'08/03/20 ('08/03 訪問)
  • 評価:5.0
  • 評価:4.5
  • 評価:3.0
  • ¥15,000 ~¥19,999
  •  
モグモグ♪パクパク
モグモグ♪パクパク (323)
(20代後半・女性・東京)
 ミシェルブラス(洞爺湖のだけど)のファンとしては行かない訳にはいかない!と意気込み来店。ミシェルブラスはものすごい量なので、大事をとって3品コースにしておく。
 おしぼりが出され、「お通しです」(笑)と、帆立貝とフェンネルのピューレが登場。トマトの酸味とともにさっぱり!
 前菜は、お目当てガルグイユ。ミシェルブラスと全然違うけどおいしい!本来は混ぜ合わせ一体化した方がおいしいのだけど、ミシェルブラス(本店)が三ツ星をとったときから、見た目も重視して変化したそう。今では本店も原点回帰?でこちらのお店と同じ一体化スタイルなのだと……。すっぽん(茶碗蒸しのようにしてあり、各部位が入っている)のトリュフソースもいい!トリュフは例年より高いそうだけど(例年はキロ20万が今年は28万……って、元も十分高い)トリュフってこんなに味があったの?とビックリ。
 本日の魚料理は、平目のスープ仕立て。カナダ産の松茸がたっぷり入っていて、これがすっごくいい香り。(この頃から、4品コースにしとけば良かったと後悔)
 メインはジビエの事前注文はしていなかったので、牛肉の赤ワイン煮、人参のフォンダン添え。エゾ鹿シンタマ肉の軽いローストは、エゾ鹿ってこんなにおいしいものなの?と聞きたくなるくらいのおいしさ。ガルグイユ目当てだったけど、結果的にジビエに一番感動した!味はもちろんのこと火の通し具合も絶妙。付け合せのきのこ(トランペットやジロル)とも相性抜群。
 お腹に余裕があったのでチーズも注文してから、レモンゼリーとはちみつアイス、そしてショコラフォンダン、プティフール。大満足のディナーに。

評価は☆5でもいいのだけど、レパートリーが少ないとのウワサもあるので控えめに。
次回他の料理も楽しめたら☆5にしたいと思います。
夜の口コミ
'07/12/19 ('07/12 訪問)
  • 評価:5.0
  • 評価:4.0
  • 評価:4.0
  • ¥15,000 ~¥19,999
  •  
R923E
R923E (470)
(40代後半・男性・埼玉)
訪問:[2007/12/3 12:30]
ウィーンの森の物語 氏がレビューする前は総合評価3点台前半だったはずだが、いつのまにか4点台で全国第5位、東京1位に躍り出ているではないか。個々に見ると素晴らしい料理もあるが、トータルで見れば東京1位というのはどうかと思うが。

この店のオーナーである中澤敬二シェフの料理との付き合いは長く、私がフレンチ好きになる前に「チェック&チェック」というクーポン雑誌を使って訪れた六本木の「イゾルデ」に家内(当時は彼女)と共に出かけてからで、かれこれ20年以上になるかと思う。青山で独立されてすぐに家内が店の料理教室に通うようになったが、さすがに10年以上前の話で顔までは覚えられていなかった。

地階の湾曲カウンター席には、奥様が描いたイラストの皿(写真参照)がセッティングされている。青山ではイラストを壁に飾ってあったが、こちらではやめてしまったようだ。というより、ビストロ的な雰囲気に合わないからだと思う。

「2皿のコース(3150円+サ10%)」と「3皿のコース(4725円+サ10%)」で、料理が重複しないようにお願いした。料理の構成はホームページや他のレビュアさんが詳しく記されているので、内容は写真に記しておくだけにするが、全体的には昔のながらの重い料理から現代風のライトフレンチに傾斜している感じがした。
正直言ってしまうと、それだけを目的に何度も通ったフォアグラのテリーヌ以外はほとんど記憶していないのだが、重いフレンチが好きな私としては、ちょっと期待外れだった。中澤シェフの料理は過去すべてディナーでいただいているので、極端に安いランチ価格を考えるとコストを考えたランチ仕様なのかもしれない。

