この口コミは、Delicious Soldierさんの主観的なご意見・ご感想であり、お店の価値を客観的に評価するものではありません。あくまでも一つの参考としてご活用ください。 また、この口コミは、Delicious Soldierさんが最後に訪問した '11/02当時のものです。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。 詳しくはこちら»
'11/03/27
('11/02 訪問)
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Delicious Soldier (156) さんの口コミ ( 男性 / 標準点:3.0 )
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クリスピーなポテトをのせた真鯛のヴァプール マロンピューレとフォアグラのフラン添え トンカ豆の香り
2票 [大きな写真]
ミルクチョコレートのゼリー、バナナクリーム、ライスクリスピー、マンゴーのシャーベットと積み重ねた、お馴染みの瓶に入ったデザート
2票 [大きな写真]
岩塩のデニッシュ、ミルク風食パン、ローズマリー風味のブリオッシュ、イチジクのパン、青海苔のバケット、有塩バター、無塩バター
16票 [大きな写真]
レモンクリームと木苺の乗ったメレンゲ クリームブリュレ お米のキャラメリゼ アーモンドシロップとレモンのゼリー ブルーベリー、チョコ、サフラン、バニラ、ピスタチオのマカロン
16票 [大きな写真]
うっすらと緑色に光るグラス
30票 [大きな写真]
プレ デセール(2人前)
32票 [大きな写真]
コーヒーとマスカルポーネクリームのハンバーガー チョコレート添え キャラメル風味の洋梨のクーリィ
34票 [大きな写真]
小菓子のワゴン1段目
30票 [大きな写真]
小菓子のワゴン2段目
30票 [大きな写真]
小菓子のワゴン3段目
29票 [大きな写真]
小菓子のワゴン全体像
30票 [大きな写真]
ダイニングへと続く階段
26票 [大きな写真]
チョコレートのデザート
34票 [大きな写真]
目玉焼きと黒トリュフ チーズ風味のオイル
乳のみ仔豚 トリュフ風味のポレンタとシンプルなジュ
チョコレートスフレとバニラのシャーベット
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日本最高峰と評価される銀座のグランメゾン。ボリーさんの時代にはまだ子供過ぎて伺うどころか 名前も知らなかったこちらに遂にディナーで訪問出来る日がやっ... 続きを読む»
2007年8月
3回目の訪問。過去2回はランチで訪れており、ディナーは今回が初めて。ランチとディナーでは客層が違うと言う話を耳にしていたが、幸運にも恵まれ、大きな違いは感じられずに優雅な一時を過ごさせてもらった。
サービス陣は、普段はテーブルから離れているがそれとなく話題を聞いており、質問等があるとこちらから呼ばずともすぐにやってきて答えてくれる。料理に対する説明にも淀みが無い。利き手を見てナイフとフォークの配置はいかがなさいますか?と聞いてくるなど実に細かい所にまで気を配っている。この当たりを流石ととるか、少し距離が近すぎるととるかは人によって分かれる所かも知れない。
今回は奮発してシェフのお任せメニューをオーダーした。コースの内容は以下の通り。お任せメニューとしか乗っていなかったため、料理の名称は不明。食べることに神経を集中していたために、細部は異なっている可能性が大。サービス陣からも一言あったが、かなりボリュームのあるコースだった。
アミューズは貝類のタルタル、下にはトマトとサフランのジュレ、上には刻んだズッキーニ、ソースはアサリのソース。このソースが美味かった。貝類はあまり得意な方ではないが、ここの貝料理は素直に美味いと思う。
前菜はチーズとアボカドのピューレ、キャヴィアをトマトのゼリーで覆った物。赤い半透明のトマトのゼリーの下に、黒いキャビアと緑のアボカドが透けて見え、盛りつけも美しい。トマトとチーズのさわやかな酸味とアボカドのピューレは相性がよく、キャヴィアも美味しく頂けた。センスの良さが感じられる一品。
2品目はトウモロコシのポレンタと地鶏の卵。ポレンタの下には黒トリュフのゼリー、ソースはビネガーソース。豚の背肉を揚げた物が添えられている。半熟の卵を崩しソースと混ぜて食べる。ものすごく上等なベーコンエッグの様な味わいで美味い。
3品目は鮑のソテー。トリュフソースとほうれん草とバジルのソースの2種類のソースで頂く。付け合わせは櫛に刺さった小さなライスコロッケ。アワビは柔らかく、2種類のソースはそれぞれ違った味が楽しめた。
魚料理はスズキのポワレ、ソースはヴェルジュソース。スズキの下には香草が引かれており、付け合わせはカレー風味の火を通したパイナップル。スズキ自体は普通にポワレされていたが、下に引かれた香草との相性が抜群だった。
肉料理はロッシーニ風ステーキ。フィレ肉のステーキとそれと同じくらいかそれ以上の大きさフォワグラのポワレが登場。ソースはトリュフソース。付け合わせはジロール茸のソテー。フォワグラはかなりガツンとくる味。ロッシーニ風ステーキなので当然美味いが、すごいボリュームがある。
フロマージュは好きなだけ食べられる。熟成具合はさすがと言ったところ。個人の好みにもよるが、お酒を飲まない人にはウォッシュタイプの物はややきつめで、ハードタイプの方が美味しくいただけた。
ここまでも相当のボリュームがあるが、ロオジエのコースはこの後デザート類がまた凄い。プチデザートに瓶に入ったオレンジのゼリーとヨーグルト、マカロンが2~3人で5個、ミニクリームブリュレ、小さなグレープフルーツのタルト、お米のアラレ、ヌガータイプの小菓子。
メインのデザートは8種類の中からチョイス。チョコレートスフレとバニラシャーベットをオーダー。出来たてのチョコレートスフレはかなり美味い。バニラシャーベットととの温度差も楽しむことが出来た。ここまで食べてきてなおデザートが美味しく感じられるのは凄いと思う。
この後に食後のコーヒー、紅茶とプティフールのワゴンサービスがある。これも好きだけ食べられるが満腹のため、果物系の小菓子1~2個と苺に砂糖を付けた物を頂いた。
最後にフルーツカクテルとバニラのアイス、メロンシャーベット、杏のケーキのワゴンサービスがある。さすがにノックダウン気味だったが味を見るためほんの少量頂いた。
パンは8種類程度、バターは無塩バターと有塩バターの2種類。新作のパンもかなり登場していたが、コースのボリュームを考えて、今回はほとんど食べなかった。
さすがはロオジエと言った所で料理の味、サービス共に超一流だが、コースはボリュームがありすぎかと・・・。デザートだけでも充分にお腹いっぱいになる量がでてくる。
当日は充分に体調を整えてから来店されることをお薦めします。
こんにちは。
沢山の素敵なお料理を見せていただいて、ありがとうございます!
