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'09/01/01
('08/12 訪問)
Delicious Soldier (112) さんの口コミ (30代後半・男性・埼玉)
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ホロホロ鶏のバロティーヌ
34票 [大きな写真]
天然蝦夷鹿のテリーヌ
34票 [大きな写真]
青首鴨(雄)胸肉のロースト
34票 [大きな写真]
青首鴨(雄)腿肉のロースト
34票 [大きな写真]
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29日はお疲れ様でした。
私の埼玉筆頭ランク店でしたので、楽しんでいただけたか冷や汗ものでした。
クリスマス営業から当日まで通し営業だったせいか、料理はいつもの内容より少し落ちていましたが、そこはしっかり見抜かれていますね。CP点が低かったのは意外でした。
ところで、物語スタイルのレビューはオフ会用ですか?
先日の東京でのオフ会の5部作も楽しく読ませていただきましたが、こちらもなかなか読み応えがありました。実は隠れて作家活動をされているとか?
次回は桑畑さん幹事での埼玉オフ会でお会いしましょう。(と、勝手に幹事を決めていますがシルクロード ムラトのどなたかのレビューコメントで指名されていましたので)
さすがに首都圏、魅力的なお店が多いんですねえ。うらやましいです。
わたしもCP評価がちょっと意外でした。お話を読む限り、4.5でも不思議は
ないように感じましたが・・。
醤油のような完成された調味料がないのでまだまだ発展途上、とのお話は
意外でもあり、なるほどとも感じます。シェフの見識の高さもお店の魅力の
大きなポイントですね。
あけましておめでとうございます。今年もすばらしいフレンチの紹介を楽しみにさせていただきます。
あけましておめでとうございます。
この店での埼玉オフ会、やっぱりうらやましいです。
食事は勿論のこと、お話がさぞ楽しかったでしょうね!
おめでとうございます。楽しいレビューこれからもよろしくお願いいたします。
>鉛は肉の味を損ねるため、網で捕ったジビエにこだわっているとの事。
なるほど、確かに網で獲れば損なわれないですね。
でも網で獲れない大物はどうするんだろう。。弓?
あけましておめでとうございます!
いつもレビューを参考にさせていただいております!
濃厚な4時間を過ごされたことと思います。レビュー読みながら「ほぁぁ」とため息が洩れました(笑)
これからもっと色々な経験を積んで、舌を鍛えていきたい、そして自分の好きな味を明確にしていきたいなぁとか感じました。
今年も色々なお店のレビューを心待ちにしています!
皆様 明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
呉の国皇帝 様
良いレストランを紹介頂きありがとうございました。
確かにシェフはかなりお疲れのご様子。
そんなおりに時間を割いて頂きありがたかったです。
シェフの話もR923E様の話も大変参考になりました。
CPに関しては今までに訪問させて頂いた店との比較もありますので・・・。
ランチで訪問すると印象が異なるかも知れません。
物語風のレビューに関しては、ご一緒させて頂いた方の人数が多いと、
分かり易い例えは無いかな?と言う事でこんな感じの文章になります。
また次回ご一緒しましょう。
cha-kun 様
シェフからお聞きした話は、色々な面で勉強になりました。
料理を頂く際にも、その背景まで分かっていると随分と印象が異なってくる物です。
アイディア盛り沢山のシェフの料理は、使いこなし甲斐のあるレストラン
と言う言葉がピッタリと来る感じです。
ちわわっこ 様
アイディア枯渇の長文ですが、お楽しみ頂ければ幸いです。
少しでも各レストランの雰囲気が伝わればと思っています。
Nearco(ITY) 様
多くの方と色々な食べ物について語るのも大いに盛り上がりますが、
シェフや少し食べ慣れた方々と一定分野の旨い料理の話をするのは
楽しいうえに参考になります。次回はNearco(ITY) 様も是非。
コトリのおばちゃま 様
大型のジビエの場合、鉄砲の弾が当たった部位は使わない
と言うのがシェフのポリシーの様です。
弾が当たった部位によって味に影響が出るので
信頼できる猟師の方にしか頼まないとの事。
gachopin 様
レビューを参考にして頂き恐縮です。
あれだけ色々な話を聞ける機会は滅多に無いため、
濃厚な時間を過ごさせて頂きました。
おしゃべり好きが書いた長文ですが、
今後もおつきあい頂ければ幸いです。
あけましておめでとうございます♪
いつもうっとりとため息がでるような、すばらしいお料理ばかり!!