とはいえ、アミューズで出された帆立のムースに独特なトマトソースという組み合わせは、単独で食べると塩味の強すぎるムースと酸味の強すぎるソースだったが、強い味どうしを合わせることでまったく違う味覚を楽しめる絶品だったし、定番の(?)トリップの煮込みも肉質の良さと少しアジアンティストを思わされる香辛料の使い方が流石と感じた。魚料理の焼きも抜群。厨房を眺めていると、なぜあのような焼き方で仕上がるのか不思議。直火を使わないで鉄板からの間接熱ですべてを調理しているからであれば、家庭のコンロでは対処しようがない。

カウンター席では厨房全体を眺めることができるので、始終調理方法や食材の保存方法、調理器具の後片付けまでを拝見させていただき、食後は料理教室のように、中澤シェフから色々なテクニックを教わってしまった。もちろん家内が聞き出し役であり我が家で私に作ってくれる訳だが、私でも出来そうなコツも多く聞き出せたことで料理以上の満足感を得られた。

美味しかったチョコレートのアイスクリームで見せてくれた、表面の溶けた部分に微妙なマーブル状の模様を描かれ、実に美味しそうに見させるテクニックを聞き出すのを忘れてしまったのが少し心残り。

今回は、たまたま近隣での仕事があったので、家内のリクエストでいっしょに出かけたのだが、私的には満足できる訪問となった。ただ、こういった個人的な楽しみがないとなると、クィックランチとほぼ同じ内容のランチでは、それほど料理で楽しめない可能性があることも付け加えておく。
そういう意味では、1階のバーカウンターでわずか1000円から楽しめるクィックランチのお得度は抜群だろう。見ていると地階のコース料理と同じ皿だったからだ。ただ、同じ価格帯の洋食屋でしか食べていない方がそれを食べてどう思うかは別問題。できれば真のフレンチ好きの方に出かけてほしい。

※価格表記が税込で無いことからサービス点は私の基本方針に従って減点してある。
おすすめ!

クィックランチ(1000~1500円)

昼の口コミ
'07/12/06 ('07/12 訪問)
  • 評価:4.0
  • 評価:3.0
  • 評価:2.5
  •  
  • ¥1,000 ~¥1,999
beaugosse
beaugosse (104)
(男性)
かなり有名なお店らしく、某国大使館員から聞き
行ってみました。

昔は青山でかなりの規模でやっていた、と聞きますが、
「味がわかる人を相手に、自分でコントロールできる
範囲の規模でやりたかった」のでこちらに移転したと聞いています。

1階はBar(昼はクイックランチ)、
地下がカウンター&OPENキッチン(ただしTroisgrosは想像しないで
ください)、個室もあります。

本国に近い味付けです。

子羊などもその肉は適度に噛み応えが有り、ボリューム満点。
ソースも好みのものでした。付け合せのマッシュドポテトも含め
味付けは本国に近く、幼少時に寮で食べた味を思い出しました。

日本では肉はあくまでも柔らかく、脂がさしているのを
無条件に◎のようですが、肉は適度にかたく、噛み応えがあって、
肉そのもののおいしさを味わいたいといつも思うのですが、
こちらは「わかっている感じ」がしますね。

