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'09/03/06
('09/03 訪問)
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R923E (641) さんの口コミ (40代後半・男性・埼玉)
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----- 2006/7/5 12:30
頼んだのはランチで最も安いコース(\3150+サ10%)ですが、さいたま地区ではトップクラスのバランスの良い内容です。東京まで出かける負担を考えれば良い仏料理店だと思います。
前菜は、身の締まったカジキのたたきにマスタードとマヨネーズ系のソースですが、きちんと手を入れているだけあって美味しくいただけました。
スープはトマトの酸味が適度に押さえられたポタージュ風の優れもの。塩加減も程よく素材の旨みを良い加減で引き出していて、私の好み。
メインディッシュは魚か肉の選択になりますが、どちらもボリューム感がありしっかりした一皿にまとまっています。
魚料理については表面のカリカリ感を出すことを意識しすぎたせいか、中までしっかりと火が通ってしまい固くなっています。魚料理の火加減が難しいのは承知していますがちょっと残念。
エジプト豆のソースとの説明があったソースの実態は、よく付け合せに出てくるバターとマッシュポテトで作ったような代物でソースという表現には相応しくない出来です。
これに反して肉料理の「ほろほろ鳥胸肉のロースト」は、連れの皿から一口味見させてもらっただけですが、ジューシーな焼き加減にソースもマッチして美味しいもの。
デザートはフルーツ系のプリン風ゼリー。夏向きの酸味の利いたもので美味しくいただけました。
全体的には非常にまとまって金額に充分見合った内容だったと思います。
----- 2007/12/6 12:45 (その1)
ディナーで試したのは10年以上前なので、今度は夜の訪問をと考えていたものの、どうもコストに対して魅かれるメニューがアナウンスされない。1人1万円を超える価格となると都内のお気に入り店の方がいいし、家内はMaison d'Hに行きましょうと拒否してくる。
ということで、フルコースランチが楽しめる「エレガントメニュー(サ込5000円)」でディナーに行ったつもりになってみた。価格差がありすぎるので無茶な仮定だとは思うが、前回の写真が食べかけのものでお店に対して失礼なものだったので、差し替える目的も兼ねている。
まずは、温められたバケットとたっぷりのバターが届けられる。パンは無くなりそうになるとすぐに追加を持ってきてくれるが、黙って置いて行くようなこともなく気持ちが良い。
前菜の「ロゼに仕上げたバルバリー鴨胸肉のカルパッチョ仕立て」は、ちょっと熱を通しすぎてローストに近くなってしまっていた。肉質は良いのだが、カルパッチョ仕立てとなるとレアの状態でないと食感も含めて美味しくいただけない。
スープは、蕪・ういきょう・ポロ葱を使ったポタージュとの説明だったが、何を主張しているのか分からない失敗作。色々混ぜるにしても、味は決めてほしい。
本日の魚料理はメニュー説明の段階ではフッコとの話だったが、鯛のブイヤベース仕立てで出てきた。単に鯛と説明されていたが、真鯛と甘鯛ではまったく違う。甘鯛系だと思うが、身の締まり具合といいブイヤベース風ソースといい美味しく仕上がっていた。
グラニテは青リンゴ。形式レベルで感動は無し。
----- 2007/12/6 12:45 (その2)
2択の肉料理からは「牛ロース肉のグリル ガーリック風味のオニオンピューレと根菜のソテー添え」を選択したが、皿を持ってきた時の説明では「和牛」とのこと。肉質は「和牛」を名乗るレベルではなかったが、価格から考えれば仕方ない。ソースもフォンドボーそのままという素直すぎた味で、私的には物足りなかった。
ここまでの料理水準は、価格相応の宴会料理的な内容だったものの、最後のデザートで魅せてくれた。
皿の底に2~3mmの厚さでクリームブリュレ風のものを敷き、その上に軽い主張の柿のソースをたっぷりと被せたもので、これぞフレンチのデザートという一品。スパイシーなアイスクリームも良いアクセントになっていた。
埼玉フレンチをあちこち食べ歩いてみると、この店でサービスを習ったという方に多く出会えた。店全体のサービス水準は基本に忠実で、若い方でも気軽に利用できるような気配り面が加わった埼玉流サービスの指標になっていると感じる。
今日は午後1時を過ぎても客が次々と訪れていた。ランチ最低でも3465円という価格設定にもかかわらず、お決まりの年配婦人連だけでなく、若いカップルやグループの利用率も他の高級店と比べて高い。価値を感じるかはともかく、若いカップルも初めてのフランス料理店を経験するに相応しい店だ。
「埼玉筆頭の正統派フレンチ」であると書いたこともあるが、そんな堅苦しい店ではない。価格設定を除けば埼玉らしい気軽に利用できるフレンチを目指しているという意味でも、この店の存在は埼玉フレンチの発展には欠かせないと思っている。
こんばんは。
ブーダンノワール、実は私は苦手で御座います。
何か、「かさぶた」を連想してしまいます。まぁー、所詮、「通」ではないのですが・・・。
そんな訳で、私のレビューは、画像しか信頼しないで下さいね!
