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| 店名 | そばきり長助 (角館地そばの店 手打ち そばきり長助) |
|---|---|
| ジャンル | そば |
| TEL |
0187-55-1722 ※お問い合わせの際は「"食べログ"を見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
| 住所 | 秋田県仙北市角館町小人町28-5 |
| 営業時間 | 11:00~15:00 |
| 定休日 | 火曜日 |
| 席数 |
32席 |
| 駐車場 | 有 |
| 設備・サービス | ランチ営業、日曜営業 |
| 備考 | |
| 平均予算 |
最も多くの方が実際に使った金額です。 →予算分布を見る [夜] ¥1,000 ~¥1,999 | [昼] ~¥999 |
| 用途 |
多くの方がおすすめする用途です。 →用途分布を見る 友人・同僚と | 家族・子供と | 一人で |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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武家屋敷の街並みの外れに自らを農家の蕎麦屋と称する
一軒の蕎麦屋がある。店の名はそばきり長助。
店主の鈴木秀夫氏は農業の傍ら蕎麦屋を営まれている。
あくまでも農業が生計の主故に農繁期には臨時休業となる
一風変わった蕎麦屋である…。
民家の様な玄関口の右手前には大きな石臼が置かれ自家生産
された蕎麦の実を自家製粉。挽きたて打ちたて茹でたての
三たての蕎麦を供して戴ける…。
この日は食べ歩きの友と二人で伺った。
友は先週も、この店を訪れて蕎麦を食べている…。
その感想を尋ねたのだが余計な先入観を与えたくないとの
配慮で何も教えて戴けなかった。そして昨日、私に付き
合っての再訪となった。
先ずは上酒を二合お願いし唯一の酒肴、日替わりの
おつまみ150円なる物と海老天ぷら370円を戴いた。
この日の日替わりの酒肴は海老とグリーンアスパラを
茹でたものにたらこソースが掛けられた一品。
薄味仕立でプリッとした海老の食感と自家製産された新鮮な
歯触りの良いアスパラガスが上手くまとめられていた。
海老天ぷらは熱々の揚げたて…。
15㌢程の大きさの海老が二尾。
衣は薄めにつけられ軽めに上手く揚げられた海老天を
抹茶塩であっさりと戴いた。
天種の海老には絶妙な火の通し具合で身はプリプリとした
弾力もあり且つ適度に柔らかく甘みがある海老だった。
上酒を半分程、呑み終え〆に戴く蕎麦を戴いた。
蕎麦は十割の田舎そばが二種類と二八の蕎麦が
一種類品書きに載せられていた。
迷わず二種類の十割そばを一度に味わえる二色もりそば
を注文し残りの酒を戴きながら待つ事、十分程。
角館特産の桜皮細工で造られた特注の板状の器に盛付られた
二種類の蕎麦が席に運ばれて来た…。
二種類の十割の田舎蕎麦は挽きぐるみの野趣溢れる力強い
黒めの蕎麦と丸抜き挽きぐるみのやや白っぽい蕎麦だった。
蕎麦だけを手繰り口に含むと殻ごと煎り込んだ挽きぐるみの
黒蕎麦は濃厚な蕎麦の香りが味わえ、殻を剥き丸抜きされた
挽きぐるみの白蕎麦は口の中にほのかな甘味があり蕎麦の
香りが鼻腔を抜けていく上質の蕎麦だった。
この日は外は晴天、店内のエアコンの所為も影響している
のだろうが、みずみずしい蕎麦と云うよりは表面がやや
渇き気味に感じられたが蕎麦のコシはかなり強い。
噛む程に蕎麦の味が口中に広がった…。
つゆの味は出汁感控えめの、やや淡白と感じるつゆだったが
十割蕎麦自体が力強い故に、そう感じたのかもしれない…。
頃合良く白濁の蕎麦湯が席に運ばれて来た。
口直しの蕎麦餅とともに戴いた。
店内は角館特産の桜皮細工で造られた立派なテーブル席
が広めの間隔をとられ四卓と店奥に座敷席がある様だ。
饂飩文化の根強い秋田の角館町で、また一軒の美味しい
蕎麦屋とめぐり合う事ができた。
同行戴いたS氏にも感謝。