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あんこう鍋 (\3,300)、 肝刺し (\1,300)
アン肝
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| 店名 | いせ源 本館 (いせげん) |
|---|---|
| ジャンル | あんこう、鍋(その他) |
| TEL |
03-3251-1229 ※お問い合わせの際は「"食べログ"を見た」とお伝えください。 |
| 住所 | 東京都千代田区神田須田町1-11-1 |
| 営業時間 | 11:30~14:00(L.O.13:30) |
| 定休日 | 日曜・祝日(5~8月は土曜・日曜・祝日) |
| 駐車場 | 無 |
| 設備・サービス | ランチ営業 |
| ホームページ | |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 →予算分布を見る [夜] ¥10,000 ~¥14,999 | [昼] ¥5,000 ~¥5,999 |
| 用途 |
多くの方がおすすめする用途です。 →用途分布を見る 友人・同僚と |
| 初投稿者 |
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NEW OPENがリニューアル!今、注目のお店をご紹介します!
ならば、老舗で鰻でも食べていきますか、とかの店へ。
ん? いせ源? 鰻??
此れが一般的な反応なのではないだろうか。
此の方、創業は天保元年と云うから180年弱の歴史がある。
此方の創業者の親戚が駒形と並ぶ程の泥鰌の繁盛店を営んでいたのに肖り、連雀町の青果市場内に店を開いたのが始まり。
昔の泥鰌屋は鰻を取り扱う店も多かったようで、此方も鰻の歴史も長く、鰻で使う垂れに関しては少なくても100年以上継足しながらの歴史が残る。
東京で唯一と云われる鮟鱇料理だが、二代前の4代目が手掛けたのが最初、此れを始まりに専門店化した由。大正初期の話。河豚は当ることもあるが、鮟鱇は当ることが無いと云う理由で取り扱いを始めたと云うのが一番の理由らしい。
勿論、鮟鱇は冬が旬。取り扱いも9月から翌4月と期間限定商品な訳で夏場は魚を中心としたコース料理と此方の原点の味柳川鍋に鰻が主力となる。店自体も柳川鍋と鰻は本来の主力商品の意識は高い。
尚、この界隈の建物に関し、東京都の歴史的建造物に指定をされているために多くの方が勘違いをされているのだが、近隣は関東大震災で焼失したために、この周辺界隈は基本的には昭和初期に建て替えが行われている。因みにいせ源に関しては昭和5年築。
下足番から板を貰い二階へ。個人的には此方の下足番は大変感じが良いと思う。会計の際にこの板を渡して支払いを済ませることになる。
当日、個人の客は疎ら、どちらかと云うと宴会の客足が続いていた。
今宵の夏バテ抑止食(笑)、下記の通り-
海蘊酢
蛍烏賊醤油漬け
柳川鍋
鰻重
此方の鰻は註文から40分程度かかるので、麦酒大瓶と其の他品書きで過ごすことにした。
海蘊酢は鶉玉子の黄身を落とし、つるつると頂き、蛍烏賊を摘みながら火照った体を少しずつ落ち着かせる。
店内は喫煙を認めており、喫煙が如何しても駄目、禁煙を希望される方は事前に店に問い合わせをしておく方が良いだろう。
さて、昔の名残、柳川鍋。今宵の泥鰌は青森産とのこと。骨抜き泥抜きされた泥鰌は癖無く、鮟鱇鍋の割り下程諄くない。泥鰌は柳川一本で、他の泥鰌屋の品書きと比較するのは無理があるが、泥鰌屋の名残が柳川鍋と云うのも何処か面白く思うのは、江戸に拘りの無い人間の考えることだろうか。
此方の鮟鱇鍋は20年以上前に逢引で使用したのが最初。関西出身者には醤油仕立ての甘辛い独特の割り下に当初は難儀したが、こう云う雰囲気が威力を発揮する場もあることは事実で、近所ならぼたん共々数年に一度力添いをお願いすることもあったりなかったり。勿論、そう云う場では昭和築なんて大人気ない話なんかは絶対にしない(笑)
重は、今の女将だろうか、態態席まで運んでくださったので、鰻の産地を質問する。宮崎の新仔とのこと。
一般に、前年の12月から当年の3月くらいにかけて捕れたシラスウナギが大きくなり、商品として出荷したものは新仔と云い、前々年前のヒネ仔と比較すると鰻の身質が柔らかく良いものだとは云われている。もっとも昨今の鰻事情を鑑みると、もう此れは看板を信じるか如何かと云う話に尽きるのだろう。泥鰌も一緒のようだが、何処何処の産に拘ってはいないようで、其の時に良いものが手に入れば、其れを使う方針とのこと。
鰻は柔らか仕上げ、垂れは好みに合わせるようにと追加垂れを用意してくれる。味ははっきりとした甘辛なので、継足しは不要と思うが、好みに応じてお好きなように。
ざっくばらんな雰囲気で、店の調度品や昔の連雀町周辺の話なんかを適当に女将や店員を掴まえては迷惑を承知で話しでもして過ごせば、一人で訪問をしても何処ぞのオッサンのように江戸には縁のない田舎者に対しても店を愉しんでいって欲しいと云う気遣いは感じられ、そう云う接客もありかなと。其れは其れで亦良い店なんだと思う。
振りの客でふらりと訪問をしたにも関わらず、会計の後、女将に玄関まで見送って頂き、下足番からも丁寧な挨拶を受け、店を辞した。
鮟鱇料理屋での夏場の口慰みを一本纏めてみました(笑)