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'07/09/06
('07/08 訪問)
ナンシー・Chang! (250) さんの口コミ (女性・神奈川)
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| 店名 | 夢窓 |
|---|---|
| ジャンル | 懐石・会席料理 |
| TEL |
0466-34-8018 ※お問い合わせの際は「"食べログ"を見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
| 住所 | 神奈川県藤沢市辻堂神台2-13-13 |
| 営業時間 |
12:30-14:00 18:00-21:00 |
| 定休日 | 水曜日 |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 →予算分布を見る [夜] ¥10,000 ~¥14,999 | [昼] ¥5,000 ~¥5,999 |
| 用途 |
多くの方がおすすめする用途です。 →用途分布を見る 友人・同僚と | デート | 接待 |
| 初投稿者 |
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リンガーハット 藤沢辻堂店 (158m)
(辻堂 / ちゃんぽん)
かごの屋 藤沢辻堂店 (174m)
(辻堂 / しゃぶしゃぶ)
レストラン びすとろ (174m)
(辻堂 / 洋食)
フィーユ・ダンジュ (207m)
(辻堂 / ケーキ)
Cafe Ceol (211m)
(辻堂 / カフェ)
かまどか 辻堂店 (416m)
(辻堂 / 居酒屋)
牛角 辻堂店 (416m)
(辻堂 / 焼肉)
串焼赤松 (432m)
(辻堂 / レストラン(その他))
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なんとオフ会で利用。
ご一緒したのは、毎度お馴染みの食べ歩き仲間お2人、この日が初対面となるブロガー某氏、そして横浜山手のフレンチレストラン【E】からシェフをはじめとする4名のスタッフ。
レビュアとレストラン関係者が半々という少々変わった顔ぶれのお食事会となりました。
18:30にJR辻堂駅の改札に集合し、二手に分かれタクシーでGO!
数年後「湘南随一」のショッピングモールとなる予定の巨大な空き地(なんだか不思議な眺めだった)を抜けて、なんの変哲もない閑静な住宅地へと向うこと5分。
タクシーを降りると、コンクリート塀にうっかり見過ごしてしまいそうな木の看板が立てかけられています。
これがお店の存在を知らせる唯一の手掛かり。
矢印の先の小さな古民家がこの日の宴の舞台でした。
■雰囲気とサービス■
引き戸を開け、玄関で靴を脱いで店内へ。
料理人のご主人が奥様と2人で営む日本家屋を改装した店舗は、質素で凛とした佇まい。
派手な飾りは一切ありませんが、まさに日本古来の「侘び寂び」の空間です。
調度は勿論、料理を盛る器、さりげなく活けられた花にまで粋な演出が。
お料理に添えられていた葉っぱ、店内に飾られるお花などもご主人が山で採取したもの。
ダイニングから見える小さな庭にも季節を感じさせる工夫が凝らされています。
ご主人は厨房で料理に専念、給仕と接客は奥様が担当しますが、家庭的なホスピタリティに溢れたサービスがとても心地好いのです。
出てくる料理は高級料亭ばりですが、サービスには堅苦しさや気取りがなく、まるで知人の家でもてなされているように寛げます。
食材や調理法なども全てしっかり把握されて、フレンチのシェフからのやつぎばやの質問にも詰まることなくはきはきと答えていらっしゃいました。
■お料理とCP■
8人掛けのテーブルには、和紙の敷かれた薄い板の膳が人数分セッティングされ、上には白いクロス、銀の箸置きに置かれた箸、赤い漆塗りの小さな杯が乗っています。
この杯でいただく日本酒(いわゆるウェルカムドリンク)から「お任せ」の懐石コースがスタート。
とにかく料理人の遊び心、独創性に感動の連続。
日本料理の定石はキチンと踏んだ上で、食材の使い方や盛り付けに斬新さを感じました。
ゲストを驚かせたい、楽しませたいという作り手の心意気が伝わります。
ちなみに登場したお料理は以下の通り(画像も合わせてご参照下さい)。
・新里芋のすくい豆腐(トッピングは鮑!)、甘長唐辛子の湯葉詰め(乗っているのは蒸した雲丹!)
・茶豆と長芋の団子入りカサゴの澄まし汁
・造り(本鮪、平目、ダルマイカ)
・八寸
細切りの牛蒡を衣にした海老の揚げ物、生蛸ゲソ小松菜添え(ちょこんと乗っているのは梅肉)、湯むきトマトと若布、とうもろこしの炭火焼き(焼きもろこしはベーコンにくるんで。とうもろこしの葉で作った茶巾に入っています)、焼き蛤(大根おろしとポン酢でサッパリと)
・まながつおの炭火焼き、大豆の葛豆腐(白味噌がけ)、海苔寿司
・グジ(甘鯛)の新蓮根団子 焼き茄子添え
皮を剥いて香ばしく焼いた茄子は上品な甘さ、新蓮根の団子は甘鯛の身を餡にする贅沢さ。
・食事
路地みょうがの炊き込みご飯、香の物、赤出汁
小さなお釜で丁寧に炊き上げたご飯は、お茶碗に盛る前に炊き上がりを見せてもらえます。
さりげなく白身のお魚をほぐして入れてあり、これがまた美味い。
おかわりをすると、底のおこげが食べられるというお楽しみも。
香の物はきゅうりの浅漬けと葉唐辛子の佃煮、赤出汁の具はえのき茸。
・水菓子
鮮やかな赤が美しい果実はソルダム(すももの一種)。
湯剥きし、柔らかくなるまで甘く煮てあります。果汁で作ったジュレがけ。
・お茶
玉露風味の緑茶は冷やしてありました。
お酒は、乾杯のビールを含めると4種いただきました
セレクトは全て幹事の某氏にお任せしましたが、京都の軽い口当たりのものから、東北のしっかりした飲み口のものまで、メニューを順番にオーダーしたような…。
全て形の異なる猪口(ミニグラス)で。
最後の最後まで、舌も目も大満足の完璧なディナーでした。
これだけ独創的で手の込んだお料理とお酒をいただいて支払いは15,000円に満たないとは奇跡のようなCPです。
それなりに名の通った料亭なら軽く倍は取られると思います。
■知る人ぞ知る名店■
ご主人の向野正彦さんは、長年京都や神戸で茶事に携わってきた経歴の持ち主。
夢窓国師にちなんだ店名には、「窓のむこうには夢がある」という意味も込められているのだそうです。
まさに一歩店内へ足を踏み入れれば、夢にいざなう上質な時間(とお料理)が待っています。
季節の変わり目ごとに繰り返し訪れたいお店。