芸術品のような姿に、「美味しそうー」を通り越し「綺麗ーー」を連発してしまいました~。
いいなぁ。黒トリュフ。。。
菜( ^∇^)~♪ 様
コメントありがとうございます。
写真については厨房で採って頂いたサービスの方に感謝です。
料理の盛りつけも流石にこのクラスのお店だと一味違うなと言った所です。
黒トリュフ、そう易々と食べられないので堪能させて頂ました。
毎日のお昼はしばらく貧乏生活が続きそうです。
2008年 3月
東京を代表するグランメゾンの1つ。半年ぶりにディナーで訪問。
☆☆☆獲得の連絡はシェフに直接あり、連絡を受けた時シュフは涙を流したそうだ。日本人とフランス人のシェフとではミシュランガイドに対する思い入れが相当違う様だ。3ヶ月前までの予約を受け付けているが、土曜の夜は2ヶ月半先まで満席。忙し過ぎて☆☆☆獲得のお祝いは出来なかったとの事。
洗練されたサービス陣は東京でもトップクラス。物腰も柔らかく話しかけ安い。客のデータも見事に把握している。半年ぶりで数回目の訪問の我々に対しても、酒が飲めない事や、左手が利き腕だがナイフやフォークの位置はどうするか等を確認して来た。今回はメンバーが一人欠けていたが、「もう1一人の方は如何なされました?」と聞かれた時にはこっちがビックリしてしまった。料理の写真について訪ねた所、「厨房でお取りします。」と快く引き受けてくれた。客をリラックスさせ、オーダーや会計も実にスムーズ。厚みと深みが感じれるサービスだった。
市場のディネも旨そうだったが、迷ったあげくしばらくの貧乏生活は覚悟で、黒トリュフディナーをオーダー。コースの内容は以下の通り。厨房で撮ってもらったため、デザートの一部が写っていなかったり、チョイスとは別のデザートも写っていたりするのはご愛敬だ。
○アミージュ3品
程良くカレー風味利いたのカリフラワーのムース、フォワグラのテリーヌを挟んだスパイス風味のマカロン、パフリカのコーンに入った目葱のムースの3品。カリフラワーのムースは、噛むとつゆ飛んでしまうため一口でお食べ下さいとの事。マカロンはデザート以外では初めて食べたが、スパイスの風味とフォワグラの味が良く合っており、甘くないマカロンも中々。3品の中で一番美味かったのは目葱のムース。トウモコロシとは違った風味のパフリカのコーンに自然な甘みの目葱のムースが良く合っていた。
○ウニのバヴァロア
ウニの上に日本酒のゼリー、その上にウニのバヴァロア。トッピングはウニ、キュウリのクリームとカカオ。ウニ、ゼリー、バヴァロアが口の中で合わさり、豊かなウニの風味がする。プルルンとしているのに溶けていく様な食感も面白い。トッピングのカカオを混ぜるとまた違った風味となる。
○目玉焼きと黒トリュフ パルメザンチーズのオイル。
目玉焼きの周りにたっぷりの刻んだ黒トリュフ。下にチーズの風味のオイルが引かれている。半熟の黄身をソースの様にまぶして頂く。付け合わせはトリュフバターの乗ったパン。トリュフの味と香りを存分に楽しむ事が出来る。チーズ風味のオイルと卵の黄身がトリュフの風味を程良く緩和しかなり美味い。
○烏骨鶏のコンソメ 黒トリュフのラヴィオリ
具はフォワグラ入りのラヴィオリ、クリームと刻んだ黒トリュフ。飲むと元気の出そうな味で、表面にクリームの浮いた滋養に富んだ烏骨鶏のコンソメが主役。コンソメはしっかりとした味付けで、トリュフの風味に負けていない。ラヴィオリが単調になりがちな味のアクセントになっていた。
○帆立貝と黒トリュフ ピスターシュのカネロニ
黒トリュフと刻んだ帆立をイカスミを混ぜたパスタで巻いた料理。ソースは目葱で緑に色づけしたオマール海老のアメリケーヌソース。海老の風味のソースが、柔らかいが火はしっかりと通った帆立とよく合っており美味い。海老や帆立の味を殺さない範囲でトリュフの風味も利いている。
○若鶏のヴァープル黒トリュフの香り
旨味は濃いが恐ろしく上品な味の鳥料理。ソースは黒トリュフのソース。大きく添えられたフォワグラがパンチ力を、トリュフが風味を補っている。全部を一緒に食べた時、旨味、パンチ力、風味が備わった味となる様に計算されている。付け合わせはカレー風味の利いた野菜のポトフをテリーヌ状にした物。アジアンテイストなポトフとサッパリ味の鶏肉が良く合っていた。
チーズはワゴンサービス。熟成具合は流石。本日のお薦めでクセの無い軽めの物を3種類頂いた。
デザートラッシュはいつも通り。途中でノックダウンする事が多いが、今回は体調を整えて腹を減らし、料理のポージョンも確認し、8種類の魅力的なパンの誘惑にも負けず、無事に最後まで完食。
デザートは栗とラム酒とチョコレートのハンバーガーをオーダー。スフレの生地でチョコレート、マロンクリーム、ラム酒の利いたレーズンをサンドしている。甘さ控え目で少し酸味の利いた大人の味わいだが、締めとしてはやや重かった。
あまり馴染みの無かった黒トリュフの風味を堪能する事が出来、加えてサービスの素晴らしさ、今回の訪問は印象に強く残った。財布的は痛かったがそれに充分見合う内容の物が提供されたと思う。予約は困難だろうが、機会があればまた訪問したいレストランだ。
個室の場合、自分で写真が撮れるんですね~。
って、知っても、私にはあまり意味がないです・・・ (^.^)
でも、小菓子、「全種類でお願いします」と、言ってみたいです。
パンを抑え気味にして・・・、うん、全然無理ですね。やっぱり。
個室まったく予定してなかったのでビックリです。
縁があるとは思ってませんでした。
個室の場合、写真撮影全然OKだそうです。
ダイニング場合、まわりのお客様を考えての事でしょう。
ロオジエで、フルコースを食べた他にパン、小菓子とも
全種類制覇して帰った強者を1人だけ知っています。
無論当方ではありません。普通はパンを抑え気味にしても小菓子制覇は無理ですよね。
機会があれば、行ってみたいお店です。
詳しいレビュー有難うございます。
更に楽しみになりました。
akii 様
予約が難しいの難点ですが、一度は体験されてみて損のないお店かと。
訪問なされる時の、参考にしていただければ嬉しく思います。
最先端のフレンチの様な驚きがある訳ではないですが、
手堅く美味しい料理が味わえます。
サービス陣も東京トップレベルです。
>バジルのムースとフォアグラのフラン
>意表を突かれる味わい
旨そうっ。・・・写真もレビューもとろけそう。
ぐっと、心臓をつかまれた感じです。
もっと、オーソドックスな皿を想像してましたが、
とっても綺麗で、アーティスティックですね!
sin00 様
写真を自分で取れる機会はこれが最後かも。個室なんて縁がない物と思ってました。
料理はモダンを意識した正統派って印象です。
食べ応えはありますが、一皿一皿がズシリと来る感じはありません。
盛りつけは流石と言った所で、どの料理も実に美味そうでした。
おはようございます。
お写真、大変見やすかったです。
ロオジエ、私が今最も行ってみたいレストラン。
お写真に釘付けになりました。
お料理もデザートも色取りが綺麗ですねぇ。
お顔を覚えてくださるのは嬉しいですよね。
でもDelicious Soldierさんのお顔はどのような感じだなのだろうかと
ちょっと想像しそうになりました(^^)
ゆきんこよっちゃん 様
写真を自分で撮らせて頂けたのはラッキーでした。
料理は流石の盛りつけで、美味しそうな上に惹きこまれる物があります。
旨いを連発しながら感激して食べているので
サービスの方には印象的なのかも知れませんね。
こんにちは。
拝見するたびにフレンチの勉強になります。
ロオジェ、10月から値上がりしましたね(サ料も)。
先日の土曜日、OKとの知らせありましたが、まさか予定しておらずキャンセルしてしまいました。
ここはなんといっても料理がキレイなことが特徴ではないでしょうか。
それとサービスの良さ、私は前回と同じメニューに仰天してしまったのですがメインを差し替えてくれました。
ここではワガママを言わない客はソンですね。
味はそれなりですが、2時間半は居られますし優雅な気分になれました。
みなさんが憧れるのも分かります。
gourmefighter 様
コメントありがとうございます。
どこの店も物価高騰の波には苦労されてますね。
連日満席のロオジエですら値上げに踏み切る状況ですから。
料理はビックリするほど美味いって感じではないですが、安定感はありますね。
サービス陣に関しては東京でトップクラスかと。
いろいろ意味で満足させて貰えるレストランです。
ロオジエ憧れです☆
小菓子ワゴンごとお持ち帰りしたくなっちゃいそう♪
のん子 様
ロオジエ 何度か訪問してますが、毎回満足して帰途についています。
あの安定感は流石の物があるかと。
いつも小菓子ワゴンにたどり付く前に満腹になっちゃういますが、
あれだけ沢山並んでいると甘い物は別腹でついつい食べちゃいますね。
行ってきましたよ、ロオジエ。素晴らしいレストランですね!
ポーションは、一番安いコースで丁度良かったです。
ほとんど食べませんでしたが、晩にお腹すきました笑
ランチのお料理は、やっぱり普通な感じでしたねー。
ア・ラ・カルトに興味あるのですが、やっぱりコースと違いますか?
