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| 店名 | 中国酒家 トアロード店 (チュウゴクシュカ) |
|---|---|
| ジャンル | 中華料理 |
| TEL | 078-391-5537 |
| 住所 | 兵庫県神戸市中央区北長狭通3-12-1 |
| 営業時間 | 12:00~14:00 16:30~21:00 |
| 定休日 | 火曜日 |
| 平均予算 |
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| 用途 |
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| 初投稿者 |
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そもそも大阪出身で551蓬莱か心斎橋の大成閣ぐらいしか知らなかった私にとって最初の神戸の中国料理店は、大学のゼミに参加していた神戸在住の台湾人講師がゼミの忘年会で連れていってくれた台湾料理の老舗蓬莱亭だった。何も知らず、きれいな店を予想していたのだが、行ってみると知らなければ一人で入ることもないような小さなビルの階段をまっすぐに3階まで上がったところ。ざっくばらんな雰囲気にも驚いたが、サークルの例会後の王将ぐらいしか知らなかった私には、中国野菜や鍋料理、その他、今まで食べてきた中国料理とは全く違う中国料理の美味しさに心底驚かされた。
そして思った。(神戸の)中国人は、店は必ずしも見映えのするものではないとしても、私が今まで食べていた中国料理とは全く異なった美味しいものを食べているのではないかと・・・・・・。
その後、大学時代から社会人時代にかけて、ガイドブック片手に、広東料理では杏花村、金宝酒家、友好食堂、紅宝石、燕京、小燕京、順徳、上海料理の愛園、新愛園、もちろん、別館牡丹園や民生、群愛と言ったメジャーな店も回った。
当時、流行っていた料理と言えば、何と言っても「レタス包み」。当時は、それこそ我先にレタスで包んでいたものだった。私にはあまりピンと来なかったが・・・・・・。
また、店で言えば、紅宝石あたりが、名店として取り上げられていた。バブル華やかなりし、80年代終わり頃の話だ。
その後、一時期、東京で仕事をしていたが、関西に帰る度に神戸で中国料理を食べていた。
さて、90年代、西宮に住んでいた時期が一番、中国料理を食べた時代かもしれない。
予算的なローエンドは丸玉、そして、「プランタン神戸」の上にあった群愛賓館やここと同様トアウェストにあった粤(ゆえ)菜館あたりがハイエンドとなった。群愛賓館では、「福建式炒飯」、「酔蝦」、「鯛の刺身」といった料理を知ったし、「マングローブ蟹の葱生姜」や「蟹春雨」、「蒸し魚」などの美味しさを知ったのが粤菜館であった。群愛賓館は、今の老香港酒家同様、よそゆきの洗練された料理であったのに対して、粤菜館は垢抜けてはいないもののとんでもなく美味しい料理を出した。「葱生姜」を初めて食べた時には衝撃を受けたものだった。
そして、時代の流れとともに群愛賓館も粤菜館もなくなり、その後に行くようになったのが、ここ、中国酒家である。
この店の最大の特徴は、海鮮を中心にきちんとトレンドを押さえた料理がわりとリーズナブルに食べられる点にある。
ホームページのコース料理の紹介をご覧いただいたら理解いただけると思うが、「鯛の刺身」、「ミル貝」、「蟹と春雨の鍋料理」、「伊勢エビの葱生姜」といった料理を中心に構成される。「冷菜の盛り合わせ」なんて、誰が何を食べたくて頼むのかよく分からない料理は出さないし、「神戸牛ステーキ」なんて、その食べ方が一番美味しいのかというような料理も出さない。
さて、画像にあるのは、一番安い5000円のコースだ。内容は、
鯛の広東風姿造り
ミル貝の広東風蒸し
海鮮炒め
コーンスープ
蟹と春雨の鍋料理
エビのチリソース
広東風焼きそば
タピオカココナッツミルク
である。
特に、「お造り」、「ミル貝」あたりは量的にやや物足りなく感じるが、最後まで食べるとちょうどお腹いっぱいになる。当然、何かメニューを抜いて、「お造り」、「ミル貝」を増やしてくれと思うが、「コーンスープ」なんてどう見てもどうでもよさそうな料理が案外美味しかったりする。まぁ、個人的にこの中であえて「なくてもいいや」という料理を挙げるとすると「エビチリ」ぐらいだろうか。いや、別に特別に美味しくなかったというのではなく、「エビチリ」自体を美味しいと思ったことがないというだけなのだが・・・・・・。
実際のところ、数年前から、京都に住んでいて、新規開拓もままならない状態であり、最近の店で言えば、上海外灘や麒麟あたりに、注目してはいるが、昼は食べては見たものの、いろいろなレビューを見ても特別に惹かれるオリジナルな料理も見あたらないないこともあって、夜を食べるところまでは行っていない。したがって、他の方よりも情報的には古いかもしれないが、前レビュアーのよぴのすけさんも書いておられるように、マダムもマスター(多分)もとても親切だし、神戸の中国料理を試してみたいと思っておられるのなら、一番安心して食べていただける店の一つではないかと思う。
(2007/8/25登録)