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フォアグラのクレームブリュレ
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ムニュ ラピド(ランチ) (\2,800)
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シャラン鴨のソテー
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| 店名 | アキュイール |
|---|---|
| ジャンル | フレンチ |
| TEL |
06-6311-2558 ※お問い合わせの際は「"食べログ"を見た」とお伝えください。 |
| 住所 | 大阪府大阪市西天満4-1-20 LeePlaza1F |
| 営業時間 | 11:30~14:00(LO) |
| 定休日 | 月休 |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 →予算分布を見る [夜] ¥10,000 ~¥14,999 | [昼] ¥5,000 ~¥5,999 |
| 用途 |
多くの方がおすすめする用途です。 →用途分布を見る 友人・同僚と | デート |
| 初投稿者 |
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NEW OPENがリニューアル!今、注目のお店をご紹介します!
知人に薦められてランチに来訪。
夜もしっかりと食べる予定であるため、軽めのコース4.2みなほんを注文。軽めとはいえ、アミューズ、前菜、魚、口直し、肉、アヴァンデセール、デセール、カフェ、プチフールと出てきてなかなか本格的。
アミューズ:グリュイエールチーズのシュー、ベーコンのクグロフ、フォアグラのクレームブリュレ。ガラスの器に盛られていて、アミューズ3口共にメインの素材の印象が素直に感じられ、なかなか良い。特にフォアグラのクレームブリュレは、焦がしたキャラメルが美味しい(注1)。
前菜:炙ったかます、水ナスと胡瓜に海胆を乗せて、胡瓜のソースで。流線型の気泡が入った涼しげで透明なガラスの器に盛られていて、胡瓜のソースの爽やかさと共に暑い夏にはぴったりの清涼感のある一品(注2)。
魚:グリエした太刀魚を巻いたもの下に、十六穀米のリゾットを敷き、オマール海老のソースとオクラのピュレ。グリエしたオクラとししとうを添えて。周りには黒オリーブを粉末にしたものを。太刀魚、オクラ、ししとう共にかなりしっかり塩が効いている。太刀魚は、炭焼き?とにかく香りが印象的でどんどん食べてしまう。真ん中に添えられているオマールのソースはすばらしいコクと風味。付け合せのオクラが元気で美味しい!(注3)。
グラニテ:ライムとミントのグラニテ。相性はなかなか良い。さわやかで、素直に美味しいと思う一品。グラニテにしては結構しっかり甘みあり(注4)
肉:鴨胸肉のロティー、繊維に添って切るという技法。オレンジとカラメルのソースとの相性は結構良い。付け合せとしてはかぼちゃのピュレ、ササゲ(?巨大で肉厚なインゲンのようなもの)にクミン等のカレー系スパイス。固さがうれしいダダ茶豆、香りが印象的なアピオス、かぼちゃを薄くカリッと揚げたもの、かぼちゃのニョッキ。鴨の上には、細切りのサマートリュフを散らして。鴨肉は、少しだけ固い印象だが火加減はよい。全体的に秋を先取りしたような一品(注5)。
アヴァンデセール:桃とベルベーヌのジュレと蜂蜜とレモンのガス入りエスプーマ。細い筒のような器に入っていて、ジュレとエスプーマを混ぜて、と言われるがちょっと混ぜにくい(注6)。
デセール:ピスタチオのアイスとピスタチオのケーキ仕立て(イチジクの赤ワインの煮ジャムと交互に)。ピスタチオのアイスにかかっているピスタチオイルの香りがたまらない。生イチジクはおそらく、赤イチジクで甘み弱めなのがやや残念。