帰ってきた若大将 様
ロオジエは料理、サービス共に安定感があって素晴らしいですね。
当方はランチコースでも十分満足できちゃいますが、
ア・ラ・カルトはもう1ランク上の美味さの料理が揃ってます。
値段の方はワンランク上では棲まないですが・・・。
ディナーコースにはア・ラ・カルトと同じ料理もラインナップされています。
今日ついにロオジエランチに行くことになったので、復習しに来ました♪
小菓子ワゴンが入るだけのお腹スペースを残しておかないと。
のん子 様
復習の教材にして頂き(笑)ありがとうございます。
ロオジエに訪問する時は、体調を万全に整える様にしています。
デザートや小菓子だけもう1コース分位のボリュームがありますしね。
レビュー楽しみにお待ちしています。
最新のロオジエの予習をさせて頂きますので。
2008年 11月
銀座駅から徒歩7~8分、並木通りにあるミシュラン☆☆☆獲得のレストラン。休日の予約は3ヶ月先まで一杯の人気店で、東京で最も有名なグランメゾンの1つ。ランチで8ヶ月ぶりに訪問。
今回は年配の同伴者も含めた数名での訪問。数回目で料理も店の雰囲気も知っている者も居れば、初めての者もいると言った構成。入口で荷物を預けた後、席に案内される途中でちょっとしたサプライズが。席を変更して個室を用意させて頂きましたとの事。ダイニングでしか料理を頂いた事が無かったため、思いがけない初個室となった。
10名は入れる個室を半分程度の人数で利用したため、スペースは非常にゆったりとしている。ダイニングのテーブルを狭く感じた事は無いが、流石にこれには敵わない。席につくと窓のカーテンがさっと開けられる。扉のすぐ脇には個室専門にサービスの方が1名控えている。料理のサーヴ時には補助の方が1~2名付く。当然他のテーブルの会話が聞こえてくることも無い。物静かで落ち着いた雰囲気の中、優雅な時間が流れていく。まるで映画の中の1シーンを体験しているかの様だ。これには初訪問組も大喜び。大いにリラックスして、ロオジエを楽しんでいた。
サービス陣は万事安心して任せられる。物腰の柔らかさや丁寧な応対は相変わらず。料理の説明やサーヴもそつが無い。過去数回程度の訪問で、久しぶりだったにも関わらずこちらの事を覚えていた。会話のつかみに「前回はダイニングのこの当たりで食事されてましたよね」等の話が出て来る。顔を覚えていて貰えると嬉しい物だ。左利きのため、訪問毎にナイフやフォークの位置をどうするか確認されるが、「そのままで大丈夫です」と答えると、どちらの手で使っているか確認し、スプーンのみ右利きの方とちがう置き方をする等小技も利かせてくる。食事も終盤にさしかかった所で当方が粗相をやらかしてしまったのだが、トラブル対応の素早さも流石だった。その後、笑顔と軽い冗談を交えた会話で場の雰囲気を明るくする事も忘れない。この対応の素晴らしさには同席者も感心していた。
ランチはコースが3種類。前菜又はスープ、主菜、デセールのブルーが6,800円(以下税込み、サービス料12%別)。前菜、スープ、主菜、デセールのブランが9,000円。前菜、スープ、主菜2品、デセールのルージュが11,000円。料理は全コース共通で、前菜は2種類、スープは1種類のみ、主催は肉、魚、リゾットの3種類、デセールは3種類の中からチョイスしていく。全てのコースにアミューズ、プレデセールとカフェが付いてくる。食後には小菓子のワゴンサービスも。ア・ラ・カルトはランチ、ディナー共通で種類は豊富だ。ミネラルウォーターも多数取り揃えられており、ガス入りのシャテルドンは1㍑1,500円と割とお得な価格(市販で1㍑2,000円程度)。カフェはお代り自由。
折角の個室なので、ロオジエを満喫して帰ろうと思い、奮発して6,800円のブルーコースとア・ラ・カルトでメインを一品追加。コースの内容は以下の通り。写真は同席者の料理も掲載。ダイニングの場合、カメラをサービスの方に預け厨房にて撮影して貰う事になるが、個室の場合は写真を撮っても構わないとの事。
○バジルのムースとフォアグラのフラン
淡い黄緑色のバジルのムースの下にはフォアグラのフラン(洋風茶碗蒸し)。スプーンで下からすくって一緒にお食べ下さいとの事。アミューズとしては量はたっぷり目。バジルのムースは香草の風味と酸味が利いており、程良くパンチの利いたフォアグラのフランと一緒に食べてもサッパリと頂ける。フォアグラのフランは、甘いソースがムースと一緒に頂くコッテリ系の料理と言う印象があったため、意表を突かれる味わいだった。
○牛脛肉のテリーヌ マスタード風味 サラダ添え カシスのヴィネグレット
ホロッとした食感の牛脛肉のテリーヌの上にはマスタード風味のゼリー。付け合わせは程良く甘いチャツネとアクセントにナッツや卵の入ったサラダ。ソースは甘酸っぱいカシスのソース。歯ごたえの良いライ麦のブレットが添えられている。牛脛肉は柔らかくなるまで煮込まれており丁寧に処理されているが、そのまま食べるとやはり脛肉だなと言った印象。この料理のポイントはライ麦のブレットが添えられている事。脛肉のテリーヌ、チャツネ、ソース、サラダ、全部をブレットに乗せて一緒に食べるとイメージが一変する。優雅な朝食に登場しそうな上品なサンドイッチの様な味わいに。マスタードの風味も生きてくる。ブレット、脛肉、ナッツ、生野菜等、様々な種類が合わさった食感のハーモニーも楽しめる。それぞれをバラバラに食べるとイマイチな味わいだが、全てが組み合わさった時見事な一皿が完成する。
○パルメザンチーズのリゾットとリー・ド・ヴォー ルッコラのジュを添えて
リー・ド・ヴォーと鶏のムースが乗ったパルメザンチーズのリゾット。イタリアンパセリのフリットが添えらている。運ばれてきた時からチーズの食欲を誘う香りが漂ってくる。パルメザンチーズの他に隠し味でもう1種類チーズが使われており、豊かなチーズの風味が楽しめるが、嫌みの無い柔らかな味わいに仕上がっている。米の硬さもリゾットには丁度良い感じ。クニっとして弾力のある歯ごたえのリー・ド・ヴォーと柔らかな鶏のムースの食感の違いも面白い。ソースは鮮やかな緑が映えるルッコラのソース。リー・ド・ヴォーやソースとリゾットとの相性も抜群。ロオジエ定番のチーズリゾットと言った味わいで、新たな発見は無いが、完成度が高くかなり旨い。
○乳飲み仔豚 トリュフ風味のポレンタとシンプルなジュ ヴェルヴェーヌの香り(9,200円)
皮付きの仔豚のロースト。付け合わせは豚の血のソーセージブーダンノワール、豚足と海老入ったサモサ、トリュフ入りトウモロコシのポレンタ。乳のみ仔豚は柔かくクセの無い味わい。脂の味はしないが、コクがあり純粋に豚肉の旨味が楽しめる。脂その物がサラリとはしているが、肉と脂の味で勝負するイベリコ豚とはまったくの別物。弾力のある歯ごたえの古代豚等とも異なる食感。これは未体験の美味さだった。香ばしくローストされた皮と皮の下のゼラチン質の部分も2つ付いてくるがこれまた素晴らしい。豚肉版北京ダックの様な味わいで、パリパリっとした食感の皮とトロリとしたゼラチン質の組合せは、これだけでも単品料理として勝負出来る美味さ。ソースは焼いた時の豚の脂を使ったと思われるソース。旨味と甘味のあるソースで、豚肉、皮のローストのどちらとも相性抜群。付け合わせのブーダンノワールは小細工無しの王道の味わい。パートロフィの皮で荒くミンチにした豚足と海老を包んだサモサも、サクサクと軽い味わいの皮が、コリコリの豚足とプリプリの海老によくマッチしておりかなり旨い。トウモロコシのポレンタには贅沢にトリュフが使われている。強烈すぎるのトリュフの風味を、トウモロシの甘い味わいが上手く包み混んでいた。ア・ラ・カルトの名に恥じず、一皿丸ごと豚の美味さを楽しめる料理だった。
ロオジエはこの後のデザート攻勢が凄まじい。ここまでで腹6分目程度に押さえておかないと、最後の甘味を楽しめなくなってしまう。
まずオレンジゼリーとフロマージュブランの上にオレンジのシャーベットが乗ったサッパリ味のデザートが登場。オレンジピールが散らされており、甘酸っぱさとホロ苦さがアクセントになっている。他クリームブリュレ、木苺とクリームの乗ったメレンゲ、マカロン5種類(2~3人分)、グミの様な食感のメロンゼリー、甘いアラレの様な味わいの米の菓子とわんさかとやってくる。しかしこれはあくまでもプレデゼール。この後にメインのデザートが登場する。
○コーヒーとマスカルポーネクリームのハンバーガー チョコレート添え キャラメル風味の洋梨のクーリィ
スフレ生地でマスカルポーネクリームを挟んだハンバーガー仕立ての上に、コーヒーのアイスとチョコレートが乗ったのデザート。ソースは甘酸っぱさとちょっとしたホロ苦さのあるキャラメル風味の洋梨のソース。見た目とは違いかなり軽い味わい。フワフワっとしたスフレに、程良い甘さで空気の様な食感のマスカルポーネのクリームが良くマッチしており、軽さに拍車を掛けている。コーヒー風味のアイスとチョコレートは、甘さとボリュームを補っている。この軽さなら、怒濤のプレデセール攻撃の後でも美味しく頂ける。
最後に3段済みのワゴンで小菓子が登場する。色とりどりの小菓子を楽しむためにも、ほんの少しお腹に余裕を持って挑みたい。
パンは岩塩のデニッシュ、ブリオッシュ、イギリスパン、イチジクのパン、バケット2種他8種類。バターは有塩バターと無塩バターの2種類。8種類のパンはどれもかなりの美味さで、気をつけないと食べ過ぎてしまい、最後のデザートが楽しめなくなってしまう。その日の気分に合わせてどのパンを選ぶのか?嬉しい悩み所だ。
中々予約が取れない上に、ランチでもかなりの値段がする。折角訪問したならば目一杯楽しんで帰途につきたい所。同席者の好みの味は把握していたため、メインの選択時に少しアドバイスをしたら、全員満足のいく選択が出来た様だ。やはり料理は食べたい味を食べるのが一番旨い。今回は☆☆☆レストラン、グランメゾンと言った時に大概の方が想定されるイメージそのままに、料理、サービス、雰囲気、全ての面でロオジエを満喫させて貰った。皆が揃って笑顔で帰途につくことが出来、幸せなランチタイムを過ごさせて貰った。
写真を上から見ていきながら本文の内容は大体想像できました。