いつかはDelicious Soldierさんの行かれるようなお店に行ってみたいなと思いながら、、、(#^.^#)
とても、素敵なお店ですね☆
雰囲気もとってもよさそう.。o○
こんなお店にどうどうといけるようになりたいなって思います。
これからもすばらしいレビュー、お待ちしています。
今年もよろしくお願いしま~す!(^^)!
さくら☆ 様
今年もよろしくお願いします。
シェフとマダムの二人が生み出す、
アットホームな雰囲気が素晴らしいレストランです。
美味しい店と言うよりも旨い店で、
誰でも気軽にくつろげると言った感じです。
美味しそうですね、シ、ラ、コ・・・。
蜀の国皇帝 様
お疲れ様でした。楽しかったですね。
旨かったですよ~。 シ・ラ・コ(笑)
1つしか残って無かったのを頂いてしまい申し訳ありません。
また次回よろしくお願いします。
明けまして おめでとうございます。
本年も 相変わりませず よろしくお願い申し上げます。
私事、田舎が滋賀県なもので、時々、青首の散弾入りにお目にかかります。
長い首がだらりとしている姿を見ると、少しばかり胸が痛みますが、直ぐに忘れて、解体することが出来ます。(自慢)
私は、専ら(といっても小学生時代)、胸肉の鴨鍋しか知りません。
腿肉のロースト、皮目のこげ具合がいいですね、氏のようにかぶりついて、そのしっかりとした肉を赤ワインの味付けで味
わいたい気分です。
古武士 様
今年もよろしくお願いします。
青首鴨、訪問の直前まで
シェフが羽根をむしる等の準備作業をなされていたとの事。
マダムからも首がだらりとしている姿をみると
胸が痛んで食べられない方もいるのでは?との話がありました。
鴨や鳩などモモ肉、特に骨の周りの旨味が凝縮された部分は、
手で持ってかぶりつくのが一番だと個人的には思っています。
おせち作りと大掃除に追われて参加できませんでしたが、埼玉のフレンチマニアが集まって楽しそうな会ですね。
全員ノンアルコールのフレンチ会ってのも珍しいなあ。
以前白金のビストロ ランジスに行ったら、店頭でご主人が鴨の羽根をむしってました。シロガネーゼ卒倒。
三十郎先生
人気者の三十郎様が不参加とあって、皆様残念がってました。
先生の魅力に勝手な尾びれ背びれを沢山つけて置いたので、
次回はぜひご参加下さい。
参加者全員がアルコールに強くないって事よくお気づきで。
そんなご一行様に、元祖二日酔いの三十郎先生は貴重な戦力です(笑)
ちなみに魏の国の皇帝様は、鴨の羽根むしる所を見たがってました。
あけましておめでとうございます。
レス激おそになってしまいました。
しかし写真がメチャ明るいじゃないですか。
LUMIXでは全く使い物になりません。
色々色調整してみましたが全く違った色になりそうです。(うーーん出すのやめようかな。)
鴨メチャ甘くて美味しかったですね。
窒息鴨食べたの初めてでしたが、あれほどに甘いとは。
ソースが甘くなくって良かった。素材に上手くあわせていてビックリでした。
沙悟浄の修行の成果あった様で、猪八戒ギブ寸前でした(^^;;
魏の国皇帝様
今年もよろしくお願いします。
写真は光量をいじってあります。
調整する場合は中途半端に光が入っていない方が上手くいきますね。
色は頂いた料理の通りになっているかと。
鴨は熟成のさせ方の勝利ですね。
あれだけ肉その物に甘味があると
甘い味わいのソースでは、肉の味損ねてしまいますしね。
沙悟浄は1日に1回のみ大食いにいなります。
レビューは気長にお待ちしてますので、めげずに是非アップを。
僕も激おそコメントでスミマセン…。今年も宜しくお願い致します♪
と、その前に…
>R923E様
す、すいません…言いだしっぺです。(;☉_☉;)
(某先輩のレビューで桑畑先生に「こらー!勝手に決めるなー」って怒られました。笑)
埼玉オフをこちらでなさったとは…
普段訊けなさそうな話が出来て羨ましい限りです。
写真を拝見したら素晴らしい料理ばかりですが、金額を見たら流石にちょっと…。(^^;;
(フレンチにほとんど縁の無い一庶民なので。笑)
こんばんは。
今度は、三国志ですね。
実は、愚息の名前や、我が家の愛鳥(というよりも、主)の名前も、三国志に由来しております。
こちらも、負けずに、中央線オフ会、開きたいと思います(幹事、言いだしっぺだから、私だろうな~)。
ひで・あぶ~る 様
埼玉オフ会と言うよりも、彩の国ジビエを楽しもうの会って感じでした。
おっしゃる通り、それなりの金額が掛かちゃいますので。
シェフとマダムには、お忙しい中時間を割いて頂き、
実に興味深い話を聞かせて頂きました。
nyanyap 様
ご子息やうーちゃんのお名前、三国志に由来していたとは!