ぶりぶり1234 さま
東南アジアでは血を使った料理や血だけのゼリーなんていうのもありますから、私は少し慣れているのかもしれません。フレンチでもソースに血を使うことはありますが、タイの血のゼリーほどストレートではありませんし。
でも苦手な方も多いでしょうね。Maison d'Hでも例の窒息鴨が入荷した直後に訪問した時はリクエストベースでしたから。
先日8千円でフルコースディナーが楽しめることを知って、私も訪問頻度が上がりそうです。この雰囲気を持つ店は埼玉では他にありませんから、賛否両論あるのは承知していますが気に入っています。味を追及する店ではなく、総合力を見せてくれる店だと思っています。
いつもフロアに入って右側の席なので、たまには左側にも行きたいなと思っているのですが、前回は右側が貸切状態でした。この大不況時、この価格帯のレストランは真っ先に影響を受けてしまうようですね。
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| 店名 | アルピーノ (Alpino) |
|---|---|
| ジャンル | フレンチ |
| TEL |
048-641-9489 ※お問い合わせの際は「"食べログ"を見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
| 住所 | 埼玉県さいたま市大宮区北袋町1-130 |
| 営業時間 |
11:30~14:00(L.O) ランチ営業、日曜営業 |
| 定休日 | 火曜日 |
| 予約 | 予約可 |
| カード | 可 (VISA、MASTER、JCB、AMEX) |
| 個室 | 有 |
| 席数 |
46席 |
| 貸切 |
可 (50人以上可) |
| 駐車場 | 有 |
| コース | 8000円~10000円のコースあり、10000円以上のコースあり |
| サービス | 2時間半以上の宴会可、ソムリエがいる、子供可 |
| ホームページ | |
| その他リンク | |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 →予算分布を見る [夜] ¥10,000 ~¥14,999 | [昼] ¥3,000 ~¥3,999 |
| 用途 |
多くの方がおすすめする用途です。 →用途分布を見る デート |
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再訪:[2009/3/5 19:20]◇
HPに掲載されている詳細メニューが11550円(税サ込、以下同)のコースだけだったので、最安値の8085円のコースはメイン1品だと完全に誤解していた。地元店であることから気になってはいたものの、高価格がネックで夜を試すことが出来なかったのだ。(1万円以上を埼玉フレンチに払う気が起きないことが理由)
その最安値の「思い出のメニュー」なら、先日試したビストロやまの最高値コースよりも少し安いこともあり、ようやく試してみる気になって電話で内容を確認してみた。すると、「どの金額のコースでも量は同じで肉と魚料理が付きます」と、フレンドリーで明確な回答。(いつもの年配女性だと思う)
ある意味、この店の情報開示が少ないことも原因ではあるが、勝手にフルコースではないと思いこんでいたようだ。
実際の構成では、詳細が掲載されている「季節のメニュー」に対して、アミューズ・グラニテ・チーズが無い代わりにスープが付くので2皿減。量的にはもちろん、皿数でもMaison d'Hと比べてしまうと少ないが、普通の女性でも完食できる平均的な量だ。この格の店なら決して高い価格設定ではない。
まずは食前酒(私は飲めないのでクーポンで付くジュース)、続いてパンとバターが出てくる。
このパン、かなり大きいのに中までしっかりかつ均質に温められ、表面のパリパリ度も含めて美味しい。追加したパンも同様な状態で出てきたので尋ねてみると、製造時には表面の焦げ色を薄めにして焼き、必要量をある程度予測して低温で常時じっくり温めているとの話。大規模店ならではのアプローチで、小さな個人店では無理な話だ。(とはいえ、この日は全体でも10名もいないだろう閑散とした状況だった)
以下、出てきた順に料理の解説を記す。ただし、店のメニューでも構成以外記されていないため、料理名や説明内容は不正確であることをお断りしておく。
●前菜 ★★★
ポロネギをグリルした後にマリネしたような冷菜。
写真上側のポロネギは、あらかじめ2cm幅にカットされ、その上に7mm角程度の乱切りにされた茹で牡蠣・かなり細かい茹で卵・ケッパー・香草類を混ぜ合わせて型で軽く固めたものが乗っている。この出来が上手くない。