さすがの取材力だなぁ~と感嘆させられましたよ。
フレンチレストランを楽しもうと言う姿勢がお店に伝わった結果でしょうね。
デリさんの“お客力”の高さには脱帽です。
写真撮影に関してはきっと要望が多いのでしょうね。
最低限のマナー(音や光を出さない)が守れる客である事が分かっていれば
席での撮影も構わない方向性になってきたのかなと思います。
Nearco(ITY) 様
久しぶりのロオジエ、色々な意味で堪能させて頂きました。
客の要望に出来るだけ応えようとしてくれる、店側の対応には脱帽と言った所です。
記念に料理の写真を自分で撮りたい方は多いでしょうね。
人の事は言えませんが、最低限のマナーは守って食事を楽しみたい物です。
2009年9月
銀座通りにある2年連続☆☆☆獲得のレストラン。ランチで11ヶ月ぶりに訪問。
今回は久しぶりのロオジエを満喫して帰ろうと、色々チャレンジさせて頂いた。まずはこの場を借りて、我が儘を聞き入れてくれたお店の方々に、お礼申し上げます。
ダイニングは基本的に写真撮影禁止だが、今回は予約時にお願いして、開店前の誰もいない時間帯に撮影させて頂いた。さっと撮影して切り上げ様と思っていたら、サービス陣から「それだけでよろしいんですか?」と声を掛けられる。絵画やタペストリーの説明を受けながら、ゆっくりとダイニングを拝見させて頂いた。
席に案内されると、「お久しぶりです」と声を掛けられる。当方が左利きな事や、下戸な事もちゃんと把握していた。柔らかな人当たりや、丁寧な応対は相変わらず。料理の写真を厨房で撮って貰おうと頼んだ所「ご自身で撮影頂いて結構です。今まで遠慮なされてましたか?」との返答。当日の他のテーブルのゲスト次第だが、話を通しておけば、料理の写真撮影は可能な様だ。プチフールのサーヴ時には、笑顔と共に「下に引いてある金の輪っかは食べられません」との冗談も。東京トップクラスのサービスはそのままに、随分とフレンドリー感が増していた。
事前にメニューをFAXで送って貰ったが、残念ながらランチの中には、食べたい料理が見あたらない。ランチの訪問でもディナーメニューがオーダー出来るか確認した所、前日までに連絡頂ければ可能との事。但し材料の仕入れの関係があるので、当然ながら要相談。
ディナーはコースが3種類。前菜、魚、肉、チーズ、デセールの季節のディネは19,000円。(以下税込み、サービス料12%別)前菜、スープ、魚、肉、チーズ、デセールの市場のディネが25,000円。前菜2、魚、肉、チーズ、デセールのシェフのお任せコースは35,000円。料理は固定だが、デセールのみ9種類の中からチョイス出来る。デセールはどのコースをオーダーしても、プチフールが6種類、メインのデザート、その後には小菓子のワゴンサービスが待ち構えている。コース料理としてはポーションも大きいため、訪問時には体調を万全に整える事をお薦めする。全てのコースにアミューズとカフェが付いて来る。ア・ラ・カルトは昼夜共通。
ミネラルウォーターはガス入りのサンジェロン1㍑が1,600円。微炭酸で、ガスとほのかな塩気が綺麗に合わさった様な味わい。同じくガス入りのサンペレグリノ1㍑が1,000円。こちらは赤い☆のマークで同じみの天然ガス入りの硬水。普通の水は無料。
市場のディネをオーダー。料理の内容は以下の通り。
○滑らかなアボガドのクリームとキャビアのトッピング 薄焼きのパンと共に
オリーブオイル、チャイブ=西洋アサツキ、クルトン、マーマレードの入ったアボガドのムース。キャヴィアがトッピングされており、薄焼きパンに乗せて頂く。アボカドのムースは滑らかな舌触り。スッキリとした味わいのオリーブオイルは風味が鮮烈。オリーブオイルの程よい酸味の中に、アボガドのコクが効いており食べ易い。キャヴィアは塩気の強いタイプでは無く、風味付け程度。カリカリの食感のパンに、ムースをたっぷりと乗せて食べた方が旨い。
○フォアグラのフラン
フォアグラのフラン=洋風茶碗蒸しとアーティチョークのムース。クルトンが入っており、ローストしたマカデミアンナッツのスライスとチャイブが散らされている。フランはふわりとした食感。フォアグラのフランなので甘い味付けを想定していたが、ほのかな塩味とパンチ力が効いている。アーティチョークのムースは滑らかさをプラス。一緒に食べるとよりフワフワ感が増す。カリっとしたクルトンは食感のリズムを変えるアクセント。ローストしたマカデミアンナッツは香り高く、味わい上でも一捻り加えていた。
○3種の貝とズッキーニのタルタル トマトのジュレとコリアンダー カレー風味のエミュルション
赤貝、ミル貝、ホッキ貝、ズッキーニのタルタルの上に、トマトのジュレ、その上にはコリアンダーとターメリックで風味付けしたクリームが乗った一皿。コライユ=オマール海老のパウダーとシブレット、オリーブオイルが散らされており、薄切りの海草のバケットと共に頂く。
3種の貝とズッキーニは細かくみじん切りにされている。ツブツブとした食感だがスルリとした喉越し。貝の甘味が生きており、ズッキーニもしっかりと自己主張している。トマトのジュレは爽やかな酸味と冷たさを、コライユがほのかな甘味をプラス。ふわりとしたクリームはほんのりとカレー風味で、皿全体を上手く纏めている。全部が合わさった複雑な味わいと食感を楽しむ料理で、海草のバケットとの相性も良く旨かった。
○トマトのガスパチョ ボタン海老のタラマ 辛みのあるオリーブオイルのアイスクリーム
アップルミントで香り付けし、ビネガーとオリーブオイルを加えた胡瓜の上に、タルタル風のボタン海老、オリーブオイルと山葵の甘く無いアイス、乾燥させ胡椒で香り付けしたパンドミーのスライスが乗っており、目の前でトマトのガスパチョが皿に注がれて完成する。
ガスパチョはトマトの風味が口の中に広がった後、喉の奥にツーンとした酸味が残る。みじん切りにされた胡瓜はピクルスの酸味を強くした様な味わい。甘酸っぱいアップルビネガーの風味も生きている。トマトと胡瓜が合わさって初めてガスパチョの味わいになる。アイスはオリーブオイルと山葵をそのまま食べている様な印象。風味の濃いガスパチョの緩和材の役割も果たしている。ボタン海老は刺身とムースの中間の様な食感。海老の甘味とムッチリとした歯ごたえが素晴らしい。パンドミーは、ここで欲しいと言う場面での丁度良い箸休め。食べるスープの様なイメージで、強烈な個性を綺麗に纏めた味わいが楽しめる。
○うなぎのマトロート風 柚胡椒入りオイルと共に
鰻を蒸気蒸しにした後、表面にパン粉つけてフライパンで焼き、テンジ=カメルーンの胡椒のシロップを絡めた一皿。ソースは香り高い柚胡椒のオイルに、鰻の骨でとったジュと赤ワインを合わせたマトロート風ソースとカリフワラーのピューレの2種類。付け合わせはバターでコンフィした玉葱。
鰻は皮が薄く脂の少ない、国産の軽い味わいの物を使用。カリッと香ばしく焼かれており、濃厚なソースに負けない位鰻の風味が濃い。マトロート風ソースと一緒に食べると、鰻の白焼きに、赤ワインの酸味とピリッと辛い柚胡椒の風味を効かせた蒲焼きのタレを合わせた様なイメージ。カリフワラーのピューレは、野菜の甘味と塩味のバランスが絶妙で、そのまま食べてもかなり旨い。玉葱のコンフィはトロトロの食感。玉葱の甘味がバッチリと引き出されている。和のテイストをふんだんに取り入れた、本日のお気に入りの一皿だ。
○和牛フィレ肉のポワレ パルメザン風味のマカロニグラタン ジロル茸と生ハムベリョータ添え
秋田産の牛フィレ肉のポワレ。ソースは牛のジュと赤ワインのソース。付け合わせは、ブロッコリーとジャガイモのピューレとパルメザンチーズで風味付けしたマカロニグラタン。イベリコ豚の生ハムとジロール茸が乗っている。
フィレ肉はミディアムレアな火入れ。肉汁がしたたる訳では無いが、サシが入っており、肉の旨味の後をガツンとした脂の味わいが追いかけて来る。適度な塩気と濃厚な赤ワインソースとの相性もバッチリ。サーロインでは重た過ぎる、フィレ肉を頂くのが丁度良い感じのステーキ。
付け合わせもフィレ肉に負けない位に豪華。グラタンには、トリュフが隠されており、濃厚なトリュフの風味が口の中に広がった後に、パルメザンチーズの味わいが残る。筏状につなげたマカロニの食感も面白い。ブロッコリーとジャガイモのピューレは、トリュフの風味を緩和すると共にボリューム感をプラス。ブロッコリーのおかげで普通のポテトピューレよりも食べ易い。イベリコ豚の生ハムとジロール茸は、更なる旨味をプラス。フィレ肉、付け合わせ共にボリューム満点、豪華絢爛な一皿だ。
○フロマージュ
牛乳のチーズはブリアサヴァランとブルーチーズ、ハードタイプはミモレット、山羊のチーズはクロタン・ド・シャヴィニョル、しっかりと熟成させた羊のチーズをチョイス。ライ麦パン、クルミ入りのパン、巨峰、干し葡萄と共に頂く。チーズは流石の熟成具合で、どれも風味が濃厚。ブリアサヴァランは、バターに近い味わい。この中では一番酸味と塩味が強い。クロタン・ド・シャヴィニョルは一番風味が濃厚。逆に羊のチーズは、5種類の中では一番大人しい。ミモレットはもう少し甘味が強い方が、個人的には好みの味わいだった。
○柔らかなチョコレートのスフレ マカロン風 ヴァニラシャーベット添え
チョコレートガナッシュをチョコレートスフレでサンドしたマカロン仕立て。スフレとマカロンの良い所取りをした様なデザート。付け合わせはバニラシャーベット。スフレは空気を多く含んだフワフワの食感。ガナッシュは、かなりチョコレートの風味が濃厚。甘さ控え目の大人の味わいで、チョコレート系のデザートとしては食べ易い。付け合わせがバニラアイスでは無く、シャーベットなのもポイント。口溶けが滑らかでサッパリ味のシャーベットが、軽さを演出している。温かいスフレと冷たいシャーベットの温度差も楽しむ事が出来る。
料理は正当派ど真ん中のフレンチよりも、ややモダンフレンチよりな印象。鰻のマトロート=赤ワイン煮込みと言ったクラッシクな料理も、現代風にアレンジされて登場する。あくまで王道は貫きつつも、そこに新しい物を取り入れている。名門ロオジエは未だ健在と言った所だ。
東の正横綱ですか ランチでも最強でしょーか?
