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| 店名 | さい賀 (サイガ) |
|---|---|
| ジャンル | ダイニングバー、郷土料理(その他) |
| TEL | 018-862-2729 |
| 住所 | 秋田県秋田市大町4-1-16 1F |
| 営業時間 | 11:30~14:00 17:00~22:00 |
| 定休日 | 日曜日 |
| 設備・サービス | ランチ営業 |
| ホームページ | http://www.kamesei.com |
| その他リンク |
ぐるなび |
| 平均予算 |
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鮨T福へタクシーで久し振りに伺ったが定休日だった。
同門の鮨店 鮨A田、鮨T兵衛の二軒にも電話を入れてみたが
一門の店は定休日まで合わせている様で全く電話が繋がらず…。
外は粉雪が舞いとても肌寒かった…。
おめあての寿司店が三軒とも休みとなると一体何を食べようか?
外は兎に角、寒いし体の心から冷えてきた。
早いところ店を決めて暖をとりたいものである。
寒い=鍋物。秋田の鍋物と云えばきりたんぽ鍋となる。
当初の予定を変更しきりたんぽ鍋で一杯やることに変更…。
川反にある老舗料亭のH乃家に立ち寄ったが以前は予約なしでも
別館での食事はできたのだが現在は完全予約制に変わってしまった
そうで予約なしでの一見客の食事はできず…。
折角、訪れた冬の秋田。
何が何でもきりたんぽ鍋が食べたくなってきた。
有名割烹から100㍍程進んだ処に一軒の割烹料理店があった。
入口にはきりたんぽ鍋、塩魚汁鍋のメニューが置かれていた。
この割烹料理店は十年も前の話だが何度か伺った事のある店である。
入口を入り予約なしで一人でもきりたんぽ鍋を戴くことが
できるものなのか先ずは訊いてみた。
仲居さんは実に丁寧な応対で、どうぞゞ…と笑顔で迎えてくれた。
店奥の川面に面したカウンター席に通された。
注文はきりたんぽ鍋と瓶ビール一本。
ビールとグラスとともに、つきだしの秋田名物のいぶりがっこと
胡瓜の漬物が席に運ばれてきた。
一杯目のビールは仲居さんがグラスに注いでくれた。
次に固形燃料付きの一人鍋用の鍋台が目の前に置かれた。
直ぐに、ご準備しますので少しお待ち下さい…。
舞い散る雪を眺めながらの一人鍋もなかなか乙なもの…。
しばらくしてきりたんぽの鍋が運ばれてきて燐寸で点火。
いぶりがっことは燻った雅香が語源と訊いた事がある。
雅香は雅の香の物と云う意味なのだろうが燻りの文字通りに
スモーキーで歯触りの良い漬物である。
鍋の出来上がりまで、この漬物をあてにビールを一杯、二杯…。
きりたんぽ鍋は仲居さんが取り仕切り鍋の出来上がり給仕まで、
なにからなにまで世話をしてくれた。
蓋を開けてみると直径4㌢強のきりたんぽが四切れ、ど~んと鎮座。
その脇には鶏もつのきんかんや舞茸、白葱、芹、牛蒡、白滝。
鶏もつの使われたきりたんぽ鍋はちょっと珍しいかも…。
きりたんぽ四切れで大凡、茶碗に軽めに二杯分のご飯が使われている。
二~三度、鍋の蓋を開けては具材を箸でひっくり返す仲居さん。
はい。お待たせしました。そろそろ出来上がりますよ。と云って
出汁つゆだけを漆器の椀に入れ手渡してくれた。
お出汁を味わってみて下さい。
う~ん。結構、良い出汁がでてますねぇ~。
他の店は比内地鶏の肉だけを使ってますが肉の他に鶏もつも
加えた方が断然に味は良いんですよ~。
確かにゞ…。とても滋味深い味の出汁がでていた。
きりたんぽのもちもち感と芹のシャキシャキ感の相性は
とても良いですねぇ~。出汁が程良く滲みた白葱も美味。
鶏肉に比べ鶏もつの量が多めで、きんかんの印象が強い鍋だった。
鍋に合わせて冷酒を一合。
銘柄は仲居さんの薦めで地酒の刈穂の純米酒の限定生酒。
キレのある辛口の酒で確かに鍋に良く合います。
きりたんぽ鍋は一人前で漆器の椀に丁度、二杯分。
旨いきりたんぽ鍋と酒と仲居さんのもてなしで、すっかり
冷えた体も温まり至福のひとときを過ごさせて戴いた。
この店は創業明治二十年と云う老舗割烹かめ清の姉妹店。
共用の入口を入り直ぐ右手の引き戸はさい賀の店内に続く。
左手の階段は割烹かめ清へ続く階段となっている。
店内は正面にカウンター席×十席、左手前にテーブル席×三卓、
右奥手には小上がり席が設けられていた。
この店では何と云ってもカウンター席をお薦めしたい。
秋田市内中心部を静かに流れる旭川を臨みながらの食事は趣がある。
昼の雰囲気も良いが夜は川面がライトアップされると云うから、
さぞや幻想的な雰囲気を醸し出すことだろう…。
機会があれば次回は夜にカウンター席で料理を戴いてみたい。