★★★★★★★★☆☆<総合評価>
★★★★★★★★★☆<味・料理>
★★★★★★★☆☆☆<ホスピタリティ>好き嫌いはあるかも
★★★★★★★★☆☆<ボリューム>
★★★★★★★★☆☆<コストパフォーマンス>
★★★★★★★★★☆<席・広さ・椅子>
GOOD<内装・インテリア>
GOOD<クレンリネス>
FAIR<接待向き>
FAIR<勘定透明性>
A<リピート意向>
シェフはMichel Bras氏と親しく、同氏が来日時には
立ち寄るようです。
フランス料理にかける情熱と知識は日本有数だと感じました。
昼の口コミ夜の口コミ
'07/11/27 ('07/08 訪問)
  • 評価:4.5
  • 評価:3.5
  • 評価:4.0
  • ¥20,000 ~¥29,999
  • ¥6,000 ~¥7,999
マンプクみみずく
マンプクみみずく (50)
(30代前半・女性・東京)
昭和通りを築地方面へ曲がってすぐのビルの中です。
ドアを開けるとメートルさんがお出迎えしてくれ、すぐに階段を下っていきました。私は使いませんでしたが、1階はウェイティングバーのみのようです。

地下のレストランは、カウンター6席とテーブル1~2卓(パーテーションがあって見えなかった)のようで、自分としては意外とこじんまりとしたお店なんだな~とびっくり。2人連れの私たちはカウンターに落ち着きました。

コースは10,000円(前菜、魚料理、肉料理、デザート、コーヒー)と13,000円の二つですが、内容の違いは前菜が一皿増えるというもの。あらかじめ、肉料理に青首鴨をお願いしていた私達、メートルさんの「青首鴨でかなりボリュームがありますから」とのお言葉に従って、3品のコース(10,000円)にしました。


○アミューズ:胡瓜のムースのようなもの??
 アミューズにしては手がこんでいると思った記憶があります。でも、11月に胡瓜でもないのかなあ、と思ったり。

○前菜:ミッシェル・ブラスのスペシャル20数種の温野菜のガルグイユ
 この日は35種類の野菜を使ったとのこと、数え切れないよ~。それぞれに火の通し加減が絶妙な野菜たちと、それをやさしく包むスープ。滋味深い味わいでもあり、バターの香りも立って濃厚な雰囲気もあり・・・塩加減もよく、全体でいいお味を醸し出してた!という印象。とても美味しかったです。自分的野菜料理ナンバーワン!

○魚料理:アズキハタの蒸し焼き
 「本日の魚料理」はアズキハタとのこと。これも、プリップリに身がしまっていて良かった。プロの火入れ加減だよね~と満足しつつ、私にとっては微妙に塩が強かったのが残念。だけど、同行者にはちょうど良かったようなので、やはり好みなのでしょう。

○肉料理:青首鴨のロースト(+3,500円)
 いよいよメイン。魚を食べ終わる前から、焼き終えた鴨が寝かされているのが見えていて、期待を高まらせる私たち。そこに、ものすご~くいい焼加減のロース肉のスライス、ドラムスティック状のお肉、内臓、の3種類がサルミソース(多分)で供されます。どんどん食べます。美味い!!!
 しかしこれだけで、直径30cm超のお皿が肉で満載になるほどのボリューム。付け合せのお野菜もこんもり盛られていたりして、ほんと結構な量です。しかしまたしても、塩のややきつめ感。そしてやはり、同行者にはいい塩梅・・・。


デセールは、ソルベとフォンダンショコラの二皿でした。
ショコラは濃厚で薫り高い味わいでしたが、ここまででもうお腹一杯の私には完食不可能でした・・・惜しかったな~。

飲み物は、2人でビール2杯、グラスワイン2杯、ボトルでクロ・ドゥ・マルキ2003(16,000円)を頼みました。グラスワインのときに、新しくボトルを開けてくれたのは嬉しかったです。でも、ワインリストは2万円以下のワインが少なく、自分としては頼みづらい印象。そういうお客さん向けなのかなあ。
まあそんなこんなで、会計は2人で6万円弱でした(同行者が追加料金有メニューを頼んでいた)。


