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せいろ (\700)
もりぞば (\700)
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| 店名 | 達磨 雪花山房 (だるま せっかさんぼう) |
|---|---|
| ジャンル | そば |
| TEL | 0826-83-1116 |
| 住所 | 広島県山県郡北広島町長笹636-1 |
| 営業時間 | |
| 定休日 | 月曜~金曜・不定休 |
| ホームページ | http://9638.net/daruma/ |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 →予算分布を見る [夜] ¥1,000 ~¥1,999 | [昼] ¥1,000 ~¥1,999 |
| 用途 |
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| 初投稿者 |
|
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山の中にはあると聞いていたが・・・途中、ちょっと不安になるほどの遠い道のり。
広島市内のうまいもん好きでも以外と未訪問者が多いという話がうなずける。
雪はどんどん深くなり、しかもチラチラと舞ってきた・・・タイヤ大丈夫か?
店に到着する頃には広島とは思えないほどの積雪。
雪花山房・・・って、ほんとだ。
11時前に到着したが、早めに入店するのをお許しいただき(他に客はおらず)
せいろを2つオーダー。
名人の蕎麦を語るなどおこがましいにも程があるが、
そのあまりに素晴らしい蕎麦を拙い文章で綴ってみますか。
せいろ1人前は結構なヴォリューム・・・で¥800。
さすが名人、どこぞの名店のようなケチケチしたことしないんだな。
蕎麦は細く、ほんのわずかに不揃いのものが混じるのみで全てきっちり太さが揃っている。
透明感のほとんどないわずかに緑がかった麺は角がキリっと立ち、シャンとしている。
手繰ると、その長い蕎麦のしなり具合からただの硬いだけの蕎麦ではないことがわかる。
最初に、何もつけず蕎麦のみを。
口に入れると、まず鮮烈なきりっと冷たいきれいな水の味がする。
麺のコシは強いが、単なる硬いだけの麺ではなく、心地よい弾力がある。
そう、本当にコシの強い麺とはこういうものだ。
表面はつるっと平滑でざらつきは一切なく、実にのどごし爽やか。
野暮ったくない、実に上品な蕎麦の香りが鼻腔内をふわっと満たす。
ああ・・・いい蕎麦だ♪
蕎麦つゆは鰹節の香りの高い、やや甘めのもの。
蕎麦があまりにおいしかったので、2枚頼んだせいろのほとんどをつゆなしでいただいた。
それほど旨い蕎麦であった。
塩で食べたら絶対うまいに違いない!
蕎麦にはほのかな甘みがあり、山葵と食すと、その辛味で蕎麦の甘みが一層引き立つ。
辛味大根は辛味が足りず、蕎麦の甘みを引き出すにはちょいと役不足でこれは残念。
個人的な好みを言わせていただけば、
この蕎麦を福井のけんぞうの辛味大根汁のつゆで食べたら最高に甘いだろうと思う。
あと、ちょっと”あれ?”と思ったのが、少しくっついている麺があったこと。
お弟子さん、気をつけて!
そんなに蕎麦を食べ歩いているわけではないが、
私が食べた中では間違いなく、断トツで、最も素晴らしい蕎麦!
個人的に考えるいい蕎麦が満たすべき条件全てを完璧に揃えてます。
見事!
【余談】*************************************
今回、この素晴らしい蕎麦を食べてちょっと思ったことがある。
蕎麦好きの方には受け入れがたい超個人的な話なので、聞き流すか、読まないでください。
歴史的には最初の頃、蕎麦は大根おろし汁で食べていたそうだ。
まあその頃の大根っつったらみんな辛いだろうから=辛味大混汁だろう。
これは蕎麦の持つ自然な甘みを引き立て、香りを邪魔せず、入手が容易だったためだろう。
その後、どのような変遷を経たのかは知らないが、今のような蕎麦つゆが登場したわけだ。
そこで思うのだが、たぶん、現在のような蕎麦つゆが完成した頃って、
蕎麦粉の質も、打つ技術も、今とは全然違っていたのではないかと思う。
今のような・・・例えばこの店のようなおいしい蕎麦はなかっただろう。
もしかしたら、最初のうちは庶民に手の届かなかった調味料である醤油、その後の味醂、
などが登場するたびに、それらを庶民が楽しむためのものとして発展した可能性もある。
蕎麦を楽しむためではなく、つゆの味を楽しむのに蕎麦を使ってた可能性もある???
んで、何が言いたいのかと言うと、伝統的な昔の蕎麦つゆって、
ここまで進化した蕎麦を食べるのに、今のつゆが本当に合っている?ということ。
どうしても蕎麦の香り・甘みを邪魔してしまっているとしか思えない。
実際、こちらで蕎麦を食べていて、その蕎麦をつゆにつける意味が全く見いだせなかった。
純粋に蕎麦を楽しむという意味において。
やっぱり、旨い蕎麦には塩か辛味大根汁かなあ。
もちろん、”蕎麦屋”に求めるものは人それぞれ、蕎麦以外に求めるものも多い。
あくまでも”蕎麦”という麺だけを考えたときの話です。