プレンチスペシャリストがゆーんだから間違いないっすね。
momo_goro 様
ロオジエは、ランチもかなり美味いです。
色々な組み合わせ方次第によって、更に美味しく頂けます。
サービス陣も店内の雰囲気も東京のフレンチのトップクラスですし。
2011年3月で休業になってしまうのが、ちょと寂しいですね。
此方に伺った日、ランチのメインが金目鯛で、
前夜のメインがイルギオットーネの金目鯛でしたので、
ランチを差し替えして頂けると、思い込んでいましたら、
きっちり、ランチ+アラカルトのメインディシュの料金を
取られましたぁ・・・。
もう一度、デザート、ワゴンサービス狙いで、ランチに行きたいと思います。
量的にも多いので、ランチコースがお得ですね!?
lovely sweets 様
ロオジエは、プチデセール、デセール、ワゴンサービスの小菓子だけでも、
1コース分位のボリュームがありますよね。
ランチコースの料理でも充分美味しいので、そんなにコースをいじる必要はないと思います。
ア・ラ・カルトはおいそれとは手の出せる値段ではありませんが、その分味の方も素晴らしいですね。
ランチコースのメインにア・ラ・カルトを組み込むなら、前菜、スープ、デセールで5千円
+メインのア・ラ・カルト料理代って選択肢もあります。
2010年 9月
ご存じ銀座並木通りにある、3年連続☆☆☆獲得のレストラン。ランチで1年ぶりの訪問。
開業は1973年。35年以上の歴史を誇る銀座の老舗だが、建築してから40年間が経過した資生堂本社ビルの改修工事に伴い、2011年の3月を持って一時休業となる。再オープンは3年後の予定。再オープン時のシェフやスタッフは、現時点では白紙だそうだ。
エントランスまでの道のりには、ブルゴーニュ地方のワイン畑の下から採掘した岩盤が敷き詰められている。小さな貝殻の化石も潜んだ石造りのファザードは、フランスがまだ海の底に眠っていた太古の石から作られている。2階へと続く白い螺旋状の階段はあまりに有名。メインダイニングには、ダリの世界を表現したオブジェが飾られている。ハンガーに掛かった曲がりくねった時計は、生と死を表現したダリの作品ゆがむ時間から。壁に掛かった大きなタペストリーは、ダリの髭を表現している。テーブルの上には前回訪問時には存在しなかった、奇妙な形のカラフルなオブジェも。今年の春から登場したこのオブジェは、コルクの樹皮から作られており、ロオジエが用意している16種類のプレステージシャンパンを表現している。シャンパンの銘柄がそれぞれの色と香りを誇る様に、16種類のオブジェは、全て異なった彩色で表現されているそうだ。
ランチはコースが3種類。前菜又スープ、メイン、デザートのコースが6,800円(以下税込み価格、サービス料12%別)。前菜、スープ、メイン、デザートのコースは9,000円。前菜、スープ、メイン2皿、デザートのコースは11.000円。料理は全コース共通で、前菜が2種類、スープが1種類、メインはリゾット、魚、肉の3種類、デザートが3種類からのチョイス。全てのコースに、アミューズ、ミニデザート、カフェ、ワゴンの小菓子が付いてくる。
ア・ラ・カルトは昼夜兼用で種類が豊富。コース料理の前菜、スープ、デザート+メインをア・ラ・カルトからと言うオーダーも可能。この場合は、コース料金5,000円+ア・ラ・カルトの料理代が掛かる。ミネラルウォーターは、ガス入りのバドワが1㍑で1,200円。普通の水は無料。
6,800円のコースに、ア・ラ・カルトの肉料理を追加。料理の内容は以下の通り。写真は、同席者のオーダーした料理も掲載。
○キノコのフランとパセリのクーリ
マッシュルーム、椎茸、エリンギ、ジロール茸の4種類の茸が入ったフラン=洋風茶碗蒸しをガーリックオイルで風味付けし、パセリのクーリ=野菜や果実を裏ごししてピューレ状にした物を掛けたアミューズ。パプリカのチュイルが添えられている。
フランはツルンと滑らかな喉越し。ガーリックの風味を、かなり強めに利かせてある。刻んだ4種類の茸は旨味があり、歯ごたえも残してある。茸と一緒に食べた方が、フランの卵の風味が、より鮮明に味わえる。パセリのクーリもしっかりと自己主張。サクサクと軽い味わいのチュイルは、食感のリズムを変えるアクセント。風味が強い物同士を、卵のフランで上手く纏めた一皿だ。
○トマトとフレッシュハーブのサラダ バジルのソルベとフレッシュチーズ ピンクペッパー風味
オリーブオイルに1晩漬け込み、胡麻、バニラエッセンスで風味付けして厚めにカットした北海道産のトマトの上に、青森県産の有機栽培の水菜やハーブのサラダ、バジルのソルベが乗った一皿。シブレットやハーブの入ったフロマージュブラン、温められたライ麦風味のブレットが添えられており、皿にはピンクペッパーが散りばめられている。
肉厚のトマトはジューシィで、甘味の酸味のバランスが取れている。マリネする事により適度に水分を抜き、旨味も増している。バニラの風味は、ほんのりと利かせている程度。バジルのソルベは、甘くないアイスクリーム。程良い冷たさで、バジルの風味をしっかりと利かせてある。爽やかな酸味の利いたフロマージュブランは、クリーミーなプレーンヨーグルトの様な味わい。トマト、バジルのソルベ、フロマージュブランを一緒に食べた味わいは、トマトが主役のピザを彷彿させる。カリカリに焼いたブレットに乗せて食べると、トマト中心の食感と味わいにもう一捻り加わり、より美味しく頂ける。
○グリンピースとリベージュのリゾット かつお風味のジュレとシェリービネガーのジュと共に
グリンピースのピューレ、リベージュ=セロリの葉の様なハーブのピューレ、パルミジャーノチーズで炊きあげたリゾットの上に、細切りにしたロメインレタスとリベージュをたっぷりと乗せ、鰹風味のジュレで表面を覆った一皿。生ハム、パルミジャーノチーズ、ロメインレタス、ニンジン、サヤインゲン、かつお節が添えられている。ソースは、シェリービネガー、鶏の出汁、蜂蜜に、フォアグラの脂でコクをプラスした濃厚なソース。
まずは、サーヴされた時の鰹の香りが食欲を誘う。鰹の風味、チーズの風味、米の食感を残したリゾット、野菜の甘味が合わさった味わいは、正しく和と洋のコラボレーション。一口食べた瞬間に、思わず「旨い!」と唸ってしまう。そこに生ハムの塩気、振りかけられた鰹節、適度な甘味があり濃厚な味わいのソースが、更なる旨味を加えていく。リゾットの表面を覆った鰹風味のジュレ、細かく刻んだロメインレタスやリベージュ、米の食感を残したリゾットが、口の中で合わさる食感も楽しめる。味わい、食感共に日本人のツボを付く、文句無しの旨さのリゾットだった。
○和牛フィレ肉のポワレ ロッシーニ セップとポテトのニョッキ 黒トリュフ風味(+12,000円)
茨城県産の牛フィレ肉のポワレに、フランス産鴨のフォアグラのグリルが乗ったロッシーニ風ステーキ。ソースは、ジュ・ド・トリュフのソース。この時期の黒トリュフは、オーストラリア産の物。付け合わせは、スライスしたセップ茸をシェリービネガーでソテーしたデュクセルと、サマートリュフの乗ったトリュフとジャガイモのニョッキ。
牛フィレ肉は、中心がピンク色のミディアムな火入れ。肉の旨味が口の中に広がった後を、脂の甘味が追いかけてくる。柔らかいのに弾力があり、肉汁が溢れてくる訳でも無いのに肉の旨味は濃厚。見た目はどこにも脂身は見あたらないが、脂の乗り具合も抜群。これぞ高級和牛と言った味わいで、フィレ肉だからこそ肉の旨味と脂のパンチ力のバランスが取れており、サーロインで頂くには重た過ぎるかも知れない。塩の利かせ方も、ドンピシャリ。フォアグラは、脂の旨味、内臓の甘味共にしっかりとしたタイプだが、不思議と重たさは感じられない。旨さと上品さを兼ね備えたフォアグラとでも言うべきか。フィレ肉をそのまま、ファアグラをそのまま、フィレ肉とフォアグラを併せてと、どの食べ方をしても旨い。濃厚な味わいで甘味の強いジュ・ド・トリュフのソースには、「これでもか!」と言わんばかりに刻んだ黒トリュフが入っている。フィレ肉、フォアグラ、黒トリュフのソースの相性も抜群。3者のバランスが高次元で取れている。皿に残った脂やソースだけを、パンに付けて食べてもかなり旨い。
付け合わせのデュクセルは、セップ茸の濃厚な味わいを、シェリービネガーの酸味が綺麗にマイナスしており、旨さの足し算と引き算が感じられる。モチモチとした食感で芋の甘味が感じられるニョッキは、ソースとは正反対にトリュフトリュフし過ぎていない所が素晴らしい。旨過ぎる一皿をそう感じさせる事無く、纏めているシェフのセンスの良さも見事。豪華絢爛なロッシーニステーキと、それに負けず劣らず素晴らし付け合わせ。実に贅沢な一皿だ。
○プレデセール
下からルビーグレープフルーツの果肉の入ったマンダリンオレンジのゼリー、クリームチーズとバニラエッセンスから作ったフロマージュブラン、ブラットオレンジ=赤いオレンジのソルベと積み重ね、ライスクリスピーを散らした瓶に入ったデザートの他、1時間以上掛けて低温でじっくりと火を通した完熟のクリームブリュレ、中をくり抜きフランボワーズを乗せたメレンゲ、5種類のマカロン、パート・ド・フリュイ、ライスクリスピーとロオジエのプレデセールは盛り沢山。食べきれない方も心配ご無用。マカロン、パート・ド・フリュイ、ライスクリスピーは、頼めばお土産様に包んで貰える。