■まとめ■
 料理自体は美味しいのですが、サービスや施設的な面から考えると割高です。値段はいいのに雰囲気が特段良くないから、「特別な日に行こう」という店にはならないし・・・。"ここでしか食べられない料理"がない限り、私はもう行くことはないでしょう。
夜の口コミ
'07/11/22 ('07/11 訪問)
  • 評価:4.5
  • 評価:3.5
  • 評価:3.5
  • ¥20,000 ~¥29,999
  •  
glen&milk
glen&milk (268)
(男性・東京)
昼は蕎麦屋で酒と計画していたのに、愛妻が突如フレンチモードになり、12時ちょっと前にあちこち電話する羽目に。
たまたま空いていたという理由で「ル・ジャルダン・デ・サヴール」に決定。
前から行ってみたいと思っていたが用意周到予約してと思っていたのに飛び込みみたいに入ることになってしまった。

小食な僕らにメイン二つはとても無理。
前菜x1,メインx1の\3,000-コースにした。
料理が出てくるまで結構待たされたと思うけど、カウンターでシャンパンを飲みながら中澤シェフの調理を眺めているだけでとても楽しく、時間が経つのがまったく苦にはならなかった。
シャンパンがなくなる頃にギャルソンが白ワインを薦めてきた。その日のグラスワインはプイイフュッセとサンセールだったので僕はプイイフュッセを。他にシャブリも口開けしてくれるという嬉しい申し出に妻はシャブリをお願いした。
このシャブリがとても美味しかった。白ワイン用のグラスではなくブルゴーニュ赤用の大振りのグラスで供されたことに最初は驚いたが、香りが大きく広がりなるほどと頷くことになった。
前菜の若鶏のガランティーヌは柔らかい味わいでとても美味しく戴けた。
が、しかし、メインの鱸のポアレが出てきた瞬間に若鶏のガランティーヌに覚えた感激は吹き飛んでしまった。
なんという素晴らしい香りだろう。
口に入れてみて絶句。
単なるポアレにこんなに感動したのは初めてだった。
絶妙の火加減で表面のかりっとした香ばしさと鱸の味わいで二種類の料理を同時に楽しんでいるかのよう。
妻は+\2,500で今日の特別料理である牛頬肉の煮込みを食べていたが、シェアすべく鱸のお皿を渡してあげたら返してくれなくなった。そのぐらい美味しかった。
メインに入ると同時にギャルソンが赤ワインを薦めてくれた。本日のグラスワインはAOCブルゴーニュだったが、マルサネを口開けしてくれるとのこと。
両方頼んでみたが、バランスの取れたAOCブルゴーニュが良かった。ドメーヌはArlaud Pere&Filsだったが、気に入ったので今度自分でも自宅用に買いたくなった。
マルサネはGeantet Pansiotのものだったが、少し土臭いねと言うとビオディナミだとのことだった。時間と共に美味しくなったが万人向きではないかなと思った。
若いギャルソンはソムリエも兼ねているらしく、会話と接客は好感が持てるものだった。

デセールのチョコレートのアイスクリームはかなり好みの味で、ダブルで出てきたエスプレッソも香ばしく、一点非の打ち所の無いお昼ご飯となりました。
ランチは非常にCPが高く、また行きたいなと思います。
まあ、薦められるままにワインを飲んでいたら、料理代よりもワイン代の方がずっと高くなってはしまったけれども。

