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初めて食べた「太平燕」がちっとも珍しくも美味しくもなかったのには「理由」があった
'08/09/15
('08/09 訪問)
cecilo (1860) さんの口コミ (40代後半・男性・東京)
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なんだか驚いたことに、私の両親も熊本出身で、私ももちろんそうなのです^^;
紅蘭亭は、古くからあり、小さいころから伺っていました。
私も同じく、太平燕は、今でこそ名物とうたわれていますが、
幼きころから食べていた、母の手料理なのです。
熊本を離れて20年ちょっと、懐かしいな~。
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| 店名 | 紅蘭亭 下通店 (こうらんてい) |
|---|---|
| ジャンル | 中華料理 |
| TEL |
096-352-7177 ※お問い合わせの際は「"食べログ"を見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
| 住所 | 熊本県熊本市安政町5-26 2F~5F |
| 交通手段 | 市電、バス「通町筋」下車下通りへ徒歩5分 |
| 営業時間 |
11:30~21:30 ランチ営業、日曜営業 |
| 定休日 | 無休 |
| 予約 | 予約可 |
| カード | 可 (VISA、JCB、AMEX、Diners) |
| 個室 | 有 |
| 貸切 |
可 |
| 駐車場 | 無 |
| 禁煙・喫煙 | 全面喫煙可 |
| 飲み放題コース | 飲み放題あり |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
| サービス | 子供可、テイクアウトあり |
| ホームページ | |
| 備考 | |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 →予算分布を見る [夜] ¥1,000 ~¥1,999 | [昼] ¥1,000 ~¥1,999 |
| 用途 |
多くの方がおすすめする用途です。 →用途分布を見る 友人・同僚と | 家族・子供と |
| 初投稿者 | |
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馬馬虎虎 (7m)
(通町筋、市役所前、水道町 / 中華麺(その他))
とうふ創作料理 鈴の家 (11m)
(通町筋、市役所前、水道町 / 豆腐料理・湯葉料理)
南米カフェAMAZON (15m)
(通町筋、市役所前、水道町 / 洋食・欧風料理(その他))
さくらぐし (17m)
(通町筋、市役所前、水道町 / 居酒屋)
峰寿司 三年坂通り支店 (18m)
(通町筋、市役所前、水道町 / 寿司)
米乃家DINING (23m)
(通町筋、市役所前、熊本城前 / ダイニングバー)
Cafe de RAM 下通り店 (25m)
(通町筋、市役所前、水道町 / カフェ)
ささの (27m)
(通町筋、市役所前、水道町 / ダイニングバー)
郷土料理 おふくろの味 はや川 (27m)
(通町筋、市役所前、水道町 / 郷土料理(その他))
旬菜ダイニング笑らか (31m)
(通町筋、市役所前、水道町 / 居酒屋)
くうわ (32m)
(通町筋、市役所前、熊本城前 / 居酒屋)
じゃが屋。 (40m)
(通町筋、水道町、市役所前 / 野菜料理)
味処 お川 (42m)
(市役所前、通町筋、熊本城前 / 和食(その他))
沖縄料理 Si-Sa- かご町通り店 (43m)
(通町筋、水道町、市役所前 / 沖縄料理)
御馳走ざんまい 米乃家 (45m)
(通町筋、市役所前、熊本城前 / 居酒屋)
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http://m.tabelog.com/
両親とも揃って「先祖代々生れも育ちも熊本」という、実に濃厚なる「熊本産」の血を受け継ぐ当方。
その父方の親類の弔事に参列する為に、急遽一泊の「帰熊」(注:熊本出身者は「きゆう」と読む)の旅に赴いたのは、9月初めの先週土日のこと。
同じ熊本には、たまたま偶然、市内の某病院の跡取り息子に嫁いだ義妹(=妻の次妹)が居る。そういえば、ここ暫く会ってなかったなあ。
そう思ったものだから、土曜の羽田発の便を数本早め、その日の昼は、久し振りに訪れる先祖の地・熊本で、同じく久し振りに会う義妹と一緒に食べることにした。
数年ぶりに訪れる熊本。
空港リムジンバスを「通町筋」で降り、懐かしい「鶴屋デパート」前で待ち合わせた義妹と久し振りの再会を果たす。
その彼女が開口一番、「お義兄さん、お昼に何か食べたいものとかある?」と聞く。
それに応えて;
「別に何でもいいよ。Mちゃん(義妹の名前)が選んでくれるものなら、オレ何でも食べるから」
「だったらお義兄さん、“太平燕”(タイピーエン)って食べたことある?」
「おお、太平燕かあ。いや、実はまだないんだ。以前、コミック週刊誌“モーニング”の“クッキングパパ”に出ていたのを読んで、同じ熊本の血を引く一人として、いずれ一度は食べなくちゃとは思ってたんだけどね」
「あらそう?だったら、あそこに行きましょう!」
...と連れて来てくれたのが、ご当地・熊本じゃ知らぬ者は居ないと聞く中国料理の老舗、当店だったという次第。
目当ての「太平燕」単品でも良かったのだが、せっかく初めて訪れる店でもあるし、お腹も空いていたので、太平燕も含まれるランチセットのひとつ「円卓」(税込1,575円;2人前から)を2人前選ぶことにした。
これから運転手を務めてくれる義妹には悪いけど、ぼくだけ生ビールも一杯♪
んで、この「円卓」セットが、こりゃまあスゴイのなんの!