瓶に入ったデザートは、フロマージュブランの甘さ、ブラッドオレンジの酸っぱさ、グレープフルーツの苦味、ライスクリスピーのカリカリっとした食感が、口の中で合わさり全部が一変に広がっていく。それをマンダリンオレンジの甘さが、上手に包み込んでいる。食感、味わい共に楽しめる一品。
クレームブリュレは、半熟に火入れすれば滑らかな食感の物を作れるが、完熟のクリームブリュレでなければ本当の滑らかさは味わえないそうだ。確かに、半熟とは違う滑らかさとはこう言う物か!と思わされる舌触り。まるで舌が喜んでいるかの様な食感と味わい。バニラの風味と甘さもしっかりと利いている。これはお腹がいっぱいの状態でも、是非とも食べたい一品。おちょこ大の器に入ったミニデザート1つに、ここまでやるのがロオジエの素晴らしい所だ。
○コーヒーのシャーベットとホワイトチョコレートのクリーム キャラメル風味のライスクリスピー
エスプレッソベースのグラニテの上に、ライスクリスピーと丸い粒上のチョコレート、ホワイトチョコレートのクリームが乗った一皿。キャラメリゼしたナッツが入った、ヴァローナのチョコレートのブラウニーが添えられている。ホワイトチョコレートのクリームは、ブラウニーとも一緒にお楽しみ下さいとの事。
カリカリの食感のライスクリスピー、粒状のチョコレート、滑らか舌触りのホワイトチョコレートのクリームが合わさった軽い食感と味わいは、高級なコーンフレークを連想させる。エスプレッソの苦味の利かせ方が巧みで、軽くなり過ぎない様に、全体の味を引き締めている。こちらは食感の妙を楽しむデザート。
ブラウニーは、正統派のガトーショコラを彷彿させる大人の味わい。チョコレートの風味は濃厚だが、甘さは控え目。食感は柔らかいが、ホロホロっとしている。ライスクリスピーや、粒状のチョコレートが混ざったホワイトチョコレートのクリームを付けて食べると、味わい、食感共に印象が変化するのも面白い。同じチョコレートを使ったデザートでも、空気の様に軽い仕上がりのホワイトチョコレートのクリームと、正統派のチョコレートブラウニーとのボリューム感の違いも楽しむ事が出来る。
小菓子は、ワゴンサービス。36%、64%、70%とカカオの含有率が異なる3種類のチョコレート、バニラ風味の砂糖やシナモン風味の砂糖をまぶした苺、洋梨のマシュマロ、プレーンとチョコレートの生キャラメル、フルーツタルト、柚のサブレ、バナナチョコレート、キャラメルチョコレート等をチョイス。
パンは、メゾンカイザーのパンで、岩塩のデニッシュ、ミルク風味のパン、イチジクのパン、青海苔のバケット等8種類。バターは、有塩と無塩のエシレバターの2種類。パンは温められて出てくる。
ロオジエのコース料理は、季節毎に変化するが、ア・ラ・カルトには5~6年間変わらない料理も多い。例えば同じ産地の牛肉を使っていても、それぞれに個体差があり、同じ材料からソースを作っていても、野菜や茸の表情によっても味わいは変化する。何度も作り続ける事による肉の焼き加減やソースの味わい等の経験値、変わらない旨さ、積み重ねられた旨さがあると言うのが、ロオジエの料理に対する考え方。そこからは、よい意味での料理に対する誇りと自信が感じられる。
一皿目で、ナイフやフォークを持つ利き手を巧みに判断し、カトラリーの配置を確認してくる等、上質なサービスも健在。変化球気味のオーダーにも、快く応じて貰える。ロオジエのサービス陣からは、どうすればよりゲストを満足させる事が出来るのか?と言う気持ちが伝わってくる。料理、サービス陣共に、東の横綱ここに有りと言った感じのレストランだ。
まさに、また会う日まで…ですね(*_*)
デザートワゴンはテンションあがりますw
夢見うさぎ 様
ちょっと寂しいですが、
更なるパワーアップを果たしたロオジエに会える日を楽しみにしています。
アヴァンデセール、デセール、デザートワゴンと続く
デセールのコースの様なロオジエのデザートづくしには、訪問の度にワクワクさせられました。
こんにちわ。
昨年暑いときにランチにうかがってから、是非もう一度とおもっているうちに閉店しとても残念です。
その時のスッタフの寂しそうな顔が思い出されます。
再開が楽しみですね。
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら»
| 店名 |
レストラン・ロオジエ (RESTAURANT L'OSIER) |
|---|---|
| ジャンル |
フレンチ |
| 住所 | |
| 交通手段 |
地下鉄銀座駅から徒歩7分 銀座駅から329m |
| 営業時間 |
12:00~13:00(入店) ランチ営業 |
| 定休日 | 日曜・祝日 |
| 平均利用金額 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 →予算分布を見る [夜] ¥30,000~ | [昼] ¥10,000~¥14,999 |
| 予約 | 完全予約制 |
| カード | 可 (MASTER、VISA、JCB、AMEX、Diners) |
| 個室 |
有 |
| 席数 |
30席 (メインダイニング) |
| 貸切 |
可 |
| 駐車場 | 有(ご利用の際はご予約時にお申しつけください。10台。) |
| 禁煙・喫煙 |
完全禁煙 |
| 携帯電話 | docomo、au、SoftBank |
| サービス料・チャージ | 12% |
| ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
| コース | 5000円~8000円のコースあり、8000円~10000円のコースあり、10000円以上のコースあり |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、ソファー席あり |
| サービス | お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる |
| ホームページ | |
| オープン日 | 1973年 |
| 備考 | ●男性はデジュネ、ディネともにジャケット着用を。 |
| 用途 |
多くの方がおすすめする用途です。 →用途分布を見る デート |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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ほんま (18m)
(銀座、新橋、内幸町 / 割烹・小料理)
レストランバー ジャム (21m)
(銀座、新橋、内幸町 / 洋食)
DRAKE (21m)
(銀座、新橋、内幸町 / ダイニングバー)
バー ライセンス エフ (23m)
(銀座、日比谷、新橋 / バー)
THE 日比谷 BAR (23m)
(銀座、日比谷、新橋 / バー)
串揚げ×鉄板焼 ちゃぼうず (23m)
(銀座、日比谷、新橋 / 串揚げ・串かつ)
いけたに (27m)
(銀座、新橋、内幸町 / そば)
藤井 (29m)
(銀座、日比谷、内幸町 / 居酒屋)
鶴の家 西店 (30m)
(銀座、新橋、内幸町 / 懐石・会席料理)
鶏料理 銀座べにばな 総本店 (33m)
(銀座、新橋、内幸町 / 鳥料理)
銀座ライス (34m)
(銀座、新橋、内幸町 / 定食・食堂)
BAR CHRONOS (35m)
(銀座、新橋、東銀座 / バー)
マジカルバー エース (35m)
(銀座、新橋、東銀座 / バー)
abisko (35m)
(銀座、新橋、東銀座 / バー)
じゃぱんらんち 銀座店 (36m)
(銀座、内幸町、新橋 / 弁当)
三井ガーデンホテル銀座プレミア (108m)
ホテルグレイスリー銀座 (226m)
銀座の柳の碑 (229m)
旧新橋停車場 (248m)
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NG「会席屋 食べログ」
OK「食べログ」
OK「たべろぐ」
メニューなどから…例:「ワッフル」
環境などから…例:「読書 カフェ」
設備などから…例:「無料LAN あり」
ご存じ銀座並木通りにある、日本を代表するフレンチレストランの1つ。開業は1973年。今の場所に移転して来たのが1999年。開業してから37年、今の場所に移転して来てからも11年の歴史を誇る銀座の老舗だが、そのロオジエが、建築してから40年が経過した資生堂本社ビルの改修工事に伴い、2011年の3月を持って一次休業となった。リニューアルオープンは、2014年の秋の予定。新しい資生堂ビルは、最初からレストランロオジエを組み込んだ物になるそうだ。リニューアルオープン後のシェフやスタッフは、現時点では白紙との事。