そうそう、普段は知らないけれども、今日のシェフはとても優しいおじさんでした。
昼の口コミ
'07/09/24 ('07/09 訪問)
  • 評価:5.0
  • 評価:5.0
  • 評価:4.0
  •  
  • ¥10,000 ~¥14,999
マユンセ
マユンセ (3)
(20代後半・女性・埼玉)
こちらのコメントをみてランチに訪問いたしました。
友人共に3000円のコースを選び、私はお魚、友人はお肉をチョイス。前菜、メイン、デザート、飲み物、パンがついているコースです。 
 私が選んだ前菜のにんじんのスープはすばらしいお味でした。にんじんの独特の臭みが一切感じられず、にんじんの苦手な方にも是非オススメしたい一品でした。生クリームとにんじんの割合が絶妙で、これは中々家では再現できないお味だと思います。
 前菜の前にちょっとした瓜を使った一品がサーブされましたが、瓜が煮込みすぎていて、水っぽくなってしまって正直おいしくなかったです。かけられていたソースもピンときませんでした。
 メインのお魚はパサパサ感はなく、ソースも私のお気に入りな風味でとてもよかったのですが、こちらもピンと来ず・・・。友人が頼んだ牛フィレ肉を少しいただきましたが、硬くてとても噛み切れず、こっそりティッシュに吐き出してしまうほどでした。味も肉本来の味が全くしなく、ソースでごまかされているようでした。
 デザートは、ゴマのムースとチョコレートアイスでした。ムースはやたら生クリームが多く、半分程食べたあたりでしつこくなってきたので残してしまいました。アイスは、洋酒が聞きすぎていて私のあまり好みの味ではありませんでしたが、なんとか間食。
 私としては、全体的にがっかりな結果となってしまったお店です。値段がお安いのでサーブされるものの質に限界があるのはわかりますが、やはりマキシムドパリやレカンなどの味を食してしまうと、どうしても味に落ち目を感じざるを得ません。勉強になりました。
昼の口コミ
'07/09/20 ('07/09 訪問)
  • 評価:2.0
  • 評価:3.0
  • 評価:4.0
  •  
  • ¥4,000 ~¥4,999
ケニング
ケニング (119)
(20代後半・男性・東京)
ランチで利用しました。
3皿のコース(4500円)を注文。
「本日のお魚料理」は黒ムツのオリーブソース、ほうれん草添え。ソースが変わったお味で、何が入っているのか聞きそびれましたが、とにかく黒ムツによく合っていて美味しかった。
肉料理は「サーロインステーキのエシャロット風味、キャベツ添え」。
私はフレンチでステーキを食すのは初めてでしたが、
こんなに濃い目に味付けをするのかと驚きました。
両面にかなりの塩胡椒をふり、ソースも結構しっかり濃厚なお味。肉自体はさほど高いものでなく、肉質等級でも通常ランクのもの。
フレンチ的には肉本来のお味を生かすというより、
いかにソースでどう料理するか、という方に力を入れるものなのでしょうか?
フレンチ慣れしていない私には、その辺がちょっと気にかかりましたが、塩分を除けば、エシャロットの風味がいいアクセントになっていましたし、また付け合せのキャベツもいいお味で、全体としてうまくまとまっていたと思います。

デザートは「黒ごまのブランマンジェ チョコレートのアイスクリーム添え」。
これは絶品でした。黒ごまの濃厚な風味がたまらないブランマンジェもさることながら、何よりチョコレートのアイスクリームのコニャックの香りが凄まじく芳醇なこと!一口食べて強烈に感動しました。

この日は他に金持ちそうな常連のお客さんが来ていて、シェフとカウンター越しに終始セレブトークを繰り広げておりました。やれ銀座ではどうだの、フランスではアメリカではどうだの、とまぁ横で聞いていて実に面白かったです。
中でも、シェフが先日フランスで修行してきたパン作りのお話はなかなか貴重でした。ゆくゆくはサンドイッチのお店もやりたいみたいなことをおっしゃっていたので、
相当パン作りには気合が入っておられるようです。
その流れで「おすすめのバゲットも食べてみてください」と、どさくさにまぎれて私もついでに5~6個いただきましたが、本当に美味しかったです。

堅物で怖そうな第一印象でしたが、もの凄い話好きの気さくなおじさんなんですね。
また機会があったらぜひ行ってみたいと思います。
昼の口コミ
'07/08/02 ('07/08 訪問)
  • 評価:4.5
  • 評価:4.0
  • 評価:3.5
  •  
  • ¥5,000 ~¥5,999
酔生夢食
酔生夢食 (72)
(男性・東京)
ちょっといい値段の鮨屋のカウンターで、職人肌で気難しい大将と差し向かう感覚か。
シェフの世界に馴染める人間にとってはとても魅力的であるが、一般にお勧めできる店ではないだろう。