次回是非その当たりの話をお聞かせ下さい。
中央線オフ会いいですね~。沿線在住じゃないのに参加希望しそうです(笑)
)
)
)
)「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら»
| 店名 | Maison d'H (メゾン ドゥ アッシュ) |
|---|---|
| ジャンル | フレンチ |
| TEL |
048-777-2626 ※お問い合わせの際は「"食べログ"を見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
| 住所 | 埼玉県上尾市中妻4-2-1 |
| 交通手段 | 北上尾駅西口徒歩12分(約1000m) |
| 営業時間 |
11:45~14:00(L.O) ランチ営業、日曜営業 |
| 定休日 | 火曜夜~水曜(水曜が祝日の場合はは翌日) |
| 予約 | 予約可 |
| カード | 不可 |
| 席数 |
16席 (4テーブルのみ。ただしクリスマスのみ7テーブル運用) |
| 貸切 |
可 |
| 駐車場 | 有 |
| 禁煙・喫煙 | 完全禁煙 |
| 料理 | 野菜料理にこだわる |
| ドリンク | ワインあり |
| コース | 4000円~5000円のコースあり、5000円~8000円のコースあり |
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| 空間・設備 | 席が広い |
| サービス | 2時間半以上の宴会可、子供可 |
| ホームページ | |
| 備考 | |
| その他リンク | |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 →予算分布を見る [夜] ¥8,000 ~¥9,999 | [昼] ¥2,000 ~¥2,999 |
| 用途 |
多くの方がおすすめする用途です。 →用途分布を見る 友人・同僚と | デート |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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麺楽屋 (91m)
(北上尾 / ラーメン)
大光苑 (129m)
(北上尾 / 焼肉)
本格手打ち蕎麦 あげおのかくれ庵 喜いち郎 (142m)
(北上尾 / そば)
うどん・そば 砂場 (156m)
(北上尾 / そば)
天手古舞 (168m)
(北上尾 / そば)
ラ・プリマ (280m)
(北上尾、桶川 / イタリアン)
キッチン ヴェルデ 北上尾店 (288m)
(北上尾 / ラーメン)
すし耕 (292m)
(北上尾 / 寿司)
つけ麺 晴れる屋 (328m)
(北上尾 / つけ麺)
鮮や 北上尾店 (330m)
(北上尾 / 居酒屋)
鴨川 (338m)
(北上尾、桶川 / 焼鳥)
茶居夢 (347m)
(北上尾 / 喫茶店)
三点中華 上尾中妻店 (347m)
(北上尾 / 中華料理)
やま家 中妻店 (352m)
(北上尾 / うどん)
むさしの食堂 (376m)
(北上尾 / 定食・食堂)
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時は西暦2008年12月末、決戦の地は北上尾駅から1.5キロ程の距離にあるメゾン・ド・アッシュ。各国の威信を掛けた?彩の国フレンチ三国志+αがここに勃発した。
三国の様子をざっと紹介すると、まずは鉄の胃袋は顕在、クリスマスの怒濤のケーキラッシュも印象的な、虎視眈々と食べログ界制覇?を目論む魏の国。立ちはだかるは、ここがホームタウン、彩の国フレンチ、イタリアン完全制覇も間近の呉の国。割って入るのは、フレンチから東京駅周辺のお持ち帰り弁当まで幅広い守備範囲を誇る蜀の国。そう言えば、たまたま三国の通り道に位置していた小国、赤字財政に滅亡寸前の食べログ出版社なんて国も居た様な気が・・・・。
長年に渡り戦いを続ける三国+α。今回はそんな戦いに、武力では無く論戦により決着をつけようと言う物。各国の威信?を掛けて、フレンチを中心に、ジビエ、パン、デザート等の旨い食べ物に関する楽しい話題が、次々と繰り広げられる。