休業前のもう1度ロオジエを楽しもうと言うゲストで、2月~3月に掛けてのロオジエはいつにも増して満席状態。2ヶ月前に休日のランチの予約の電話を入れても、20数組のキャンセル待ちの日が、1番可能性がありますとの返答が・・・。今回は、幸運にもその状態のロオジエに訪問する事が出来た。
エントランスまでの道のりには、ブルゴーニュ地方のワイン畑の下から採掘した岩盤が敷き詰められている。小さな貝殻の化石も潜んだ石造りのファザードは、フランスがまだ海の底に眠っていた頃の太古の石から作られた物。2階へと続く白い螺旋状の階段はあまりにも有名。階段の手すりは、店名の由来となった柳の木をアール・デコ様式で表現している。
メインダイニングの絵画や調度品は、前シェフのジャック・ボリー氏が選んだアール・デコの世界。ダリの世界を表現したオブジェも飾られている。ハンガーに掛かっている曲がりくねった時計は、生と死を表現したダリの作品ゆがむ時間から。壁に掛かった大きなタペストリーは、ダリの髭を表現している。この絵は、現在のシェフ、ブルーノ・メナール氏が選んだ物。銀のカトラリーは、1820年の創業以来一貫して職人の手で作られ、フランス銀器の最高峰と呼ばれるビュイフォルカ。レモンイエローの持ち手が鮮やかなナイフは、ライヨール。これも現在のシェフがロオジエに新たにもたらしたネオクラッシックの一環。テーブルの上には、ちょっと変わった形のカラフルなオブジェも。コルクの木の外側の若い樹皮から作られたこのオブジェは、ロオジエが用意している16種類のプレステージシャンパンを表現しており、シャンパンの銘柄がそれぞれの色と香りを誇る様に、16種類のオブジェは、全て異なった彩色で表現されている。
ランチの訪問でも前日までに相談すれば、ディナーメニューがオーダー出来る。19,000円(以下税込み、サービス料12%別)の季節のディネをオーダー。前菜をア・ラ・カルトと差し替え。コースの内容は以下の通り。写真は、同席者のオーダーした料理も掲載。
○トリュフのシュー
フィンガーフードは、パルメザンチーズのプチシューの上に、トリュフ風味のムースと黒トリュフが乗った一品。シューはサクサクの軽い食感。パルメザンチーズの香りがふわりと香ってくる。ムースは、食べた瞬間にトリュフだと分かる味わい。同じトリュフでも、黒トリュフと、トリュフ風味のムースとの風味の違いも楽しめる。全体的に塩味をしっかりと利かせてあり、味わいは甘く無いトリュフのシュークリームと言った所。黒トリュフとトリュフ風味のムースをシュー生地の中に入れずに、上に重ねた盛りつけのアイディアも面白い。
○スモーク・ド・サーモンのムース
アミューズは、下から、オリーブオイル、燻製にしたサーモンをピューレ状にして生クリームと合わせたムース、イクラ、イカスミのリゾットを平たくして焼き上げた煎餅、マヨネーズ風味のソースでコーティングしたウズラの卵のポーチ・ド・エッグと重ねた一皿。
ウズラの卵のポーチ・ド・エッグは、黄身がトロトロの半熟具合。マヨネーズソースでコーティングした食感も、一風変わっていて面白い。スモークサーモンのムースは、滑らかな舌触り。サーモンの風味がバッチリと生きており、薫香や塩味もしっかりと利かせてある。スモークサーモンをそのまま食べるよりも、サーモンの味わいや薫香をより鮮明に感じる事が出来る。リゾットを焼き上げた煎餅は、味わいはイカスミ、食感はパリパリの煎餅と言った所。あの薄さでも、しっかりとイカスミの風味が楽しめる。その中で、イクラの風味と塩気もバッチリと自己主張しており、いくらのつぶつぶ感は、食感のアクセントとして利いている。オリーブオイルと半熟のウズラの卵の黄身が、全体の味わいを綺麗に纏めていた。
○黒トリュフ風味のスクランブルエッグ シャンピニオンのデュクセルとパルメザンチーズのムース(+4,000円)
ア・ラ・カルトと差し替えた一皿。刻んだ黒トリュフが入ったスクランブルエッグの上に、醤油風味のパウダーを振り掛けて、香ばしさを加えたパルメザンチーズのムースが乗った一皿。千切り状の黒トリュフとシブレットが散らされている。ソースは、フォン・ド・ヴォライユ=鶏ガラベースの出汁に、刻んだトリュフを加えた、ジュ・ド・トリュフのソース。付け合わせは、香ばしくトーストしたバケットに、無塩のエシレバターと、千切り状の黒トリュフを乗せたトリュフバター。
この料理の最初の山場は、クロッシュ(フランス語で釣鐘の意味、料理がサーヴされた時に外す蓋の事)をゲストの目の前で外す瞬間。器の中に閉じ込められていた黒トリュフの香りが、解放される瞬間が素晴らしい。トリュフの香りを堪能した後は、トリュフ尽くしの味わいを楽しむ。スクランブルエッグは、中がトロトロの半熟の火入れ。スクランブルエッグ自体にも、程良くトリュフの風味を利かせてあり、イメージは、スクランブルエッグと言うよりも、トリュフを使ったフワフワのオムレツに近い。黄身の味わいが濃厚で、半熟卵の風味は、トリュフづくしの風味を程良く緩和。ソースは、程良い甘味とトリュフの風味をプラス。皮をカリっと香ばしく焼いたバケットは、しっかりとした歯ごたえ。バケットに塗ってあるトリュフバターが旨さのポイントの1つ。エシレバターにトリュフを加えたシンプルな味わいだが、バターの甘味とトリュフの豊かな風味が、口の中一杯に広がる。ふわふわのスクランブルエッグとカリカリのバケットは、食感、味わいの両面で相性が良く、トリュフバターが、皿全体の味わいを綺麗に纏めている。スクランブルエッグとバケットでボリュームもたっぷり。パルメザンチーズのムースを一緒に食べると、トリュフづくしの味わいに、柔らかみが加わる。千切りのシブレットのシャキシャキとした食感と爽やかな味わいは、食べ易さを演出。どこを食べてもトリュフの香りや味わいがするのに、飽きが来ないのも素晴らしい。香り、風味共にトリュフ三昧の正にスペシャルな一皿だ。
○温かいかぼちゃのスープ カプチーノ仕立て カフェとカルダモンの香り
本来のコースには無いが、シェフからサービスされた一皿。カボチャとサフランを加えた牛乳ベースのカボチャのポタージュ。ポタージュを作る際に、ミントを入れて煮だし、香りだけをスープに移している。純粋にカボチャの旨味のみで勝負しており、チキンブイヨン等は加えていない。スープの上には、泡立てた牛乳のムース、砕いた珈琲豆、カルダモンが乗っており、カプチーノ仕立てとなっている。
ポタージュスープは、カボチャの自然な甘味が楽しめるタイプ。マイルドな牛乳の風味が、カボチャの自然な甘味を一層膨らませており、カボチャのプリンの様な甘味のあるポタージュスープとは、随分と印象が異なる。ふわりと軽い食感ながら、舌ざわりがしっかりとしたカプチーノ仕立ての牛乳の泡も面白い。砕いた珈琲豆やカルダモンの風味は、一風変わった味わい上のアクセント。素材を説明されても、どうしても分からない風味があり尋ねた所、隠し味にミントの香りだけを利かせているとの事。すんなりと胃の中に収まってしまう、飲み易さにも納得。サービス陣曰く、多くの行程を踏むため、実際に味わってみても、全ての素材が中々分からないのが、フレンチのポタージュやコンソメスープの特徴の1つ。「スープの世界も奥が深いな!」と感じさせてくれる一皿だ。
○クリスピーなポテトをのせた真鯛のヴァプール マロンピューレとフォアグラのフラン添え トンカ豆の香り
丸い型に入れて蒸気の低温で6~7分蒸し上げた真鯛のヴァプール。真鯛の上には、パリパリの食感のジャガイモの生地を乗せ、芋の香ばしさによって、焼いていないのには、焼いた真鯛の味わいを表現している。ソースは、魚の出汁に林檎とバニラを加えた、バニラの香りの甘いソースと、栗のピューレの2種類。付け合わせは、ベネズエラ産のトンカ豆で風味付けしたフォアグラのフラン=洋風茶碗蒸し。バニラヴィーンズの鞘も添えられており、デザートの様な甘い香りをより印象付けている。
真鯛は、しっとりとした火入れ。淡泊な味わいながらも白身魚の旨味が濃く、塩味もしっかりと利かせてある。上に乗ったジャガイモは、パリパリの食感。どこにも焼き目が見あたらないのに、このジャガイモのおかげで、焼いた魚の様な味わいがするのは面白い。ソースは、林檎の甘味と風味を、ほんのりと利かせてある。真鯛の塩気とソースの甘味との味のバランスが取れており、飽きの来ない組み合わせ。フォアグラのフランは、プルンとした食感。フランにもバニラの風味を利かせてあり、甘い香りがフォアグラの味わいを一層引き立てている。栗のピューレは、ピューレとしてはちょっと硬めの舌触り。食べると、栗の風味の後を栗の甘味が追いかけて来る。付け合わせの味わいは、どれも真鯛の自然な風味を越える事が無く、皿全体の味のバランス感覚が素晴らしい。この皿のもう1つのポイントが、バニラヴィーンズの使い方。真鯛と様々な甘味とを組み合わせた、日本人には中々思いつかない味わいの一皿で、皿全体を通じてバニラヴィーンズのデザートの様な香りが立っている。一見すると菓子の様な風味の魚料理が、かなり旨いから大した物だ。
