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十割そば 、 辛味おろし 、 トマト蕎麦
目移りする品書きを見るのが一番楽しいかな 、 〆の蕎麦、饂飩は其の日の気分しだいだ、ねェ~
生はんぺん
鴨ざる (\1,200)
めおともり (\1,000)
松翁のレビューと同じ 、 冷麦がかなりやばいですね 、 会津馬刺も外せない
めおともり (\1,000)
トマトそば 、 カレーうどん
めおともり (\1,000)
その直後のとある午後、遅めの昼にふらり一人で訪れてみた。
ちなみに移転前の市ヶ谷の店は、昨年末に一度、夕食に利用したのが最初で最後。
当店常連の酒豪の女傑2人組から「アタシら四十代のクリスマスイブは、ウマイ蕎麦屋でシブく飲もうや」と誘われ、なんと12月24日のクリスマスイブ当夜、彼女ら2人を含む中年男女4人組で訪れたのだ。
しかしなるほど、確かにイブ当夜ともなりゃ、ちょっと小洒落た店は何処も彼処も“きゃぴきゃぴチャラチャラ”した若者カップルやグループでごった返すこと必定。
そんな夜に、当店のようなシブイ蕎麦屋を選んだのは、なかなかの慧眼だった。
イブの夜は、さすがに当店もそれなりに混み合ってはいたが、少なくとも、イブに浮かれて嬌声や騒音を撒き散らすガキやギャルの姿は無く、しっぽり落ち着いた風情の中でしみじみ飲み食い出来たのは良かった。
さてその前回の「前の店」への訪問から約4ヶ月半を経て、移転後初めて訪れた当店。
場所は、JR/地下鉄「神楽坂」駅からだと、「神楽坂上」交差点を目指して神楽坂をまっすぐ上り、「手作り靴屋」店の角を左に折れて暫く歩いた右側1F。
駅から歩けば僅か5-6分だろう。
人気の店だと知ってはいたが、時間は土曜の午後1時過ぎ。
さすがに待つことはあるまいと思いきや、アニハカランヤ。
これがしっかり待つのです。
空席待ちの先客3名に続き、待つこと約10分。
念願のカウンター末席にありつけた。
落ち着いて店内を見渡せば、客席は、厨房“カブリつき”のカウンターが9席に、2~6人掛けのテーブル席が20席の、計・全29席のキャパシティー。
あまり定かではないのだが、前の店の記憶と比べれば、およそ4-5割方は店を大きくしたのではあるまいか。
実際、ご主人・Hさんを含む作務衣姿の男性3人が厨房に立ち、女性2名が接客を担う計5名ものスタッフ体制は、以前の店では記憶にない。
カウンターやテーブルに加え、厨房内部を含めた何もかもが、まだ開店したばかりで真新しい店内は、明るく綺麗で気持ちが良い。
しかし一方、なんというか、今回のぼくのような「ゆっくり酒を飲んで〆にそばを食う」つもりで訪れた一人客にとっては、なんだかちょっと小奇麗にお行儀良すぎちゃって、イマイチ落ち着かない。
早い話が、酒飲みゴコロをくすぐるような、ちょっと陰影のある風情が殆ど感じられないのだなあ、これが。
これは実は、以前の店でもほぼ同様に感じたことなので、これは単に店の新しさや古さに起因するものではなく、店内の内装や照明、スタッフの接客ぶりから、たまたま居合わせる客層までの全てを含めた(手相ならぬ)「店相」が為せる業。
特に、新しい当店のテーブル席には、ぼくが求めたいような趣は微塵も感じない。
ことテーブル席のスペースについて云うなら、小さな子連れの家族客にこそ相応しい、明るく健全なファミレスのような雰囲気と云える。
今回戴いたのは:
まず「珍味三種盛り合わせ」(穴子の肝の佃煮・このわた・カラスミ)と「鴨焼き」をつまみに、生ビールを1杯。
次いで、熊本の米焼酎「武者返し」をロックで一杯貰い、〆には、当店自慢の才巻海老を使った「海老天ざるそば」(1,550円)を1枚。
そして結論から云えば、戴いた料理はいずれも期待通り、例外なくウマイ。
中でもやはり、久し振りに食ったそばが相変わらずウマイ。
手打ちを謳うこの手のそば屋で不満に思うことも多いそばの「盛り」も、「けっ、お高く止まりやがって」と悪態を吐きたくなるギリギリの限度はなんとかクリアしている。(でも決して多くはないが)
ただ一方、正直やや不満に思ったのは、それら飲み食い全体を通じてのコストパフォーマンス。
前述した酒と料理をひと通り戴いての勘定は、〆て5,790円。
こりゃはっきり云って、週末土曜にオレみたいなおっさんひとりが蕎麦屋で愉しむ「昼酒」の出費としちゃあ、かなりお高い。
これだけの額を出すのであれば、もっと満足の行く飲み食いを供してくれる店は他にもあるし、同じ手打ちのそば屋とて、これより2-3割は安い値段でほぼ同じ料理と酒を楽しめる店だって少なくない。
以上総じて、家のすぐ近くにでもあればたまにはまた来てもいいかなとも思えたが、今回のように、わざわざ電車に乗ってまでして再訪を期すかどうかは正直ビミョー。
そんな感じで、総合にはちょっと辛めに星3つ半。
でもま、いずれ先述した当店常連の女傑2人組からまたお誘い掛かるのは必至なので、そん時ゃ別に文句云わずに付き合いましょう。
前の店で前回食べて美味しかったカレーうどんも、できればもう一度試してみてもいいとは思うので。