決戦地のメゾン・ド・アッシュは、3~4テーブルで一杯になってしまうこぢんまりとしたレストラン。厨房はシェフ一人、フロアはマダム一人で切り盛りしている。旨い料理とアットホーム雰囲気は、決戦?の舞台に相応しい。
話が前後してしまうが、他のテーブルの方が帰られた後に、シェフとマダムにも参戦して頂いた。シェフの頭の中にはアイディアが沢山詰まっており、マダムはユニークで話上手。二人ともフレンチの知識が豊富で話を伺っていて面白い。
例えば、今回は網で捕った雄鴨を頂いたのだが、ある程度熟成させた旨味が濃く肉質の柔らかい鴨だった。その代わりに内臓部分は使えない。捕ったばかりの雄鴨はまだ肉質が硬いそうだが、雌鴨ならばある程度柔らかく弾力のある食感が楽しめるとの事。内臓も味わう事が出来る。熟成させた雄鴨と捕ったばかりの雌鴨、両方入荷すれば鴨の味の食べ比べも出来る様だ。
またジビエを食べていると、いわゆる当たり(散弾銃の弾)が出て来る事があるが、鉛は肉の味を損ねるため、網で捕ったジビエにこだわっているとの事。
他にも4人程度で予めリクエストしておけば、魚を丸ごと1匹ローストし、各自で切り分けて鍋から直接頂く事も可能な様だ。切り身をローストするよりも、魚の旨味が逃げないため、旨みの濃さが断然違う。
かっては肉や野菜をドカっと鍋に入れて火を通し、そのまま出すなんて料理もあったそうだ。この手の料理は、肉の旨味をたっぷりと吸い込んだキャベツ等がすばらしく旨い。日本の鍋ならば、締めはスープに米を入れて雑炊にしたり、うどんを入れて頂くと言った所だろう。フレンチの場合どうするのかな?と思っていたら、余ったスープは翌日に固めてテリーヌ等に用いるとの事。この店では締めに米を入れてリゾットを作っていたそうだ。この料理は是非とも復活を希望したい。
旨そうな料理の話の数々からは、確立された自分達のスタイルと言う物がヒシヒシと伝わって来る。そんな中で、料理を頂いただけでは分からなかった、頭の中で歯車がピタッと噛み合う様な話が2つばかりあった。
1つはフレンチには醤油の様な万能調味料が無く、塩と胡椒が味のベースになっており、まだまだ進化していく料理だと言う事。もう1つはシェフは焼き鳥等を頂く時に、甘いタレ味では無く、醤油にさっとくぐらせた物の方が好みだと言う事。この2つ話は、この店の料理の味付けのポイントになっていると思う。
あくまで個人の好みにもよるだろうが、ここで甘味が来るのかな?と思う場面で甘味が来ない事が多い。素材の旨味を生かしたフレンチで、油も旨さを支える脇役として用いている。必然塩をビシっと利かせてしまうと、塩の味が尖ってしまうため、味付けが濃すぎる事も無い。野菜も旨味が濃い物や甘味が強い物ではなく、その野菜本来の風味が感じられる物を使用している。
これは+-の両面に作用している様に感じる。火を入れる事により、素材の持つ旨味や甘味が増す料理は、より鮮明にその旨さを感じる事が出来る。反面テリーヌ等の冷たい前菜では、肉や野菜の甘味を際だたせていないため、起伏の少ない味わいに感じてしまう。個人的には暖かい料理の方が断然お薦めだ。
ディナーはコースが3種類。内選べるコースが2種類。前菜、魚又は肉、デザートのAコースが5,100円(4,400円)、前菜、前菜又は魚、肉、デザートのBコースが6,800円(6,000円)。前菜は8種類、肉は5種類の中からチョイス出来る。料理によっては追加料金が掛かる物もある。他に7皿からなる7,800円の季節のコースもある。全てのコースにはカフェと小菓子が付いてくる。普通の水(ミネラルウォーターかも?)は無料。メニュー表には通常の値段と税、サービス料混みの値段とが併記されている。レビューには税、サービス料混みの値段を表記。()内はボリュームを抑えたハーフコースの値段。
ア・ラ・カルトは無いが、予め相談しておけばメニューに無い料理を頂く事も出来る。但しシェフとマダムの2人で切り盛りしているため、上記のシェフとの会話も含め、土日等の忙しい時期にお願い出来ないのは言わずもがなである。
選べるコースのBコースをオーダー。メインは事前に網で捕った鴨料理をお願いしておいた。コースの内容は以下の通り。
