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| 店名 | 小判寿司 (こばんずし) |
|---|---|
| ジャンル | 寿司 |
| TEL | 022-222-0354 |
| 住所 | 宮城県仙台市青葉区一番町2-3-41 |
| 営業時間 | 11:30~14:00 17:00~22:00 |
| 定休日 | 日曜・祝日 |
| 設備・サービス | ランチ営業 |
| 平均予算 |
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| 用途 |
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| 初投稿者 |
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この日は商用で仙台出張となり少し遅めの昼食にふらりと訪問した。
女将は僕の顔を見るなりニヤリと微笑み、いらっしゃーいビール呑むの?と…、
う~ん。仕事は午前中で片付けたし…としばし考えていると目の前に瓶ビール登場…。
誰がビール呑むと云ったっけ?
あらっ。呑まないならさげるよ~と仙台独特の節回し言葉で女将に攻められる(笑)。
じゃぁ~一本だけ呑むかぁー。二代目は僕と女将のやりとりを見て大笑い。
つけ台に鮑の肝を焚いたものが酒肴として少量置かれた。
この鮑の肝煮凝り風に焚かれており旨いゞ思わず酒が欲しくなってしまう。
いやいや、ご夫婦揃って攻める攻める…。
しかし昼下がりから呑み鮨だけはなんとしても避けたい(笑)
残り少ない瓶ビールを女将の御酌でとどめをさされ、お酒は呑むの~の誘惑の
言葉を何とかかわしつつ、親方、鮨、鮨、早く鮨~と連呼~。
おまかせで供された鮨は、
・眞子鰈、・鮪 中トロ、・墨烏賊、・赤貝、・車海老(朧挿)、・鱚(酢〆)、
・細魚、何故か二つに切り分けられた・小鰭、なるほど半分はそのまま半分は朧挿、
・平貝(炙り)、・鮪 赤身づけ、殻雲丹から直接スプーンで舎利の上にのせた・雲丹、
・煮鮑、・煮蛤、・蝦蛄、・穴子(塩)、・干瓢巻、・玉。
赤酢を使った舎利は以前より酢の合わせが加減が強くなった様にも感じた。
なんせ酒を呑んでいないので駄舌も今日は利くゞ…。
赤酢を使ったメリハリのある舎利と鮨種の鮪類や煮蛤、蝦蛄、朧を挿んだ車海老や
小鰭とは相性が良い様に感じたが酢〆の鱚を酢が利く~と云う感じ。
握りの大きさは俵型で新橋の鮨処Sさんをふと思い出す…。
親方の手でふわーっと握られた鮨は口中ではらりとほどけ鮨種と一体化し消えていく…
むふふふ。これぞ鮨でしょ。鮨。
穴子、ともづゆに漬け込まれた蛤、酒蒸しされた鮑、湯引きされ
一昼夜しっかり漬け込まれた深漬けの赤身づけ、昆布〆された細魚。
しっかり仕事が施された鮨種は健在です。
車海老や小鰭の片方にかませた朧や芝海老と白身魚のすり身を使った玉など
手間をかけたものも一切手抜きなし…。
瓶ビール中瓶×一本に酒肴の鮑の肝、上記の鮨を戴いて六千円也。
正直云って安い。小判寿司バンザイ~。
色々あったが店内の一階席は全席禁煙となった。
これにより雰囲気の評価は★★★(3.0)⇒★★★★(4.0)に上方修正。
総合評価は変更なし。
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2006/10のレビュー
文化横丁にお店構える鮨屋さんです。
二代目の店主 鞠古行雄 氏とご子息の三代目、職人の村上氏の三名が、
つけ場に立ちホール側は元気印の女将が仕切るお店です。
二階と三階には小上がりと宴会対応の座敷席が用意されています。
やはり鮨はつけ場の前のカウンター席で戴きたい物。
人気の鮨店、故、夜は予約なしのフリーでの訪問の場合、先ずつけ場前の席には
なかなか座る事ができません。
事前予約の上、伺う事をお薦めします。
こちらの店は一年程前より舎利に合わせる酢を赤酢に変えました。
握りの大きさはやや大きめ。
やや大きめと云っても種と舎利の量のバランスはとれています。
所謂、東京の小振りの型の鮨と比べてやや大きめと云う表現をしましたが
裏を返せば適度な食べ応えがある大きさの鮨と云うことになります。
握りに関しては同じ鮨種と同じ舎利を使っているのですが、やはり店主が
握られる鮨が口に入れた時の舎利のほどけ具合が流石に一番良い様に感じます。
二代目と三代目では技術的には未だゞ相当の力量の差があり職人さんは限りなく
二代目の握りに近いものを供してくれますが親方の握りに比べ舎利は小振りに
感じる反面ややきっちりと握られた鮨と云う印象を受けます。
まぁ近隣の鮨屋に比べれば誰が握っても上なのですが特に二代目の握る鮨が
旨いと云うように解釈して戴ければと…。
鮨種の種類も仙台市内では僕の知る限りでは最も豊富に取り揃えられている店で
昔ながらの酢〆、煮る、などの江戸前の仕事をきちんと施した鮨種も豊富です。
〆物とひと言で云っても白身の昆布〆は特に珍しいものではありませんが
白身の酢〆となると他の鮨店では滅多におめにかかる機会はないように感じます。
特に鱚などは昆布〆が主流の中、こちらの店では酢〆の種が味わえます。
煮物の蛸の桜煮は酒肴でも握りでも抜群に旨く前浜の穴子や蛤等の
煮物種も美味しく戴ける店です。
赤貝は地元の閑上産の物にかぎる鯖は金華山沖の物にかぎる、
穴子は松島産や鮪なども三陸の近海物と云う様に極力、前浜物や
三陸もののものを使うと云う拘りも徹底されています。
昼はおきまりの品書きで安価な価格で美味しい鮨を味わう事ができます。
夜は豊富な地酒と旨い酒肴に舌鼓、〆に鮨と云う楽しみ方ができます。
地酒の常置銘柄も豊富で乾坤一の純米大吟醸、わしが國 暝想水大吟醸、
浦霞禅 純米大吟醸等、酒好きにはたまらない地酒も味わえます。
仙台市内には蓑寿司を筆頭に蓑寿司輩出の最近評判の良い若手の営む鮨屋も
数軒ありますが、それらの店の夜の予算はひとりあたり最低でも壱萬五千円を
見る必要があります。
その点小判寿司は適度に呑んで〆に鮨をひと通り戴いても、ひとりあたり
壱萬円の予算でほぼ収まり満足度も高い鮨屋さんなのでお薦めできる佳店です。