牡蠣が全体の半分を占めているのに牡蠣らしい風味が抜けているうえ、他の材料との調和も感じられない。単に牡蠣を使ったというアピール以外に存在価値を見いだせないものだった。ポロネギだけで十分に旨いと思うが、それでは見栄えが悪いので苦肉の策として生ハムと共に飾ったのだろうか。
こういった部分が、都内高級フレンチとの明確な技術力の差だと思う。
●スープ ★★★☆
所沢産の蕪のポタージュ。
ポタージュ系としてはクリームの少ないあっさりした味で、ほのかな蕪の風味を楽しめる。
表面に赤い花びら片のように見えるものは、ローズペッパーの表皮部分だそうだ。
●魚料理 ★★
ホウボウのソテーを甲殻類のブイヤベース風ソースで。
身の厚いホウボウを食べるには、ソースがあまりにも少ない。皿全面にソースがあるように見えるが、きわめて薄く皿全体に伸ばしている状態であるうえに、味覚的には濃厚さも無くソースというよりはスープであるブイヤベースと同等。
こうなると、魚本来の味で食べる料理と解釈したいが、焼き方が悪いのか質が悪いのか、身が硬くあまり美味しくない。タコとイカをアンチョビ風味でソテーしたものがトッピングされているが、これも味にインパクトが無く魚本来の味を強調も邪魔もしないので、結果的に美味しくないという感想。
●肉料理(2択+1) ★★★☆
埼玉県産黒豚のポワレ シードルビネガーソースを選んだ。
黒豚の質が抜群に良かった。といっても黒豚らしい癖はまったくないが、不思議と旨い。こうなると、ソースは完全に脇役。りんごもビネガーも極力主張しない良く言えば上品なソースは、良い素材には最適であることを証明した皿だ。
となると、ここまでフレンチ好きを唸らせる主張のある料理がまったく無かったことになるが、1つだけあった。皿の左上に見える小さな黒い塊。「ブーダンノワール」という料理だそうだ。上に乗っている山状のものはアップルペースト。
この「ブーダンノワール」、主菜の黒豚のレバーやホホ肉を裏ごしして豚の血液を加えて作るそうだ。ソーセージという説明をされていたが、テリーヌ状で供された。ちょっと調べてみたが、フランスではソーセージとしてかなりメジャーな料理らしい。こういった1品でも感動する料理を出してくれると嬉しいが、通好みの料理故に好き嫌いは分かれると思う。
●デザート(7択) ★★★★
選択肢であるメニュー写真も掲載しておくが、この中から「アンブロワジー」を選んでみた。
出てきた皿を見ると、敷地内にあるケーキ屋お菓子やさんで売っていそうなケーキだったのでがっかりしたが、売っていないそうだ。
ピスタチオとチョコのムースにラズベリージャムでアクセントを付け、周りに濃厚なチョコレートソースでコーティングしたものだが、これは久々に美味しいと思えるケーキだった。添えられている珈琲リキュールを使ったアイスクリームも良い。
ただ、デザートの選択肢の中ではお菓子やさんでも販売しているものがあるそうで、レストランならではのデザートを揃えてもらった方が良い気がする。メニューの記載内容では分からないので、お菓子やさんで販売しているものがどれであるかは明示が必要だろう。
●食後の飲料:カプチーノ
●小菓子
個々の説明がまったく無いのは、いかがなものだろう。
ゼリー、マシュマロ、トリュフチョコ、マカロン風の焼き菓子。
以上、税サ抜き7000円(税サ込8085円)のフルコースとしては十分に優秀だと思う。
大規模店だけあって、万人受けする味付けであるうえに、全体的に最近の主流であるライトフレンチ的な重量感の少ない料理であることも、カジュアルフレンチを名乗って集客しているだけあると思う。
しかし、ある程度フレンチに慣れている者にとっては、店独自の主張(=癖)に乏しく不満が出そうな内容だ。私としては、フレンチの命であるはずのソースを表に出さず、素材の味に頼りすぎている点が大きな不満。魚料理のように魚の質がそれほど良くないと感じると、補正しようがないのだ。
また、細かいことは書かないが、サービス陣の水準に個人差があるうえに、やや基本的な作法に欠けていることを感じた。客が多い時や安いランチ時間帯なら許容できるが、客の少ないディナータイムは水準の高いサービス陣で埋めてほしいものだ。同様にメニュー内容を詳しく開示しない姿勢もいただけない。
結論としては、店の思惑どおり、高級フレンチ格の雰囲気・サービスを価格以外の面で誰でも気軽に楽しんでもらうための店と考えれば間違いないと思う。ドレスコードのあるフレンチが埼玉に1軒も存在しないのは、歴史面も含めて筆頭格のこの店がカジュアル路線だからかもしれない。
※ぶりぶり1234 さんが高いコースの内容を写真付で詳しく記されているので参考になると思う。
※過去レビューはコメント欄に移しました。