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以前、この店の目の前(豊中の東泉丘)に住んでいた頃によく通いました。
ふとこの名を思い出したので検索してみたところ、trattoria-Kさんのレビューに行き当たりました^^おかげで良い想い出に浸ることが出来ました。近いうちに、父と母を連れて移転先に行ってみようと思います。ありがとうございます。trattoria-Kさんのレビューに感謝いたします。
Kさんご無沙汰しております。今日実家に寄った際に見かけたんですが、同じ名前の店が豊中の桜塚(日本料理の桜会の向かい)にありました。場所は違えど豊中に戻られたみたいですね。
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| 店名 | アルボルト・イタリアーノ ピァチェーレ (Piacere) |
|---|---|
| ジャンル | イタリアン |
| TEL |
06-6846-0020 ※お問い合わせの際は「"食べログ"を見た」とお伝えください。 |
| 住所 | 大阪府豊中市北桜塚3-8-26【大阪市西区江戸堀1より移転】 リブレ北桜塚 B1F |
| 営業時間 | 11:30~14:30 |
| 定休日 | 月曜日 |
| 駐車場 | 無 |
| 設備・サービス | 個室あり、子供可、ランチ営業、日曜営業 |
| 備考 | |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 →予算分布を見る | [昼] ¥1,000 ~¥1,999 |
| 用途 |
多くの方がおすすめする用途です。 →用途分布を見る 友人・同僚と | デート | 一人で |
| 初投稿者 |
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他のレビュアーの方から、移転の知らせは聞いていたのだが、なかなかに訪問できず、ついにこの日を迎えた。
ビルの奥まった所の入り口を入るとそこは踊り場になっている。驚きは、そこから続く地下への階段から、吹き抜けた厨房が広々と眺められることだ。まるで、かつてあった「料理の鉄人」のキッチンスタジアムを映すカメラの目線がそこにはある。
降り立った僕はそこで、シェフとの再会を果たす。
食事されている方をすり抜け、幾つもの角を曲がり、奥の奥の席に招かれる。
所在の不明を双方わびて、店の移転の経緯や店づくり、両方の家族についてまで話は及ぶ。さて、大切なのは料理のレベルである。
前菜を抜いて、最初に冷製のポモドーロを頂く。
トマトと少量のビネガーによる、酸味の爽やかさが全体をまとめる。そこにニンニクの香ばしさが匂い立ち、唐辛子のピリ辛が後味を残す。
冷たさや水気に負けない、確実であり、明確な味わいがある。
薦められるまま、最後の方はテーブルにあるバルサミコを少し垂らして頂いた。それもまた、よかった。
メインは牛フィレ肉の赤ワインソースを頂く。
肉汁と赤ワイン、バルサミコでまとめた、こちらも酸味をテーマにしたソースだが、甘い香りにうっとりと酔う。味には出ずに香りで漂うその甘さに、高揚感を刺激される。
分厚い肉の中はレア、そして簡単に口の中でくだけて行く。ワインとバルサミコのコクが焦げ目の少しある外側と競い合い、ほどよい酸味が中の赤い肉質の力を引き立てる。
付け合わせのスモークの鴨肉もこのソースには合っていた。
デザートは自慢の三品。
巨峰のジェラート。これは、粉雪の如く、口に入れた瞬間から舌に浸透してくる。聞くと、混ぜては冷やし、冷やしては混ぜる作業をのべ30時間くらいは行うとのこと。固、水、気が口の中で変容する醍醐味が実に楽しい。
レモンのチーズケーキ。煮込んだレモンの欠片を含ませて、チーズ臭さを残しながらも、爽快に仕上げた一品。レアなチーズは存在感を示しながらも、ケーキの甘さに絡み取られて整う。
ガトーショコラ。一番重い食感を残すものの、中の味わいの濃いチョコのプリ感が不思議なのだ。プリンやパンナコッタではない。餅のような煩わしさも少しある。しかし、食べて始めると生チョコのように冷たく流れ出すのだ。純度の高いチョコレートを使用し、さらにいろいろと手を加えた成果なのだそうだ。
新しいキッチンで、今興味を持つ食材を使ってのこだわりなど、新しい挑戦が行われているようだ。しかし、テーブルにはバルサミコ・オイル・塩・胡椒が常にセットされているのは、昔のままだ。塩胡椒とオイルだけでパンを食べ尽くしてしまったことが、思い出される。
旺盛なシェフの気概は、料理の食べる側の楽しみをかきたてる。心躍る瞬間を求めて、おそらく、僕は何度となく訪れることになるのだろう。
'08/08/04 ('08/08 訪問)