○鴨胸肉と冬野菜のポトフ ファアグラのグリエとカボチャのニョッキ
真空料理した後にオーブンで3時間火入れし、最後に皮目を剥いで柚の皮を乗せた、均一にピンク色に火入れされたシャラン産鴨の胸肉、網焼きにした鴨フォアグラのグリル、小麦粉、バター、パルメザンチーズを加えたカボチャのニョッキ、大根、カリンのコンフィ、セロリの葉のポトフ仕立て。最後に、鴨のガラ、卵白、ミルポワ=香味野菜から採った鴨のコンソメスープを、ゲストの目の前で皿に注いで、料理が完成する。
鮮やかなピンク色に火入れされた鴨胸肉は、柔らかさと弾力のある歯ごたえとを兼ね備えた食感。上品な味わいで、食べた印象は、塊のまま焼いた鴨の生ハム。淡泊ながらも肉の旨味が濃く、噛むと鴨の旨味と塩気が、じわりと口の中に溢れてくる。鴨のイメージに反して、脂の味わいは全く感じられない。柚の風味の利かせ方も素晴らしく、鴨胸肉に柑橘類の爽やかな風味をプラスしている。鴨胸肉に脂の味わいが感じられない分、パンチ力は、口の中でプルンと溶けていくフォアグラが補っている。塩味は殆ど利かせておらず、ナチュラルなフォアグラの風味が楽しめる。特に、香ばしくグリルにされた焼き目の部分が旨い。鴨のコンソメスープは、透明感のある味わい。適度な塩気で味付けは濃い目。コンソメスープとしての旨味もしっかりとしている。付け合わせの大根は、洋風の大根のおでんと言った所。ニョッキは、カボチャの自然な甘味が生きた味わい。パルメザンチーズのチーズの風味の利かせ方も面白い。甘酸っぱい味わいのかりんは、ここで甘味が欲しいなと言うポイントで、ピンポイントに甘味をプラス。鴨胸肉、フォアグラ、大根、ニョッキ、かりん、コンソメスープ。全部が合わさってポトフ仕立てが成立しており、どれかワンピースでも欠ければ、成り立たない旨さの一皿だ。
○フランス産 フロマージュ各種
牛乳のチーズは、ウォッシュタイプのリヴァロ、フレッシュタイプのブリア・サヴァラン、牛乳で作られるロックフォールとも言われるブルー・デ・コースの3種類、シェーブルタイプ=山羊のチーズは、プリニー・サン・ピエール=別名ピラミッド、羊のセミハードタイプのトム・ド・シェーブルの計5種類をオーダー。干し葡萄、生の葡萄、ライ麦のパン、イチジクのパンが添えられる。牛乳のチーズと山羊のチーズの1番の違いは、乳脂肪率。山羊のチーズの方がサッパリとしていて、酸味もあるそうだ。
リヴァロは、トロリと滑らかな舌触りで、ウォッシュタイプのチーズとしては、クセが少なめ。それでも、ウォッシュタイプのチーズ独特のクセ、香り、味わいは、十分に楽しめる。ブリア・サヴァランは、クリームチーズの様な滑らかな舌触り。クリーミーな味わいで、ほんのりと酸味が利いている。甘味を加えれば、デザートとしても行けそうだ。ブルー・デ・コースは、青カビのチーズ独特の旨さ、風味、辛味と、クセの少ない食べ易さとを併せ持つ。牛乳で作られるロックフォールとは、良く言った物だ。プリニー・サン・ピエールは、柔らかな風味。山羊のチーズとしてはメジャーなサントモールよりも、酸味が柔らかく、熟成感が増している。トム・ド・シェーブルは、5種類の中では、1番甘味が感じられる。添えられライ麦のブレットは、ライ麦の風味が強く、酸味の利いた味わい。干し葡萄と生の葡萄との風味の違いと、様々なチーズと併せた時の、相性の違いも楽しめる。どのチーズも熟成具合が素晴らしく、やはりロオジエのチーズは、一味違うなと思わされる一皿だ。
○アヴァンデセール
下からミルクチョコレートのゼリー、バナナクリーム、ライスクリスピー、マンゴーのシャーベットと積み重ねた、お馴染みの瓶に入ったデザート、完熟のクレームブリュレ、木苺とレモンクリームが乗ったメレンゲ、ライスクリスピー、苺とひなげしオイルのパート・ド・フリュイ。マカロンは、苺クリームをサンドしたチョコレートのマカロン、抹茶クリームをサンドしたピスタチオのマカロン、バニラクリームをサンドしたココナッツのマカロン、レモンクリームをサンドしたサフランのマカロン、カシスクリームをサンドしたカシスのマカロンの5種類。
毎回アヴアンデセールには、ヨーグルトやプリンのガラス瓶を彷彿させるフランス産の瓶に入ったデザートが登場するが、あの形の瓶に入れてデザートを提供するのは、シェフに取っては斬新なスタイルとの事。クリームブリュレは、低温で1時間以上掛けて、じっくりと火を通している。クリームブリュレは、半熟状態に火入れすれば滑らかな食感の物が作れるが、完熟のクリームブリュレでなければ、本当の滑らかさは味わえないそうだ。
瓶に入ったデザートは、マンゴーアイスのまったりとした食感と果物の甘味、控え目に自己主張しているバナナクリームの甘味と酸味、甘さ控え目ながらもチョコレートの風味がしっかりとしたチョコレートムース、洋風のアラレの様なライスクリスピーのパリパリとした食感と甘味が口の中で合わさり、甘さと食感のハーモニーを数える。完熟のクリームブリュレは、質感を保ちつつも非常に滑らかな舌触り。バニラの風味が濃厚で、甘さと卵の風味もしっかりとしており、トロリと半熟のクリームブリュレとは一味違った美味さが楽しめる、メレンゲはサクサクの食感。木苺の酸味とレモンクリームの爽やかな酸味に、メレンゲの軽い食感と甘さが合わさり、これ又美味い。パート・ド・フリュイは、苺の風味がバッチリと生きた味わい。程良い甘さで、食感は上質なグミを彷彿させる。これがメインのデザートでも、十二分に満足出来そうな甘味のあるアヴァンデセールだ。
○フリュイルージュのハンバーガー ミルクとフランボワーズのシャーベット
デザートは、オレンジムース、苺と木苺のコンポート、ブルーベリー、木苺のパウダーを塗したガボット=焼き菓子の1種をマスカルポーネチーズの入ったスポンジでサンドしたハンバーガー仕立て。上には、牛乳と苺のマーブル状のシャーベットと、木苺のパウダーを塗したガボットが乗っている。ソースは、木苺のピューレ。
ハンバーガーは、ふわふわの軽い食感の生地で、これ又軽い味わいのムースをサンドしており、その中で、苺の甘酸っぱさがしっかりと自己主張している。練り込まれたマルカルポーネチーズの甘味が、生地の軽さを一層印象付けている。オレンジムースは、縁の下の力持ちと言った所。あくまで、苺の甘酸っぱい味わいが主役ながら、隠し味の様なオレンジの酸味と柑橘類の風味が、爽やかさを演出している。アイスは、程良い甘さと冷たさ。牛乳の風味が濃厚で、その中にほんのりと苺の風味が感じられる。このアイスが、皿全体の軽い仕上がりに一役買っていると共に、ハンバーガーに甘味を追加している。木苺の酸味と風味がしっかりと生きたソースは、全体的に柔らかな甘味のデザートの中で、味のリズムを唐突に変えるアクセント。ロオジエではお馴染みの、ハンバーガーの様な盛りつけも楽しめる。見た目に反して軽い味わいの、酸味と甘味のバランスが取れたデザートだ。
○デザートワゴン
食後の小菓子は、1)ヌガー、2)生キャラメル、3)カカオ36%、64%、70%のチョコレート、4)スライスアーモンドのチュイル、5)ハイビスカス、パッションフルーツ、抹茶とミントの3種類のメレンゲ、6)ヘーゼルナッツのクロカン、7)リンゴのゼリーでまわりを覆ったリンゴのコンポート、8)メレンゲ入りのミルクチョコレート、9)柚のクリームのサブレ、10)チョコレートタルト、11)赤いフルーツのタルト、12)苺のビスキュイ、13)アプリコット、14)グレープフルーツのピューレ、15)ナッツとチョコレートのフロランタン、16)キャラメルクリームの入ったプチシュー、17)コアントロー、ピスタチオナッツのピューレ、バナナのピューレが入った3種類のボンボンショコラ、18)バニラ、サフラン、シナモン風味のシュガーを付けたフレッシュな苺、19)木苺風味のマシュマロのデザートワゴン。折角なので、カカオ分の異なるチョコレート3種類と、3種類の砂糖を付けて食べる苺の食べ比べをし、それぞれの風味と甘味の違いを楽しんだ。
パンは、メゾンカイザーの1)青海苔入りのバケット、2)黒オリーブの入ったチャパタ、3)蕎麦粉2割弱の蕎麦粉のパン、4)生クリーム入りのバターロール、5)干しイチジクのパン、6)バケットモンジュ、7)イギリス食パンの7種類と、自家製のブリオッシュで計8種類。メゾンカイザーのパンの内、4種類はロオジエのオリジナルレシピ、残りのパンはレストランサイズで焼いて貰っているとの事。バターは、無塩と有塩のエシレバター。
ロオジエのコース料理は、季節毎に変化するが、ア・ラ・カルトには5~6年間変わらない料理も多い。例えば同じ産地の牛肉でもそれぞれに個体差があり、同じ材料からソースを作っても、野菜や茸の表情によっても味わいは変化する。何度も作り続ける事による、肉の焼き加減やソースの味わい等の経験値、変わらない旨さ、積み重ねられた旨さがあると言うのが、ロオジエの料理に対する考え方。そこからは、良い意味での料理に対する誇りと自信が感じられる。
東の横綱クラスの名店の一時休業は、非常に残念だが、2014年の秋に、更なる名店となったロオジエに再び会える事を楽しみにしたいと思う。