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丹六園の詳細情報
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| 店名 | 丹六園(たんろくえん) |
|---|---|
| ジャンル | 和菓子 |
| TEL | 022-362-0978 |
| 住所 | 宮城県塩竈市宮町3-12 |
| 営業時間 | 8:30~18:30 |
| 定休日 | 無休 |
| ホームページ | http://www.foodkingdom-miyagi.jp/tokusan... |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 (予算分布) | [昼] ¥1,000 ~¥1,999 |
| 用途 |
多くの方がおすすめする用途です。 (用途分布) 友人・同僚と | デート | 家族・子供と | 一人で |
| 初投稿者 |
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塩竈は漁港の町で、近海本鮪の水揚げが日本一なのだそうで、「さかなの町」「寿司の町」と言われています。
本塩釜周辺は、何と1km平方あたりの寿司屋の数も日本一で、休日ともなれば「塩竈寿司巡り」みたいな案内チラシを手にした観光客がうろうろ、寿司屋数店を梯子する方も少なくないのでしょう。
私たちは「 しらはた 」というお寿司屋さんに行きました。日本中にその名を轟かす某有名寿司屋もありますが、行列に長く並んだ挙句に5階の座敷に通され、小僧さんが握ったかもしれない寿司が出されるような店は、とにかくパス。
実は、この「 しらはた 」も「ショパンの鳴る庶民寿司…」という書き出しでレビュー書こうと思いましたが、どうにもその後が続かず採点のみでエスケープ。特に書きたいことが見つからなかったのです。(むろん、他店へ梯子もせず。)
塩竈行きのもうひとつの動機は、東塩釜の「水産物仲卸市場」。前夜、前々夜の仙台の鮨の魚の旨さに感激し、妻が「行って見たい!」とリクエスト。その質の魚、あわよくばそれ以上の逸品を求めて訪れたのですが、見事に空振り。結局、何も買いませんでした。まあ、冷静に考えれば、銀座で旨い鮨を食べた帰りに築地市場に行くようなものでした。一般人が同質のネタにありつけることなど皆無ですからね。
この町、「なんだかなぁ~」と落胆モードに入り、ぶらぶら歩きながら、偶然見つけたのが当店。
仕舞屋風の歴史を感じる佇まい。お店の大半を占めるスペースには民芸陶器が並び、その片隅で、お土産のみの軟落雁(と言うのかな?)を販売しています。販売しているのは「志ほがま」と「長寿楽」の2種(それぞれサイズ違いの大小含め計4種)のみですが、これがどちらもそれぞれに非常においしく、自分的には久々の和菓のヒットでした。帰って当店のことを調べてみたところ、 創業は享保5(1720)年の老舗中の老舗ということで、昔ながらの製法を守る名店として、とても有名なことも知りました。
「志ほがま」は、志=紫蘇、志ほ=塩、志ほがま=塩竈を容易に連想するように、かつて当地で行われていた古代製塩法によって作られる製塩を模した銘菓で、紫蘇の香りと塩味のアクセントがとても絶妙な逸品です。
「長寿楽」は、長生きのための楽雁とでも言えば良いのか、胡桃が入り黒糖を使用したバリエーションです。こちらは見た目が非常においしそうでそそられますが、食してみると、塩味が入らず、黒糖の甘みが勝っていますので、どちらが好きか強いて言うならば、見た目のおとなしい「志ほがま」の方が個人的には好きでした。ないものねだりの我侭ながら、沖縄の銘菓のように、さとうきび(黒糖)と塩味を微妙に合わせた新バリエーションもできれば良いのにな、などと感じました。
しかしながら、改めて思うのですが、似たような茶菓(軟落雁)は、今までもいろいろな席で出され、さんざん食してきましたが、自分ではあまり好きな分野ではないと、はなから諦め、そのもの(=そのような菓子)自体にず~っと興味がなかったのですが、当店の味を知り、明らかに認識を一変させられました。まぎれもなく日本を代表する銘菓のひとつと納得します。
加えてもうひとつ。塩竈をそっとしっかりと支える、エクセレントな名店です。落胆は、楽雁へ。(笑) 是非、お訪ねください。