まず料理の品数が多いことにびっくり。
「鶏の唐揚げ」に始まり、目当ての「太平燕」から「酢豚」「エビチリ」と続き、〆の食事は「あんかけ焼きそば」。そして最後にデザート「杏仁豆腐」が付く。
しかも、これら料理それぞれ一品ごとのボリュームが生半じゃない。
ぼく自身の感覚じゃ、これら料理の単品どれかひと皿だけと、あとはご飯一杯と汁物ひとつでも付けば、それだけでもう十分「一食」分の食事になる。
それが、なんと5品も続くのだ!
それでもなんとかかんとか頑張って、普段食べる量の倍近くを食べたつもりだが、それでも結局食べきれず、最後の杏仁豆腐は不覚にもギブアップさせていただいたほど。
そのくらい、品数もボリュームも驚くほどたっぷりだ。
これで税込1,575円は絶対安い。
熊本の食いしん坊は、幸せ者だ。
おっと、そうそう。
生粋の熊本人を自任するクセに、今回が「お初」となったご当地名物「太平燕」。
さて、そのお味は如何に???
...結論から云えば、ごくごくフツウの「野菜たっぷり春雨スープ」ですな。
その意味では、正直、かなりのガッカリ感。
なーんだ、「太平燕」って、こんなもん?
別にちっとも、ことさら特筆するような驚きも発見もまったくナシ。
別にマズイとは思わないけど、特段「美味しい!」とも思わない。
ってゆーか、こりゃハッキリ云って、オレがまだちっちゃな頃、ことあるごとに我が家の食卓に登場した母手作りの春雨スープそのものじゃん。
...と、そう思った瞬間に、アタマの奥底で、ナニかのカギが「がちゃり!」と開きました。
あっ、そうか!
そーだったのか!!!...と。
そう。
つまりはワタクシ、この「太平燕」を食べるのは、先週末のその時が「初めて」では決して無かったのです。
揃って熊本生まれ&熊本育ちの両親は、それぞれ小さな頃から、郷土の名物「太平燕」をしっかり食べていた。
ふたりが結婚して熊本を離れても、両親夫婦の食卓に、母手作りの太平燕が長く途切れることは決してなかった。
そしてそれはもちろん、ぼくが生まれた後も止まることはなく、その後ぼくが独立して家を出るまでの二十数年間に亘り、母の手料理のひとつとして長年慣れ親しんで来た「おふくろの味」に他ならなかったのだ。
そう気が付いたとたん、食べながら、なんだか急に目頭が熱くなったのは、嘘でも冗談でもなんでもない。
そうだったのか。
だからこそ、このオレにとっては珍しくもなければ驚きもしない、単に食べ慣れた、でもどこか懐かしい味わいに感じられたというワケだ。
お母さん、ありがとう。
そして、それを気付かせてくれたMちゃんも、本当にありがとう。
もはや亡き父も一緒に味わうことはできないが、今度母を訪ねたら、「昔よく作ってくれたあの春雨スープ、また作ってくれよ」とねだってみることにしよう。
おっと、最後に。
肝心の当店への星勘定を忘れちゃイケマセン。
先述した怒涛のコスパには両手を挙げて降参だが、戴いた料理一品一品が印象に残るほど美味だったとは、正直云いかねる。
なので、当店の星は3つ半。