良くも悪くも中澤シェフの店。
一階のバー・コーナーから地下へと階段を降りていくとそこはまさに中澤ワールド。半馬蹄形のカウンターの中、シェフが一人で次々と風味豊かな料理を繰り出す様はマジックのよう。
客席からフラットな視線で全てを見渡せる狭いキッチンだけに、臨場感タップリであると同時に、シェフとの微妙な距離感にちょっとした緊張感も漂う。

以前はちょっと?怖いイメージで語られることが多かったシェフも、ここ数年はかなり人当たりが柔らかくなったのは間違いない。しかしながらあれだけの狭い空間でカウンターを挟んでの対応となると、余程こなれた接客でない限り客としては多少は気疲れしてしまう部分があるだろう。
しかも丸くなったとは言えやはり一癖も二癖もある個性的なシェフなのだから、普通の人には必ずしも居心地の良い空間とは言えない。
その意味では、一般的には1階のバーでこの店の料理を軽く味わうくらいが無難かもしれない。

一方、出てくる料理は繊細かつ大胆、香りや酸味を上手く使い奥行きのある味わいに仕立て上げられている。野菜中心の軽い皿にも深い味わいがあり、重めのソースを使った皿にも品のある風味を漂わせる。
料理により可能な限り最大限の下拵えを既にしてあるのだろうが、たった一人でこのレベルの料理を作り続けるのは、流石と言うべきだろう。
夏には鮎や鮑、冬にはトリュフやジビエと、季節の素材を使った魅力的なメニューも供されるが、如何せんメニューの選択肢が一般的な店に比して少ないため、定番メニューがマンネリ気味に感じられてしまう嫌いがある。と言っても、年に数回訪れる程度であれば然程気にならないのだろうが。

料理もワインも、一般にコスト・パフォーマンスが良いと感じられる値付けではないが、幸運にもこの店の魅力を味わい得た者は然程高いとも感じないだろう。


余談になるが、この店でサーヴィスを担当していた須田さんは、昨年から恵比寿でとても魅力的なカフェ“Le Lion”をやっている。
夜の口コミ
'07/08/02 ('07/05 訪問)
  • 評価:4.0
  • 評価:3.5
  • 評価:3.5
  • ¥20,000 ~¥29,999
  •  
ウィーンの森の物語
ウィーンの森の物語 (822)
(30代前半・男性・大阪)

恥ずかしながら、入社前の健康診断で
コレステロールの値が異常ともいえる数値を示したので、
今は和食中心の食生活に切り替えたが、
実は、当時(学生時代)は洋食ばかり食べていた。
コートドール」だの「シェ・イノ」だの「北島亭」だの、
雑誌に出ている店は、兎に角、片っ端から回ったが、
本当に心の底から美味しいなぁと思ったのは、
今は無き、千石の「ラ・ベル・ドゥ・ジュール」の
深津シェフの料理と、こちらの中澤シェフの料理だった。

当時、こちらの店は、外苑西通り沿い、
青山墓地向かいの雑居ビル2Fにあって、
窓側のテーブル席に座って食事をしていると
たまぁに、皿の割れるような音や、
シェフがスタッフを怒鳴り散らすような声が
客席の方まで聞こえてきたりしたものだった。
でも、料理の完成度の高さは、
それを補って余りあるものだった。

今回は、約8年ぶりの訪問となって訳だが、
相変わらず、こちらの料理は素晴らしかった。

まず、あまりにも有名な、「ミッシェルブラスのスペシャル
20数種の温野菜のガルグイユ」。
これは今まで自分が食べた野菜料理の中では、
まず間違いなく一番旨い。
冗談抜きで、バケツ一杯は食える。(笑)
シェフ曰く、「トーヤ」の方は、ミッシェルブラスが
最初に考案したものとは、だいぶ内容が変わっており、
食べ比べても、ウチの方が絶対旨いことがわかる」と
自信満々に言う。ただ、パンは、
トーヤ」のを食べて旨いとおもったので、
同じ粉を使うようにしたとの