カフェ:エスプレッソ。ながーいカップで。苦味とコクのバランスは悪くない。ただ、イタリアだとエスプレッソの理想はナポリのこゆーいやつ。フランスではよくわからない。。。
プティフール:カヌレ等あったがあまり食べられず。。カヌレはすごくバターがしっかり効いていた。
全体として、サービスの女性が非常に丁寧に接客してくれたし、お店も天井が高く、雰囲気も良い。料理も丁寧に作られている。味わいは、★3.5と★4で迷い、コスパ、サービスを考えれば、総評は★4が妥当。料理もかわいいし、デザートも良いし、店内も清潔感のあるかわいさで、デートにも、女性同士の集まりにも使えるお店。女性受けは保証します。
注1:フォアグラがほんのり香り、塩気とともにうっすらフォアグラの脂分のうまみを感じるクレーム部分と焦がしキャラメルの甘みと苦味がアクセントとなっていて良いバランスの一品。フォアグラと甘みを併せるのは定番で、後は甘みの部分の風味をどこまでひねることができるかが、腕の見せ所なのだが、キャラメルの苦味がしっかり効いているのがうれしい。
注2:胡瓜のソースに若干の苦味とえぐみ。えぐみの正体はコンソメ由来、苦味は胡瓜か?コンソメと海胆、海胆と胡瓜は定番の取り合わせのはずだが、なぜかそこまで相性がよろしいわけではない。全体的に清涼感をより演出するには、このソースにもっと酸味がほしい。後ソースの温度も下げても良いかも(下げすぎると、コンソメとの絡みで不都合が生じるのか?)炙ったカマスの風味は良い。歯ごたえはかなりやわらかめ。そこに、胡瓜と水なすのそれぞれ異なる歯ごたえが感じられ、面白いニュアンスは感じるが、もともと、カマスはそこまで歯ごたえが強いものではないところ、割合と大きく切られた胡瓜によって、主役が取って代わられている。カマスを主役にすえたいとすれば、胡瓜はもっと細切り等の方がよいのでは。
注3:真ん中のオマールのソース、よくできているのだが、あまり太刀魚との相性が良くない。太刀魚の繊細な白身にオマールのどぎついソースを合わせて食べても、あまり意味がある取り合わせとは思えない。むしろ、離れたところに敷いてあるオクラのピュレの方がまだ合いそうだが、こちらも粘度が強くあまり魚につけて食べたいと言う気を起こさせない。オマールソースが合うとすればリゾットだが、リゾットもチーズを使いそこそこリッチに作られているため、特段必要性はない。そのため、全体的に真ん中に異分子がいる印象。一個一個のパーツの完成度を高めてあるため、それぞれが一緒になったときにどうなるかの最終形のイメージがあるかどうか不明。皿の全品にかなり強い塩が振られているため、本来アクセントになるはずの黒オリーブの粉末が一番インパクトが弱い。ややちぐはぐ感があるもったいない一品。
注4:変な話だが、一番自然なまとまりを感じる。奥の方に若干鉄のような風味?冷凍庫の問題?
注5:枝豆、アピオス、薄切りかぼちゃがかなり美味しいのはよいのだが、あまり鴨肉のつけ合わせとしての意味がよくわからない。ソースもオレンジとカラメルのソースと、クミン等のスパイスとの相性がよいかよくわからない。クミンのせいで、サマートリュフは香りを感じず、単なる固いボソボソとしたキノコの千切りのよう。素材がそれぞれ好き勝手に主張していて全体的なまとまりを感じることができない一品。鴨肉も、肉汁が切った瞬間に流れ出てしまうが、これを肉に閉じ込める術はないのだろうか。肉汁が逃げてしまうのが、肉をやや固く感じる原因では。
注6:ベルベーヌの香りは感じるものの、ジュレ自体の味わいはやや甘くぼんやりしたもののため、バランス的には、酸味がほしいところ。エスプーマの酸を強くすればバランスがよさそう。エスプーマについて思うこととしては、泡泡とした印象のこの素材を味わい的に意味があるものにするには、かなり極端な酸味をつけたりしないと与える影響は弱いように思える。単に泡の物珍しさを売りにするならいいが、それにはもうエスプーマと言うもの自体、普及しすぎてしまったと言えるだろう。
まとめ:パーツパーツをきれいに作り上げる力があるため、とても期待できるシェフだと思う。機会があればまた来訪して経過を見守りたい。