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| 店名 | スタンドバー 西岡 (スタンドバーニシオカ) |
|---|---|
| ジャンル | バー、立ち飲み居酒屋・バー |
| TEL |
092-291-3212 |
| 住所 | 福岡県福岡市博多区中洲2-7-9 植田ビル 2F |
| 営業時間 | 19:00~翌2:00 |
| 定休日 | 日曜・祝日 |
| 設備・サービス | 夜10時以降入店可 |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 →予算分布を見る [夜] ¥6,000 ~¥7,999 |
| 用途 |
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| 初投稿者 |
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でも、ここ博多・中洲にもやっぱりあったんだ、「こんな」店が。
...そう。
店名の前には、大書して「奇術の店」と。
つまり当店、あの名古屋の「ふしぎ」と同様、バーのカウンターで超プロ級のマジックを見せてくれる、イワユル「Magic Bar」なのだ。
その「ふしぎ」との出逢いと同様、ここ当店も、「面白い店を紹介するよ」とぼくら東京から遠来のヨソ者数名を連れて来てくれたのは、地元・中洲に詳しい福岡オフィスの同僚の一人。
中洲じゃ知る人ぞ知る人気の店だって点も、あの「ふしぎ」と全く同じだ。
しかも面白いことに、店に入るや「その手の店」だと解って思わず「ありゃ、あの名古屋の“ふしぎ”とおんなじだぁ」と驚きの声を漏らしたぼくに、ちょうど目の前でマジック「実演中」だったお店の人が、またちょっと驚いた笑顔で「あれぇお客さん、あの名古屋の“ふしぎ”さんをご存知なの?あそこのマスターもウマイよねぇ」と応えてくれた。
聞けばどうやら、この手のマジック・バー、全国に結構あるみたい。
しかもその多くは、お互いによく知ってる仲間同士だとか。
なるほど確かに考えてみれば、奇術一本じゃさすがに「本物のプロ」にゃなれない(あるいはなりたくない)プロ級のマジシャンにとっては、こんなお店が持てればまさに一石二鳥。
客にも喜ばれるし、まさに趣味と実益を兼ねた理想の「天職」たり得るのだから。
同好の士、しかも同業者同士となれば、当店と「ふしぎ」のように、そんなお店同士が仲間付き合いしてるのも、ある意味じゃ当然だ。
さてそんな当店、一直線のバー・カウンター沿いに20人分ほどの座席を並べただけの細長くシンプルな構造だが、たとえ自慢のマジックがなくとも、どうして「お洒落で真っ当なShot Bar」としても十分通用する。
そのカウンター内には、男女計4名のスタッフ。
中でも最年長格のおばさんが、当店の「当主」たる西岡夫人。
元はと云えば当店、稀代のマジシャンでもあった彼女の夫が始めた店なのだ。
その夫に代わって店を継いだ夫人を助け、今の店を背負っているのが、その西岡ご夫妻のご子息である兄弟2人に甥っ子1人を加えた男性3名。
云わば「西岡一族奇術団」である。
彼ら3名のマジシャン全員がほぼ常に店内に出揃い、長いカウンターに並ぶ左右の客に対し入れ替わり立ち代わり、目の前で三者三様の様々なテーブルマジックの妙技を披露してくれるわけだ。
さてその肝心のマジックだが、後々に訪れる方の愉しみを奪うような無粋なことはしたくないので、敢えて此処では多言しない。
ただ一言だけ;
3人ともスゴイ!
間違いなくプロ級。いや、ヘタなプロ以上と云っても良い。
事実、3人のうちのひとり(甥っ子)は、その長髪をポニーテールに束ねた愛嬌ある風貌と語り口(生前のひと頃の故・中島らも氏にそっくり)とは裏腹に、なななんと、今から7-8年前にフランスで開かれた「世界マジック選手権」(てなものがホントにあるのそうだ)でみごと世界チャンピオンに輝いたと云う、伝説級の超凄腕なのだ。
その彼ら3人が次々に繰り出す技は、まさに三者三様。
驚愕の連続。
息を呑む名人芸。
全く飽きさせない。
タネも仕掛けもあることは頭じゃ十分わかっちゃいるのだが、んなこと忘れてすっかりコロリと騙される快感と陶酔にどっぷり浸れること、請合いである。
...以上からも十分ご想像頂ける通り、当店の人気がまた半端じゃない。
後から後から客が来る。
少なくとも、ぼくらが店にいる2時間余りの間、常に満席のお店に後から後から訪れる不運な客たちは「すみませんねぇ、満席です」と追い返されるばかり。
カウンターに空席のあったことなど一度もなし。
初めてぼくらを連れて来てくれた同僚はかなりの常連らしく(仕事上の接待なんかにも当店をよく利用するらしい)、その夜は予めぼくら人数分の席を上手に確保しておいてくれたようだが、普通は当日の予約は難しいほどの人気ぶりらしい。
...しかし、一訪の価値はある。絶対に。
興味のある方は、機会があれば是非どうぞ。