○ホロホロ鶏のバロティーヌ
フォアグラのテリーヌを中心に、ホロホロ鶏を巻き込んだバロティーヌ(食感のちょっと異なるテリーヌ)。バロティーヌ自体にもコクを出すためフォアグラを少量混ぜ込んでいる。アミューズだが前菜の様なボリュームがある。付け合わせはハリハリとした歯ごたえのチベットの蕪とトリュフの細切り。サッパリ系の前菜で脂の味はあまり感じられない。フォアグラも控え目なパンチ力。蕪とトリュフは程良い塩味で、風味と歯ごたえを楽しむ感じ。全体的にフラットな味わいの感は否めず、個人的には蕪にもう少し甘味の強い物を使うなり、フォアグラにパンチ力のある物を使うなりと、味の起伏が欲しかった。
○天然蝦夷鹿のテリーヌ
フォアグラ、蝦夷鹿のローストの入った蝦夷鹿のテリーヌ。こちらもテリーヌ自体にコクを出す為、少量のフォアグラを混ぜ込んである。付け合わせは紫キャベツのマリネ、赤と黄色のプチトマト、青大根、甲子大根、ラディッシュ、酸味の強いピクルス等彩り豊か。蝦夷鹿のテリーヌは野味の感じれる味わいながらも、脂身の無いサッパリ味。単調になりがちな味わいに、蝦夷鹿のローストとフォアグラのテリーヌが、味、食感の両面でアクセントを付けている。様々な付け合わせの野菜と一緒に食べる事により、バリエーションの変化を楽しむ事も出来る。中でも青大根は初めてお目に掛かる野菜。ハリハリとシャキシャキの中間の様な歯ごたえと、最初に甘味が来た後を大根の味わいが追いかけてくる風味が印象に残った。青大根、甲子大根、ラディッシュと3種のそれぞれに異なる大根の風味の違いも面白い。
○白子のムニエル
下に京芋が引かれた真鱈の白子のムニエル。ソースは焦がしバター、ケッパー、パセリのソース。酸味の利いたサラダが添えられている。サーヴされた状態では、下に京芋が引いてあるのが分からず、一口食べた瞬間にトロっとした白子の食感と、ホクホクとした京芋の食感が合わさっているのに驚かされた。芋の甘みが強くない京芋は、味・食感の両面で白子を支えており、程良い酸味に適度な脂の旨みが加わったソースも白子と良くマッチしている。じわ~っと来る白子の旨さを皿全体で引き立てている料理だ。
○青首鴨(雄)のロースト(+1,800円)
2週間熟成させた青首鴨のロースト。一人前半羽分とボリュームたっぷり。最初に胸肉のローストが出された後、続けて腿肉のローストがサーヴされる。熟成された鴨の胸肉は、角の無い滑らかな旨さで肉質も柔らかい。また新潟産の青首鴨は、米を食べて育っているため、肉その物に甘味がある。サッパリとした胸肉とは思えない旨さだ。腿肉は手で持ってかぶりつく。こちらは皮のすぐ下の部分の旨味、骨の周りの肉の旨味、プリプリとした歯ごたえが楽しめ、胸肉とは一味違った旨さがある。ソースは鴨のジュと赤ワインを使った少し酸味のあるソース。このソースが肉の甘味を引き立て、ソース自体にも鴨の旨みが溶け込むと旨さの相乗効果になっている。付け合わせは八頭の子芋、京芋、薩摩芋等。3種それぞれに異なる芋の甘さの違いも面白い。
○デザート盛り合わせ
バニラアイスを浮かべた苺のジュレ、チョコレートケーキ、バナナとパッションフルーツとマンゴーのデザートの3種類。マンゴーとパッションフルーツの酸味の利いたデザートは口直しの役割だろう。苺のジュレは新鮮な苺ジャムの様な味わい。苺の風味を生かした甘さ控え目のサッパリ味で、甘さはバニラアイスが補っている。チョコレートケーキは滑らかな口当たり。本日のコースの中で甘味が欲しい場面に、一番ビシっと甘味が来たデザートだった。甘味と酸味と爽やかさのバランスの取れた盛り合わせだ。
シェフの話を鑑みても、使いこなしてこそのレストランの代表格で、1度目より2度目、2度目より3度目と訪問回数が増すたびにより料理を楽しむ事が出来そうだ。総合評価点には、確立された独自のスタイルに対する評価も加味されている。
4時間の長きに渡る戦いもあっと言う間に、終戦の時を迎えた。この様な楽しい戦いならば、また雌雄を決っして見たい物だ。最後に、年末の多忙な時期に時間を取って下さったシェフ、マダム、彩の国フレンチ三国志に参戦頂いた各方お疲れ様でした。楽しい時間を過ごさせて頂きました。